サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜

そしてサトシ達はジロウの元へ寄った後
サイドンロボで地中を進み
無人発電所に到着した。



無人発電所にて〜




サトシ：「正面に警備員が3人、、。
あの人（謎の女性）が言った通りだ」


サトシ達は離れた所で双眼鏡を使い
無人発電所を観察していた。


ヒカリ：「正面から入るのは難しそうね」



サトシ：「建物の中を確認しないと
当日に作戦を実行するのは無理だっ」




ヒロシ：「、、、」


ピッ（赤外線眼鏡）


ヒロシは赤外線眼鏡を使い
無人発電所内部の動きを確認した。


サトシ：「ヒロシ、、その眼鏡は？」



ヒロシ：「あぁ、、サトシ達に見せるのは
初めてだったかな？赤外線眼鏡だよっ。
カツラさんが作ってくれたんだっ。
これで内部の人の動きがわかるんだっ」



サトシ：「へぇーっ！便利だな！」




ガサガサッ（バックを漁るタケシ）




ヒカリ：「タケシ、何してるの？」


サトシ達の影に隠れ、タケシは
大きなバックを漁り何かを取り出していた。



サトシ：「そう言えばタケシっ。
さっきジロウから何を受け取ったんだ？」




タケシ：「え？、、あぁ、これさっ」



スッ（拳銃）



タケシは笑顔で拳銃を取り出した。



ヒロシ：「！！」




サトシ：「あー、、拳銃かっ、、、」


ヒカリ：「拳銃ねっ、、、」




サトシ：「わっ！」
ヒカリ：「えぇー！！」


サトシとヒカリはタケシから離れた。



タケシ：「大丈夫だっ。これ、全部
麻酔銃に改造してるから」


ヒロシ：「ドグロック55、テッポウオマグナム、
ジグザグマM29、、」


サトシ（ヒロシ、、分かるのか）



タケシ：「使う使わないは別として、
一応持っておいた方がいいっ。捕まったら
一巻の終わりだからな」



ヒカリ：「そんな事言っても、さすがに
銃はまずいわよ！」


サトシ：「ヒロシっ、エレクの
”ひかりのかべ”を使って入れないか？」



ヒロシ：「そうだねっ、、エレクッ！」



ポーンッ（モンスターボール）



エレク：「ビリッ」


ヒロシはエレクを取り出した。



しかし、この日のエレクは
普段とは様子が違っていた。


パチパチッ



ヒロシ：「エレク？」



サトシ：「エレク、体に電気が走ってるぞ？」




エレクの体には電気が走っており、
今にでも技が繰り出されそうな様子だった。