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うちはの巫女

作者:sou×yuki
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十三話

私達、カカシ班はタズナの護衛任務を終え、私が保護する、霧隠れの里の抜け忍、桃地再不斬と白をつれ木の葉の里に戻ってきた。再不斬は目立つために変化の術で白と同い年の少年に変化してもらっている

「ここで、解散にする。タマ、白、再不斬は俺と一緒に火影邸に向かうぞ」

「もちろんわかっています」

門の前でナルト、サクラ、サスケと別れカカシ先生と私、白、再不斬は火影邸に向かった



「任務ご苦労だったと言いたいのじゃがのぉ」

呆れた顔をしている火影様

「それは、わかっております」

「わかっておるのに、なぜ、止めようとせんかった?」

まあ、普通の忍なら止められてしましたよね

「私には止めることはできません」

「なぜじゃ?」

火影様、私の身分を忘れていませんかね?

「タマは『霊依姫』として今回の話をしていました、なら、『霊依姫』の話を止めることは私を含め上忍は誰もできません」

確かにそうなんですよね、『霊依姫』と五影の約束事には『『霊依姫』としての話に上忍でも介入は許されない』とあるのだから

「『根』の者が黙っておらぬぞ」

『根』木の葉の裏の組織、暗部とも言われている。ダンゾウが長としてまとまっているのだがいろいろと面倒な野郎です

「あのもの達にも『霊依姫』の所有部に関わることはいっさいできませんよ、もし火影様に言ってくるのであれば、私がダンゾウごと暗部を潰すだけです」

ここ最近、『根』の奴らが私の周りをかぎ回ってる事はわかっていますし火影様の座を狙ってるのもわかっている、今回の事で火影様を引きずりおろそうとしてくる可能性立ってある、なら、私が暗部を潰しても良いことになる

「それだけは止めてくれんかのぉ?」

「私もやりたくはありませんよ、もしもの場合です」

やりたくはないのは本当ですけど、私の敵は同じ里の者でも、潰します

「今回の件はタマに任せよう。ただし、二人には木の葉の下忍の扱いになるからのぉ、さして桃地再不斬には人目につくばあいは変化しておくことと名前を変えてもらうぞ」

「ありがとうございます、再不斬、名前はザンザスでいい?」

「好きにしろ」

これで、決まりですね

「決まりましたので私達はこれで失礼します」

「まあ、まて。お前達にはもう一つあるんだ」

え?もう一つあるんですか?

「お前達三人も中忍試験に推薦してあげといたからな」

そういえばそんな次期でしたね、てか、二人も推薦にしているとか早いですよ!

「でも、ザンザスと白は推薦できる程の事をしていませんよ?」

「簡単に言うと情報操作だな」

なにやってるのこの人!

「このまま、下忍のまま任務に当たらせる事は実力的にできないのじゃよ」

そんな事はわかっていますけどね!そのために情報操作していいとはいえませんよ!

「まあ、わかりました。推薦ありがとうございます」

私は疲れきったので火影様邸を後にした。

続く 
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