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学校物語

作者:Daimon
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1時間目

1時間目は、国語だった。けいたは、国語が大嫌いだ。漢字だ。漢字なら、平気だ。
「最初のかんじは『百』です。書き順は、まず、1番上の棒を書きます。つぎに『ノ』みたいなのを書きます。つぎに左の縦棒を引きます。そして、鍵かっこみたいにカックンと書きます。そして、なかの棒を書きます。最後に、一番下の棒を書きます。これで、『百』の完成です」
なぜだ。なぜ、こんな説明の仕方をするのか。百なんて、幼稚園で習ったわい。だって、けいたは良い幼稚園に入園したからだ。中学生の漢字だって何個か読める。あっ、まだ書いていないんだ。早く書かなきゃ。
「次の漢字は、『千』です。書き順は、まず『ノ』みたいなのを書きます。次に真ん中の横線を書きます。最後に、縦線を書きます。これで『千』の完成です」
い~ちに~さ~んと。かけた。ハイ先生かけました。今日は数字の漢字をやるんだな。だから、この後は、一~十までかな。全部は、習わないか。
「次の漢字は、『一』です。横線を一本書けば完成です」
こんなん簡単じゃないか。習わなくてもいいじゃん。横線書くだけだもん。
「漢字は終わりです」
え~。
「今日は、初めての国語です。表紙を開いてください。では、ここに書いてあることを読んでください」
「ひろがる青空、お日様とごあいさつ、ひろがることば、わたしたちなかよし」
「では、目次を開いてください。1年生では、これらを習います」
わ~少ない。これしか習わないの~。お姉ちゃんが20こくらいならうって言ってた。今日は目次見るだけ。良~かった。
「それでは授業を終わりにします。5分休みです」
トイレか~初めてのおつかい、訳して初めての学校のトイレ。うわ~ここのトイレよくお化けがでるんだって。ま~けいたはおばけなんてないさって思っているし。とっ、その時、
「きゃ~助けて。お化け~」
これは、ゆうきの声だ。そしてけいたはビビった。けいたがトイレに入って行くと、でっかい怪物がいた。ゆうきは気絶している。ゆうきを保健室まで連れて行った。をけいたがコンパスの針を投げた。しかし、どうゆうことだ。びくともしない。しかも違う人が怪物に刺したところが痛くなった。なんだ。このトイレどうゆうことだ。怖いぞ。すると、
コツンコツンコツンコツンコツンコツン何の音だ。鉄らしい。後ろには、鉄がある。しかし、誰もいない。そんなことは、どうでもいい。はやくあいつを倒さなきゃ。けいたは、給食室に行き訳を話し、フライパンを借りてきた。おんぼろだ。ちょうど捨てようと思ったんだって。けいたは、フライパンを投げた頭に命中!けいたは喜んだ。喜んでいる暇はない。また、違う人が痛くなった。怪物に呪われているんだ。はやく倒さなければ。その人は、強い。だから、平気だ。どんどん怪物に投げてよいと言われた。けいたは、離れれば呪いは消えるんじゃないかなあ。そして、その人を校庭まで連れて行った。テストで怪物を殴ってみた。痛くないらしい。呪いは消えた。でも、また、近寄ると、また呪われるから、そこにいてといった。校長先生が来た。火で燃やした。燃えたのか・・・ 
 

 
後書き
つづく 
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