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ソードアート・オンライン~狩人と黒の剣士~

作者:村雲恭夜
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コラボ編:アマツ狩り:変則チートの凱旋

 
前書き
マトモじゃないのはメンバーだと思う。
ライト「いきなり何言っている!?」
あ、ツイッター始めました。 

 
四人が集会所から帰ってきた後、ライト(狩人)はそのまま集会所に待機し、ミヤビ、スノー、リンが出てくるのを待つ。
最初に出てきたのはリンだ。
「……何だ、その真っ黒い姿は」
「うん、まぁ……気にするな」
「そうか」
リンはラギア装備に着替えると、スノーが出てくる。
「あれ、どうしたのその姿?」
「気にするな」
「……?まぁ、分かったよ♪」
そして、スノーもシルバーソルに着替えると、ミヤビが出てくる。
「……何、その姿」
「……俺に質問をするなぁ!!」
「是」
ミヤビが着替え終わると、一行は再びアマツ狩りに出掛けた。

再び霊峰に足を運ぶと、今度は風に雷が走っているアマツが現れた。
「……今回は雷嵐龍か」
「ねぇ、あれアマツじゃないよね!?」
スノーがガクガクとライトの身体を揺らすと、リンとミヤビが前に出る。
「さて、行くぜミヤビ!」
「了解」
すると、二刀流となった二人は、ライトとスノーを置いてアマツに接近する。
アマツは二人を見ると、吼えて雷を周囲に降らせる。
「どわっ!!」
「うわっ!!」
ライトとスノーは、雷を避けながらリンとミヤビを見ると、リンは雷の魔法で相殺しながら突き進み、ミヤビは氷の壁で雷を防いでいた。
「……スノー、遠距離の武器あるか?」
「無いよ。今回はSAOだし」
「了解。んじゃ、また行くぜロード」
ライトはそう言うと、ライトロードになり、銃剣を取り出す。すると、スノーの雰囲気も変わる。
「じゃあ……俺も行くか」
二人はリン達の後を追ってアマツの上空に飛ぶと、銃剣と大鎌を叩き付ける。
「グオッ!!」
一回転して地面に着地すると、すぐに二人は左右に避ける。
途端、雷を帯びながらアマツが突進してくるが、通りすぎる。
「さぁ、始めよう。Grave!」
「『It's Dance Time』」
すると、スノーは大鎌剣技<クイックフール>、ライトロードは銃格剣銃技<ビートバレット>を放つ。
重い二回転攻撃と爆発する弾丸がアマツを襲う。
「グルァアアアアア!!」
攻撃を食らったアマツは怒り狂い、尻尾で二人を薙ぎ払おうとするが、
「<ディザスターヴォルト>!!」
そこに雷がアマツの身体を貫き、動作を止める。
「『リン!!』」
「二人で俺らからタゲを取るなよ!!」
リンが言うと、スタンから回復したアマツが、今度は口に雷を溜める。
「『「「やべっ!!」」』」
気付くのが遅かった三人は咄嗟に防御体勢を取り、攻撃を来るのを待つ。が……
「<スリープ・スカイブルー>」
その声と同時にアマツが倒れ込み、睡眠のバッドステータスが現れる。
そして、ミヤビがその後ろから現れた。
「間一髪」
「『「「み、ミヤビさんマジカッケェエエ!!」」』」
ミヤビが手をあげると、三人は一斉に黙る。
「リン、爆破。睡眠時、ダメージ倍」
「それなら一斉攻撃の方が良くないか?」
「「なら時間差で攻撃しよう」」
リンとスノーがそう言うと、リンがアマツの顔の前に立ち、ライトロードとスノーは左右の身体の真ん中に、ミヤビは尻尾の方に立つ。
「カウント。3、2、1」
「<ディザスターバニッシャー>!!」
ミヤビのカウントと共にリンがアマツに爆破魔法を当てると、アマツが起き上がり、吼えるが、
「『<ソリッドスクエア・ロンド>』」
