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学校物語

作者:Daimon
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入学式

 
前書き
けいたとゆらが入学する。 

 
 入学式、それは誰もが緊張する日だ。だから、けいたも緊張した。しかし、ゆらは緊張しなかった。
 最初に、校長先生のお話だった。
「皆さん、入学おめでとうございます。今年から、あなたたちは、1年生です。上級生の皆さんと、楽しく 学校生活を送ってください。そりゃあわからないこともあると思うけど、上級生が教えてくれるので安心 してください」
 次に、2年生の校歌だった。あまりにも下手だ。2年のくせにまだ、校歌を覚えていないやつがいる。必ずいるんだ。2年には、幼いころから友達の人がいる。ゆうきだ。ゆうきは、上手かった。たぶんこの1年生たちは、校歌が上手いだろう。なぜわかるのか?けいたは、今ここにいる人は、何人か知っているのだ。同じ幼稚園だったからだ。
 おっ、話している間に、入学式が終わってしまった。これから、クラス分けをするのだ。けいたは2組だ。ゆらは1組だった。兄弟別々とはどうゆうことだ!おれは、姉と一緒のクラスになれるといいねと言って神様にお願いしたんだぞ!なぜだ。なぜだ。すると、ひらめいた。兄弟、名字が一緒だから、わからなくなっちまうんだ。席はどこだ、番号順か。佐藤けいた、だから13~17くらいかな。ゆらは、15~19くらいかな。けいたは、15番だ。席は、一番後ろの、4の川だった。しかし、不思議なことやら、1年生は「号車」と数えるのだ。隣の席は、親友の、林太一だ。うれしい。目の前には、引き出しが置いてあった。その中には、1年用の黄色い帽子、教科書、ノートなどが入っていた。そうそう、忘れては、いけないのが、名札だ。名札がなくちゃ、ダメだ。先生は女の先生だ。この学校には、女の先生が多いらしい。先生の名前は、木村葵だ。けいたが想像するのは、林の中に木が一本立ってて、葵ちゃんが、その村に行くって感じだ。
 先生の話長~い。                                                   
 

 
後書き
                   つづく 
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