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ハイスクールD×D 覚醒のAGITΩ

作者:天の道
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第三章:月光校庭のエクスカリバーとトリニティ
  ΩⅩ:真実とトリニティ

 
前書き
最近新しい小説を書こうと思っているのですが、どうでしょう? 

 
木場がエクスカリバーとの因縁に決着が付い手静寂が訪れて数分後

『よかったな、木場』

「バ、バカな!? あり得ん…… 聖と魔、二つの反発し合う力が一つになるなど……」

バルパーは木場の聖魔剣を見て何故か取り乱していた。
すごいな、本来混じり合わない属性が混じったんだからな

「バルパー・ガリレイ、覚悟を決めてもらおう」

「そうか!聖と魔!! 二つを司るバランスが大きく崩れていたとしたら…
だとしたら、先の大戦で四大魔王だけでなく、神も―――― ゴハァッ!!?」

何か考察をしていたバルパーはいきなり刺された。

「「「『なっ!?』」」」

他ならぬコカビエルの手によって…

「何故バルパーを殺した!?」

「バルパーは優秀だったよ… 優秀だったが故にその結論に至ったのだろう。
だが、バルパーは知りすぎた… 只それだけだ」

確か意あいつは、多分《あの》結論に至ったのだろう
だがまさか殺すとは、コイツイカレてやがる

『まったく真実を知って殺すか、ここまで腐っているとは』

「フン… 赤龍帝、リアス・グレモリー、もしくは銀龍姫かそこの悪魔に力の譲渡をしろ」

「私達にチャンスを与えると言うの!?」

「そうでもしなければ、まともに戦えんだろ?」

まさか、ここまで余裕が持てるとは出すが幹部といったところだが
それが命取りだとは知らないのか?

『イッセー、譲渡は部長にしろ』

「は!? でもお前はどうするんだよ?お前一回負けているんだろ?」

『心配すんな、俺だってあの時は、本気じゃなかったからな』

俺は一歩前に出て、コカビエルを睨む。

「ほう… ずいぶんと啖呵切ってくれるな、悪魔」

『残念ながら、この姿になったらお前は、手も足も出ないぞ』

俺は、今フレイムフォームだがこのフォームを解除せずに
左もベルトのあるスイッチを押しストームハルバードを出す。

「武器がひとつ増えた位で・・・っ??!!!」

コビカエルが何か言いかけたがその前にアギトの姿が変わる

右腕がフレイムフォームに変化左腕がストームフォームのの形態に変わり
それ以外は、グランドフォームの形になる

トリニティフォーム

ストームフォームのスピード・ジャンプ力・敏捷性、
フレイムフォームの知覚と腕力を備えており、
ストームハルバードとフレイムセイバーを同時に使用可能。
さらに炎と風を同時に操ることが可能になった形態

「まったく姿が変わったところで所詮下級だな」

コビカエルが何かいっているが無視する
そして俺達は互いに手が届きそうな位置に立ち、構えそして…

「フン!!」

『フン』

同時に光の槍とアギトの二つの武器がぶつかる

「ク、クハハハハ!!!!! 先程よりも威力が上がっているじゃないか、悪魔!!」

『黙れ』

俺とコビカエルは、いったん距離をとった

「フン、確かにパワーや防御は上がったが、それでも俺には勝てないぞ」

上に舞い上がり連続で光の槍を投げる。

『その攻撃は、もう見切っている』

俺はストームハルバードを前に出し回転させ全て弾いた

『ハアッ!!』

「ぬ、ぬぉ!?」

そしてストームハルバードで生み出した風を真空波に変えて
コビカエルに当てた

「翔一君!!」

「加勢する!!」

そこで、ゼノヴィアと木場が乱入してきた。

「ほう… 聖魔剣とデュランダル使いか… 来るがいい」

「「ハアッ!!」」

二人はコカビエルに突撃していくが…

「その程度か」

コカビエルはゼノヴィアを魔力で弾き飛ばし、木場の聖魔剣を片手で受け止めていた。

「ぐ…… ハアッ!!」

再び聖魔剣を造り出したが、それも片手で受け止められる。

「フン、所詮はこの程度… 期待はずれだな」

「それは…… どうかな!!」

木場は身を引きながら、口に剣を咥えてコカビエル顔面を切り裂いた。

「クっ!!? き、貴様…!!」

そして怯んでいるコカビエルに小猫ちゃんと翼が上から攻撃を加える。

「…… 隙ありです」

「隙ありだ!!」

「調子に… 乗るなぁ!!」

しかしコカビエルは翼を刃に変えて、小猫を弾き
翼を魔力で飛ばす

「うわぁっ!?」

「くっ!?」

「部長!! 貯まりました!!」


『Transfer!』


その時、イッセーの力が貯まり、イッセーは部長に譲渡した

「ありがとうイッセー! 喰らいなさい!!」

部長はフルパワーの滅びの魔力を放つが…

「フハハハッ!! 中々の威力たが…… まだまだぁ!!」

それを受けてなお、コカビエルはピンピンしていた。

「天雷よ、響け!!」

朱乃さんも攻撃を加えるがやはり歯が立たない。

「俺の邪魔をするのか、バラキエルの娘よ!」

バラキエルの娘?何で同じ幹部の名前が出てくる?
そして、そう呼ばれた朱乃さんは何か苦い顔をしていた。
もしかして何か因縁があるのか?