「<デスサイズオーバードライブ>!!」
左右から十五連撃の剣技をライトロードとスノーが叩き込む。
それに驚いたアマツは一瞬動きを止める。
(こおれ)
ビキン!、と周囲の空気が凍り付き、アマツが拘束される。
「まだ。<フラッシュ・モーメント>」
すると、ミヤビの身体から白い閃光が放たれ、アマツを攻撃しつつ、三人のHPを回復する。
が、代わりにミヤビのHPが全損していた。
「『「「っておおい!!」」』」
「後、(たのんだ)
ミヤビは攻撃を放ち終えると、ベースキャンプに強制送還された。恐らく、戻って来ることは無い。
「『……ミヤビ無しでアマツと戦え、と』」
「雷だろ……?どうすんだよ……」
「と言うか避けろ!!」
スノーが叫ぶと、氷の拘束が解かれたアマツが雷を帯びて突進してきた。
スノーは避けたが、反応の遅れた二人はぶつかり、顔から地面に落ちる。
「だから避けろと言っただろ……」
スノーが言うと、リンが立ち上がる。
「くそが!!<メデューサ・ロック>!!」
リンは赤緋眼スキル<メデューサ・ロック>を発動し、アマツを止める。
「スノー!ライトロード!!」
「「『充分だ!!』」」
起き上がったライトロードとスノーは叫ぶと、ライトロードはアマツの下に、スノーは上に移動する。
「『<ヴォーパルストライク・ダブル>!!』」
「<チャリオットドライブ>!!」
下から強力な重攻撃が、上から八連撃の乱舞が放たれ、アマツは再び地面に落ちる。
「オマケだ!<英雄(ヒーロー)聖歌隊(グレゴリオ)>!!」
そしてリンが英雄剣百連撃剣技<英雄の聖歌隊>をアマツに放つ。
その隙に、ライトロードとスノーが範囲から出ると、そこにアマツが雷を帯び始める。
「『「リン、逃げろ!!」』」
ライトロードとスノーが言った途端、アマツを中心に巨大な雷が降り、リンのHPを全損させた。
「……後、俺達だけか」
「『と言うか後一人殺られると終わりなんだが……』」
ライトロードが言うと、スノーが頷く。
「相当不味いな」
「『仕方無いか。スノー、隙を作れるか?』」
「何をしようとしてるのかは分からんが了解した」
スノーが言うと、ライトロードは下がり、スノーは大鎌を構えてアマツに突進する。
「取り合えず怯め、<ハーミットブレイヴァー>!!」
スノーはアマツの顔に大鎌剣技<ハーミットブレイヴァー>を放つ。
全十連撃の剣閃が煌めき、アマツを怯ませる。
「ライトロード!!」
「『射線から退いて!!』」
ライトロードがそう言うと、銃剣を弓のように構える。
「『少し変則すぎるけど……っ!<メドローア>!!』」
同時にトリガーを引くと、消滅の矢が放たれ、アマツにヒットする。
途端、アマツの一部分が消滅して無くなる。
「後は任せろ!bis!」
そこに、スノーが走り込み、デスサイズオーバードライブを放つと、膠着状態にならず、そのまま空へ飛ぶ。
「<皇帝(エンペラー)崩壊(カタフストロフ)>!!」
そして、大鎌剣技三十連撃エンペラーカタフストロフで、アマツを完全に肉片へと変えた。
「『……マジ勝てる気がしないかも』」
ライトロードはそう呟きながら、クエスト終了の音楽を聞いていた。 
 

 
後書き
ミヤビとリン君が強制退場。
ライト「お前な……」
そして、ハロウィーンでは薄かったスノー君が活躍!!まぁ、途中から裏なんですけど。
ライト「勝手に剣技を作って申し訳有りません。作者の勝手な想像から出来た物ですので、どうかご容赦下さい」
次回は、クエスト中の前回、今回とクエスト受注をしなかったメンバーの話です。
ミヤビ「次回、温泉大混乱。お(たのしみに)
あ、一応題名変わるかもです。 
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