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神様の悪魔ライフ

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悪魔のお仕事です

・・・・・・・・・・
「「すみませーん」」

二人は部室にやってきた。

リアス「イッセー、神楽、子猫に二件召喚の予約が来てしまって。悪魔じゃないあなたに頼むのもあれだけど、一件はあなた達に任せるわ」
子猫「…よろしくお願いします」
神楽「うん。後関係ないけど質問いい?」
子猫「はい」
神楽「初めて会った時からずっと思ってたんだけど、子猫ちゃんから猫又の、それも猫ショウの気配がするんだけど…」
子猫「!!」
一誠「俺も帰った後神楽に言われてそういえばって。気の所為なら謝るけど」
子猫「…明日の昼食、屋上で食べませんか」
神楽「わかったわ。ほらイッセー早く契約とってきなさい」

朱乃さんが魔法陣を広げる

リアス「これは転移用魔法陣。これはグレモリ―家の魔法陣だからグレモリ―家の眷属しか通れないわ」
「「……………はめられた!?」」
リアス「行くって言ったんだから、拒否は認めないわよ」
一誠「はぁ早く駒ください」
リアス「はい」

二人は肩を落としながら、しぶしぶ駒を受け取る

リアス「あなた達の駒は兵士よ。これからよろしくね」

そして二人は仕返しすることを心に決めたのだった。が、問題が一つ。普段神楽は神力、一誠は霊力を使うため、魔力など殆ど持っていなかった。そのため転移できなかったのだ。その結果

一誠「くそ~~~~~!!」
神楽「がんばれ~~~」

チャリで行くはめになったのだった。依頼人は森沢といい、普段子猫ちゃんにコスプレしてもらってお姫様だっこしてもらうらしい。今回は神楽達のため無理だったが、一誠と森沢はドラグ・ソボールについて朝まで語っていた。途中で神楽も入っていき、ドラグ・ソボールが気にいってしまった。今後この人が一誠達のお得意様になるのだった


・・・・・・・・・・
神楽「それで、昨日のことだけど」
子猫「はい。先輩達の言った通り私は猫又で、その中で一番強い猫ショウという妖怪です。なぜ気づいたか聞いてもいいですか」
神楽「私の住んでる所には妖怪なんてそこらへんにいるの。それどころか二本の神々も住んでるわ。そんな所だから猫又もよく見るわ」
一誠「俺もいったことがあるけど本当にそこらんい妖怪がいたよ。猫又にもあったことがあってそれで気づいた」
子猫「そうですか…」
神楽「悪いとは思うけど、昨日帰った後少し子猫ちゃんについて調べたわ」
子猫「ッ!!」
神楽「子猫ちゃんには黒歌という姉がいた。それで黒歌は主を殺してSSランクのハグレ悪魔になった。子猫ちゃんはその後、リアス・グレモリ―の眷属になった。猫ショウなのに仙術を使わないのは仙術を使って姉みたいになるのが怖いんだよね」
子猫「…その通りです。仙術を使って、姉さまみたいになりたくなくて。私は使ってません。だから、この体をいかした格闘をしようとしたんです」
神楽「…私も元々は妖怪よ。玖音と一緒に、神様になった。だから実質私は八百二番目の神様ね。私も神様になった時はうれしかったわ。だけど、その強大な力を使って、人を殺したことがあるの。私は怖くなって力を使わないようにしたわ。だけど霊夢達と出会って、私を受け入れてくれた。おかげで私は霊夢の神社神様やってるわ」
一誠「俺は神楽と出会って2年ぐらいして神器のことを言われたよ。俺、ドラゴンの力を手に入れて楽しんでた。神楽を守るって約束した。だけど、神楽が怪我したんだ。また神楽を傷つけるんじゃ、今度は殺してしまうんじゃないかって思った。それで神楽避けてたんだ。そんなある日、神楽がこう言ってきたんだ。『気にしなくていいよ。それに私を守るならその程度の力、使いこなしてみなさい』って。それで神器の訓練をしたんだ。辰巳にも強力してもらって頑張って使いこなせるようにしたんだ。」
子猫「…なんで、そんな力を使おうとするんですか。怖くないんですか?」
神楽「怖いわよ。霊夢も、一誠も、学園の皆を殺してしまう力をもってるんだから。一誠だって同じよ。だけど、そんなんじゃなにも変わらない。守れるものも守れず、ただ力に飲まれてくだけ。だから力を使いこなして、自分自身を受け入れて、力を使う」
一誠「子猫ちゃんが力を使うのが怖いなら、俺が手伝ってやる。子猫ちゃんが力を使いこなせるまで手伝ってやる。暴走するのが怖いならずっと見ててやる」
神楽「私も手伝うわよ」
子猫「先輩…」

そんな時空気を読まないチャイムが鳴り響く

一誠「あ、もう戻らないとな」
神楽「なんか変な感じで終わっちゃったけどね」
一誠「じゃあ俺あいつらにぼこられそうだし戻るわ」

一誠が大急ぎで戻っていく

子猫「神楽先輩、ありがとうございます」
神楽「いいわよ。前よりも感情が表にでてるみたいだし、こっちとしてもうれしいわ」
子猫「神楽先輩、ぼやぼやしてると一誠先輩は私がもらいますから」
神楽「い、いつからそのこと!?///」
子猫「かまかけただけです」
神楽「…負けないわよ」
子猫「とうぜんです」


・・・・・・・・・・
その日の部活では少し変化があった。神楽は腕をからめて、子猫は膝の上である。

一誠「えっと、二人とも…」
神楽「んふふ」
子猫「ここが一番落ち着きます」
朱乃「あらあら」
リアス「子猫がねぇ」
祐斗「いいことじゃないですか」

そんな光景を少し離れて見ている三人がいた
 
 

 
後書き
疲れてほぼ手抜きで書いたら神楽のキャラめっちゃ変ったわ。 
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