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オラリオは今日も平和です

作者:かずもん
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僕の日記3

 #月%日 大雨から逃げるのは許してやる。だけどな、せめて風呂とシャワーからは逃げんじゃねぇよ。


 今日はエイナちゃんに、エイナちゃんの担当冒険者である………………リン君だっけ?が雇った【ソーマ・ファミリア】のサポーターについて相談をされた。

 う~ん…………【ソーマ・ファミリア】のサポーターかぁ…………。【ソーマ・ファミリア】には、僕自身あまりいい感情は抱いてないけど、偏見するのもどうかと思うし、「心配することはないよ」と言っておいたけど、大丈夫かな?

 でも【ソーマ・ファミリア】と言われて、一番最初に思い浮かべるのは4年前にギルドでの騒動だなぁ。後日聞かされた話だけど、あの冒険者は【アポロン・ファミリア】に所属したらしい。なんでだろう?

 
 まあ、今はいいや。
 
 それより、聴いた話によると、そのサポーターは犬人(シアンスロープ)らしい。
 犬人のサポーターなら、特に心配をする必要もないと思う。最近、ギルドを訪れた冒険者に聞いたのだが、『男のパルゥムが複数犯で、冒険者の装備や金品を盗んでいるらしい』。
 なので、役に立てばいいなと思い、その情報もエイナちゃんに話しておいたのだが、なにやら難しい顔をして、ブツブツと呟き始めてしまった。

 まあ、僕がこれ以上介入するのもなんだし、あとはエイナちゃんに任せよう。




 #月〇日 その快晴をぶち殺す!


 ………………もう慣れましたよ。

 今日はいつも通り朝早く出勤し、書類を片付けていた。そしていつも通り終わらせた。

 の・に・!

 エイナちゃんとリヴェリアさんに【ロキ・ファミリア】の本拠に連れて行かれた。
 ねえねえ、僕そろそろ泣いちゃうよ?冗談抜きで。

 なんで仕事が終わってゆっくりしようとした矢先に【ロキ・ファミリア】に行かなきゃ行けないの?
 しかもまっすぐ本拠に行かず、道具屋に寄り道したと思ったら、”ソーマ”を買わされたよ………

 リヴェリアさん、「ほら、男なんだから払え」はないでしょうに。訳も分からぬまま、6万ヴァリス払わされ、申し訳無さそうなエイナちゃんと楽しそうに笑うリヴェリアさんの後に続いて、【ロキ・ファミリア】へと向かった。
 と言うかエイナちゃん。なんでこういう時だけ申し訳無さそうにするの?いつもホクホクした顔で僕に荷物持たせているよね?

 少し傷ついた心を他所に、二人はどんどん進んでいく。
 僕はどんな顔をしていたんだろう?まあ、笑顔だろうけどね!

 そして気付けば【ロキ・ファミリア】の本拠に着いていた。
 うん、城塞ってこういうのを言うのかな?て言うか、構成員何人いるの?門番までついてるし。

 ギルドにも用兵欲しいけど、”絶対中立”を語るギルドがどこかのファミリアの手を借りるなんて駄目なんだろうなぁ……


 僕とエイナちゃんが着ているギルドの制服を見た門番は、訝しげな視線を此方に送ってくるが、リヴェリアさんが少し門番の二人と話すと、僕とエイナちゃんは快く迎えいれられた。
 なにこれ怖い。リヴェリアさんの権力やべぇ。もう逆らえねぇよ………。

 とまあ、そんな感じで本拠に入れてもらい、すぐに応接間に通されたのだが、そこにはアイズちゃんがいた。
 応接間、というよりは団欒室のような雰囲気だったので、ファミリアのメンバーが愛用しているのだろう。アイズちゃんも、アームチェアーに座って、ゆっくりとしていた。

 のだが

 僕とリヴェリアさんとエイナちゃんの三人が入ってくると分かるや否や、アイズちゃんは瞳を潤ませながら僕の腰に抱きついてきた。


 なんで!?なんで僕!?なんで抱きついたの!?やめて!上目遣いとか卑怯だよ!?て言うか、腰に当たる二つの柔らかいものはもしかしなくてもアレだよね!?僕も男なんで、腰に当てられると色々とまずいんですがッ!?リヴェリアさんなんで笑ってるの!?エイナちゃんは黒いオーラを出さないでッ!?

 内心で第発狂している僕の顔。この時ばかりは笑顔でなかったはずと信じたい。

 そして、無表情のエイナちゃんが近づいて来て、それからは…………………………あれ、何があったんだっけ?気がついたら家に居た気が…………。
 え、待て待て。落ち着くんだ僕。本拠に行って、アイズちゃんに抱きつかれて、それから…………


 ……………………………………………あ、あと少しで思いだせそ الية(ここで文字が終わっている)




 #月$日 私はさ。雨が降った時にはさ、もう、きちんと濡れていたんだよ


 昨日はいつの間にか寝ていたようだ。
 あれ、寝た……………んだよね?

 やめよう。これ以上は思い出したらいけない気がする。

 
 さて、今日もギルドで働いたのだが、なんとアイズちゃんがレベルアップしたとわざわざ教えに来てくれた。
 Lv.6。オラリオにも10人といないLv.6の冒険者の一人。凄すぎるでしょアイズちゃん。
 あと、エイナちゃんが居るかどうか聴いてきたけど、どうかしたのだろうか?今日はいないと言うと、何故かホッとしていたし。
 エイナちゃんは有休を取ったらしいが、何かあったのだろうか?

 っと、話がそれた。

 一応、”神会”に出す資料に必要な情報を集めるため、アイズちゃんには色々とインタビューした。

 レベルアップのきっかけや、感想は勿論、神ロキをどう思っているかや、現在、意中の人がいるか、などだ。
 意中の人が居るかどうか聴いた時、アイズちゃんが顔を真っ赤にしていたのだが、もしや好きな人がいるのかッ!?
 誰だ、そんな羨ま……けしからん奴はッ!?

 まあ、完全にプライベートなので、相手が誰なのかまでは聞かなかったが。

 いいなぁ………アイズちゃんって人形みたいで可愛いから、きっと相手の男性もステキな人なんだろうなぁ……。
 僕も彼女が欲しい……………………

 今日はもう書く気力が失せたので、ここまでにしようか。


 P.S.居ないとは思うが、今日の天気を見て卑猥な想像をした者はオティ〇スに謝れ。
 
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