「フン… しかし仕えるべき主を亡くして、お前達神の信者と悪魔はよく戦う」

すると、唐突にコカビエルが語りだした。

「どういう事かしら?」

「そうか… この事を知っているのは限られた者だけだったな… ならば教えてやろう。
先の大戦で四大魔王だけでなく、神も死んでいたのだ!!」

コビカエルの奴、こんな状況でこの真実を言い出すとは、
クソッ!かなりマズイことになる

「戦後、生き残ったのは、数百にも満たない純粋な天使、
悪魔は多くの純血を失い、我等堕天使もその多くを失った。
どの勢力も人間や神器セイクリットギア使いに頼るしか無くなったのさ」

「嘘だ…… そんなの嘘だ!!」

「そんな…… では… 私達に与えられる愛は…」

「!? アーシア!! しっかりしろ!!」

それを聞いたゼノヴィアは戦意を失いかけ、
アーシアはショックで意識を失いイッセーに支えられていた。

「この戦いを機会に、俺は戦争を始める!!
貴様らの首を手土産に、俺だけでも、あの時の続きをしてやる!!!!!
我等堕天使が最強だと!! サーゼクスやミカエルに見せつけて…『ハア!』グアッ!?」

コカビエルが最後まで口上を述べることは無かった…何故なら…

『そこまでにしろ、堕天使』

俺が奴を斬っていたからだ

「貴様…… 」

『そんなに戦争がしたいか?そうだよなしたいよな貴様等強者はなぁ
だがな弱者は、どうなる、ただ戦争で蹂躙される弱者の気持ちになったことがあるか!!』

「そんなこと弱い奴が悪…『フン!』グアッ!!」

俺は、間髪入れずにコビカエルを斬る

『見つけた!!世界のゆがみの一つ!!
だから貴様をここで倒す!!』

「貴様に俺を止める事は出来ん!!」

『その妄言をそのまま返してやる』

俺はコカビエルに向かって走り出した。

「この悪魔風情がぁぁぁぁぁっ!!!!!」

激昂しならがらコカビエルは再び光の槍を連射してくるが
俺は再びストームハルバードを回転させ全てはじく

「何故だ!? 何故当たらん!?」

『残念ながら、ストームの速さとフレイムのパワーがあるんだ
その程度の威力じゃ絶対に当たらん、さらにお前の攻撃は全て見える』

そして俺は、光の槍の連射が終わるのを確認すると
奴に先の回転で生み出したエネルギーを
コビカエルに全てぶつける

「グハッ!!」

そしてコビカエルが大きくひるむ

されに俺は、すばやく奴の頭上にとびその場で
ストームハルバードの刃、フレイムセイバーの鍔を展開し

『オラァァァァァッ!!!!』

奴に生えていた翼を全て叩き斬る

『堕ちた天使にもう翼はもういらないだろう?
これで本当の堕天使だな』

「お、おのれぇぇ……!!」

『隙だらけだ』

「グホォォア!!」

俺は、回し蹴りをして少し離れた所にふっ飛ばす
そしてコビカエルは、大きく隙を見せる

俺は構えて頭のクロスホーンを展開し、地面に発生した6本角を模したエネルギーを両足に溜める。
そしてエネルギーがたまったのと同時に飛ぶ

『ハ!』

「やらせるかぁぁぁぁ!」

コビカエルが光の槍を放とうとするが遅く

『ハアァァァァァ!』

「グホアァァァァッ!」

投げる前に俺のキックが当たりふっ飛ぶ
そして俺は、コビカエルに背を向け構えを取り

『ライダーシュート』

そう言い放つと同時にコビカエルは、完全に気を失った

『手加減はした、ルールの下で裁かれろ』

こうしてコビカエルとの戦いは終わった






 
 

 
後書き
どうも天の道です
どうでしたか今回の戦闘回
書いていてとても楽しいです。
こう、戦闘シーンを書いてるとつい頭の中で
アギトがかっこよく見えます。
そしてようやくコビカエルが倒せました
ちなみに主人公のセリフはガンダムと叫んでいるお方から
借りました。このネタ解りますか?

さて次回は、ついにあの白いバトルマニア登場です!

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