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ソードアート・オンライン~狩人と黒の剣士~

作者:村雲恭夜
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コラボ編:ハロウィーン祭り:黒の妖精と雷翠の皇

「さて、そろそろハロウィーン祭りも終わりにするか」
ライトはそう言うと、パチン!と指を鳴らす。
すると、新たなゲートが現れる。
「ゼツ、スノー、ライト(漆黒)、リン、サナ、アクトはこの門を通って先に集会所行っててくれ。俺とダーク………とミヤビは後から行く」
「おう、分かった」
ライト(漆黒)はそう言うと、皆を連れてゲートに入って、消えた。
「さて、キリト、アスナ、お前たちには少し早いプレゼントをやろう」
「「プレゼント?」」
キリトとアスナが首をかしげると、ライトは言う。
「サルベージとデータ修復に時間が掛かってな。まぁ、来人さんの少し早いクリスマスプレゼントと思ってもらっても構わんよ」
すると、ライトは指を鳴らすと、すぐにデータが飛んできて、それは人の形を型どる。
「あ…………」
「嘘……だろ……?」
その人物は、二人の出会ったことのあるAIだった。
「システムID<キズメル>………お前らがあの城で忘れていった大事な物だろ?」
ライトがそう言うと、キズメルが目を開けた。が………。
「何者だ?」
キズメルが口にした言葉で、ライトは何故か警戒モードとなる。
「……チッ」
ライトは舌打ちすると、キリト、アスナの前に出た。すると、
「……シャッ!!」
キズメルがサーベルを抜き、襲い掛かる。
「クオ………ッ!」
一撃の攻撃で、ライトは押され、後ずさる。
「ライト!!」
「離れてろ!!コイツはキズメルの………」
「お前がティルネルを………ッ!!」
すると、キズメルはサーベルで細剣剣技<スタースプラッシュ>八連撃を放ってくる。
ライトは辛うじて信託を発動すると、雷をキズメルに放ち、スタンさせる。
「ダーク!!二人を別のゲートで連れていけ!!後で集会所で!!」
「分かった……殺られるなよ」
すると、ダークはミヤビに言うと、キリトとアスナを肩に背負って開いたゲートに飛び込んだ。
それを見たライトは、再び襲いかかるキズメルを蹴り飛ばし、ミヤビのところに行く。
「ミヤビ、俺と融合してくれ」
「……何故?」
「キズメルのデータが書き換えられてる。つまり、倒してからデータを復元すしないといけない。差し引いては、俺とお前で融合しないと勝てないレベルだから」
「……どんな報酬(ほうしゅうがある)?」
「後で好きなもんやる!!だから早く!!」
「……分かった。融合」
すると、ミヤビがライトの手を掴むと、翡翠の雷がライトに落ち、それはジンオウαを進化させた。
「『モード<雷翠皇>。さぁ、It's Dance Time』」
翡翠の色をし、剣士装備のラギアXが混ざった防具ジンオウβ【翡翠】。
そして、背には失われた魔剣<(ブラッティ)(ギルティ)>と、ミヤビの剣<血塗れ(ブラッディ)の暴行(アサルト)>。
そして、そのスキル欄には、<狩人>、<薙刀剣>、<凍氷剣>が融合したスキル<氷結の狩人>が追加されていた。
「ハァアアアアッ!!」
まず、先にキズメルが動く。
『攻撃予測/連続剣技 技名<オーバーラジェーション> 脅威性二十』
信託が攻撃を予測し、彼ーーーー<雷翠の皇>は血の罪を抜き、構える。そして、
「………セェッ!!」
片手剣剣技<ホリゾンタル>で剣を弾く。
「なっ!!」
「『隙が出来(できてる)。<ライトニングスパイク>」
そして、<狩人>片手剣剣技<ライトニングスパイク>全五連撃を放つ。
キズメルは剣で二発弾くが、それでも結構なHPが削られる。
「……ハッ!!」
更にキズメルに接近し、<薙刀剣>剣技<スピア・ブレクター>を放つ。
周囲に武器を振り回し、キズメルにダメージを与える。
「なめ………るなぁっ!!」
すると、キズメルは細剣剣技<リニアー>を放つ。
アスナに劣らない神速の剣が雷翠の皇に迫る。
しかし、信託で反応した皇は、それを片手で掴み、キズメルに蹴りを叩き込む。
「あぐ……っ」
キズメルは膝を折ると、皇は言う。
「『まだ、(たたかうか)?」
「まだ……だ!貴様を倒すまでは……諦めたりなど………ッ!!」
「……やれやれ、何処でそんなバグを(もってきたやら)
すると、皇は、両手に剣を持つと、キズメルを立たせる。
「『悪い、これで(おわり)。<イニジオ・ハイルロード>』」
すると、周囲が凍り、キズメルもその氷に呑まれる。そしてーーーー
「『<ライトニング>』」
異なる雷を帯びた剣が、左右に閃き、一気に砕け散った。
「『………キズメル、(わるいのは)(きみじゃない)。後で、蘇生(そせいさせる)(かならず)』」
すると、雷翠の皇は二人に分かれ、ライトとミヤビになる。
しかし、二人に分かれた途端、ライトがフラリと、音をたてて倒れた。
「……ダークの(いう)(とおり)、何でも背負(せおうのが)ライト………。(わたしと)……(おなじなのかな)………」
すると、ゲートからダークが現れる。
「ミヤビ」
「ダーク」
ダークはその惨状を見ると、溜め息を付いた。
「ったく……あまり抱え込むなって言ったのに反省無しか………。確かに自分のせいでこうなったのは分かるが、それを自分で解決しようとする……それは共感出来ないな。……どうした、ミヤビ?」
「……ううん、(なんでも)
ダークはもう一度聞こうとしたが、息を一つだけ吐いて、ライトを起こそうと近くによる。
それを見たミヤビは、少し考えて、ダークの隣に移動した。 
 

 
後書き
よくやく終わりです……次はアマツ狩りですけど……どうやら、ハロウィーン終わりまでに全て投稿出来なそうです。でも、だからって書かない訳には行かないので頑張って行きますよ!!
ライト「……お前、大変だな」
リアルでも、かなり苦労してるよ。主に罵倒されたりとか、イジられたりとか。
最近は無くなったけど、教師にイジられたりもしたな。
ミヤビ「悲惨(ひさんの)何物(なにものでも)(ない)
………では、次回はAチームによるアマツ狩りです!!ゼツ君は勿論ネタ入りして、ライトがそれに乗っかる感じです。え、ライト(漆黒)とアクト君?きちんと出番作りますよ?でも、ライトとゼツ君の独壇場なので登場回数は少ないかも……。
ライト「次回、主人公達の大乱闘。お楽しみに!!」
ミヤビ「感想、よろしくお(ねがいします)」 
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