| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

私の日常がカオスなのはどう考えても奴が悪い!!

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

珍回答

 
前書き
「本題に入る…これは何だ」
「アンケェェェエエェェエエエエトッ」
「いちいち、うるさいわッッ」
 

 
田中の回答は見事なものだった。
名前
→天空から舞い降りし伝説の勇者
学校は楽しいですか?
→授業以外は
あなたには相談できるお友達がいますか?
→私は永遠の孤独と言う暗闇の中に閉じ込められている。しかし、私に差し伸べられた眩い光り輝く
 手!!その手は私を颯爽と私の心を奪い去っていくのであった。(恋愛的な意味じゃないです)
 つまり、います。
あなたにとって友達とは何ですか?
→おとももち
悩みがあれば書いてください
→どう考えても先生達が解決できる事ではありません。どうしてもってんなら、書いてあげますよ。
 最近、朝の犬の鳴き声がうるさいです。
隣の小田はこれを見るなり、静かに田中を見た。
「あの…。そろそろ大丈夫?」
「大丈夫。ふざけてるから。」
「真剣に書け!お前の名前あるだろ!その厨二臭い二つ名やめろ!!」
「先生!私聞きましたからね!先生がこれは成績に反映しないからって言ってるの!!」
「あぁ!しない!だがお前これはふざけすぎだ!!」
きりが無い言い合いにますますイライラがつのる。
そういえば、と小田がつぶやいた。その瞬間。私にとっての救世主が現れた。
「すいません、遅くなりました。」
「ぅわぁお!西内!会いたかったよーん」
もちろん上は田中である。けして私ではない。 
 

 
後書き
今更、登場人物設定
加藤先生…主人公。三度の飯よりタバコが好き。田中に手を焼いている。ずぼら。
田中…生粋の問題児。先生曰く「ベストオブ問題児」。本人は先生と仲良くしようとしている行動なの   で、特に問題は無いと思っている。
小田…先生からの信頼は厚いが、天然ドジで心配される。彼氏持ち。とにかく可愛い。
西内…おかん。唯一先生が安心できる人。生徒会副会長。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