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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:ケン009
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7部 中学生編
2章 ディベート大会
  大使館での決着

 俺たちは風都に入り、エルシード大使館に向かう最後の坂にかかろうとしたときに電話がかかってきた。
俺はそれを取り、情報を得た。

「ありがとうございます」

 電話を切った直後にメールも来た。
少し止まりそれを見た時にこの事件の全貌を知った。

「みんな大使館に入るのストップ」

「はぁはぁなぜよ綾」

「最新情報、黒幕ここのギザ大使だって」

「助けてもらおうとしている場所が黒幕ってどないすればいいんや」

「びっくりだよね、しかも大使館に警察と学園長も来てるって」

「なら良いんじゃない、そのまま行っても、逃げる方が不利になるわ。
それに行きなり暗殺っていう件はなくなりそうだし」

 アリサはそういい、セシエラの顔を見た
自国の大使が黒幕と聞き心中穏やかじゃないみたいだ。

「これから大使館に行くけど大丈夫」

「えぇ本当にそうなのか私自身の目で見てみたいわ」

 着いた瞬間
周囲に警官が多数と門の向こうに学園長とギザ大使がそこにいたので
俺たちは何事もなかったかのように大使館の敷地に入った。

『無事で何よりですセシエラ王女』

 ギザ大使が近づく瞬間俺たちは彼女の前に立ち塞いだ。


「みなさん何をしているのですか?王女をこちらに連れてきてください」

「それは出来ません」

 アリサが毅然とした姿勢で答えると

「皆さんは護衛をまいてホテルから抜け出し、危険な目に遭わせて後ろめたくないのですか?」

「王女の要望と安全を考えたらこのようになりました」

「本当にですか?王女という珍しいからそのような行動に出たとはりませんか?アリサさんは公私混同をしないと信頼をしていたので今回お願いをしたわけなのですか、
エルシード王国の王女を危険にさらしたとあっては両国の関係にヒビが入る可能性もあります。
そうなったらどのような責任がとれるというのですか?
ですので私のいう事を聞いてください」

 いくら頭が良いといってもまだ14才の少女責任と言われても困ってしまうのは仕方がなかった。

「仕方ないんですよ、学園長」

「南條さんも一緒にいながら」

「私の話を聞いてから考えてください」

「ですが・・・」

「大使セシエラ王女を出迎えることはあなたには無理なんですよ」

「何をいう一般人が、何故だ?」

「証拠をお出ししましょう」

 俺はスマホのアプリをインした瞬間
集まっていた人たちから沢山の着信音が鳴った。
大使は不振に思いスマホを見たら見覚えのないメールを受信していた。
そこには大使がセシエラのスマホの位置情報を何度も照会して取得していた記録だった。

「今送ったメール見てもらうと分かるんだど、王女の位置を調べてしかも隠れてね、そして私達今日3回教われているのよね」

 おやっさん本当助かります。

「いつのまに・・・」

「それに次のファイルを見てもらえばわかりますが大使の口座から数万ドルのお金が振り込まれています
これって暗殺者の報酬かしら」

「確かに私は王女のスマホに仕掛けをしましたがだが、それは王女を守るためです。
王女はやはりまだ年齢が若くすぐに行方をくらませるので何かあったらいけないと思いやりました。
王女に知らせなかったのは謝りますが、それは証拠になりません」

 筋はあってるよね
実際にアリサから王女は護衛を巻くことをしていたらしいし

《ティア先程のスマホって解除できる》

《綾様それはもちろんです。解除しときました。》

《さすが、仕事が早い。ありがとう》

「反対にあなた達は王女をつれ回した罪があります」


 早くコンボ茶番を終わらせたくなってきた。
おれはもう一度違うスマホから電話をかけ直した。
着信音は大使の胸ポケットにあるスマホからだ

「電話なっていますがいいのですか?」

後ろからこそこそと声が聞こえる

「アリサちゃんよく私を狸っていうけれどどう思う」

「それをいうならば私はたまに狐って言われるわ」

「「一番の腹黒いのはやっぱり綾よね」」

 おれはその言葉を無視をしてもう一度掛けなおすと
また大使のスマホから着信音が鳴った。

「なにかさっき言ってましたが、私とお話をいたしましょう」

「アリサちゃん、はやてちゃん腹黒いんじゃないよ」


 良し言ってやれすずか味方はすずかだけだ

「ただどSなんだってば」

 俺はすこしずっこけそうになったが
なのはとフェイトを見ると推理ドラマの中の人っていう感じで集中してみているみたいだった。
まだ中学生なんだから、みんなこの2人みたいに純粋無垢でいてほしい。

「くそっ」

大使の顔は今までの上品な顔が崩れて憎しみの顔をもって銃を抜いた瞬間
俺は大使に向かって最大級の殺気をぶつけた。
俺は素早く懐に入り蹴りあげて銃をふきとばした。

「全く銃まで持ち出して、日本では裁けないけれど自国の法で裁かれるといいわ」

俺は後ろを振り向いた。
はっと我に返った職員はギザ大使を拘束した。

「なぜ私を殺そうとしたの?」

「お前が平和を訴えるからだ」

 セシエラは何をいっているのこの人って顔を見ていた。

「なぜ平和を訴えることで狙われるかわからないのだけど」

ふつうはそうだよね
俺は知っているし

「王女も知っているように我が国は紛争へ武力介入するかどうか世論を二分している。俺が外交官として武力介入するようにして利益を誘導しているのに」

「なんですって、母の国をこれ以上戦火にさらす気なの?」

「だからお前が綺麗事をいうのが邪魔なんだよ」

ギザはセシエラの顔に唾をはいた。

「邪魔?」

「すごく邪魔だお前は人気がある。そんなお前が平和を訴えるのは邪魔だ・・・」

俺 はそれ以上聞く気がなかったのでギザを思いっきり蹴りあげたら気絶をした。

「そんな国のブラックな話X指定ですので、まだ年場もいかない中学生が沢山いますのでけり倒します」

 後ろにいる学友たちが蹴り倒した後で言っても・・・顔で見ているが知った事じゃない。

「私の声がどれほどの力を持っていたか知ったわ」

 自分の力がどれ程あるのか知ったセシエラは恐怖を覚えつつ、胸の奥底から沸き上がる自信を手に入れた。 
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