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ソードアート・オンライン~狩人と黒の剣士~

作者:村雲恭夜
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コラボ編:ハロウィーン祭り準備期間最終日

 
前書き
ようやく来たぞ、キャラクター紹介!!これで準備期間終わる!!
ライト「遅いだろ………」 

 
十月三十一日、今日はハロウィーンの日だ。
朝からライト達と、キリト、アスナ、シリカ、リズ、リンドウ、シノン、ミザールが特別なVR空間に居た。
そう、それはハロウィーンだからだ!
「よし、これでリアル仲間は揃いか」
ライトが言う。
「あれ?クライン達は?」
そこに、キリトが口を挟む。因みにコスチュームは吸血鬼である。
「あ、あいつらね。仕事だと」
「クラインさん達残念ですねぇ……」
シリカが言うと、そこにアスナが言う。
「リーファちゃんは部活だから来れないって。残念そうにしてたよ」
因みに、シリカはネコ、アスナは魔女。他のメンバーは、リンドウがGEのリンドウの姿、シノンが狼女、ミザールはリリスだったりする。
但し、その本人はライトからローブを奪って身体に着ている。
尚、ライトは狼男、ダークはキリトと同じ吸血鬼だ。
一人だけ浮いてるとか言わない。
「あ、そうそう。ここに更に七人来るからよろしく」
『ハァ!?』
ライトとダーク以外が叫んだ。
「もうそろそろ来ると思うんだが……」
と、ライトが言うと、ゲートが出現。
しかし、その扉は開かない。
『ちょっ、おいライト!!開かねぇ!!』
「あ、悪い!今開け……」
ライトが近くに寄ろうとしたとき、ゲートから炎が吹き出て、切り裂かれた。
ズズン、と音を立ててゲートは斜めに斬られると、そこに、炎の大剣を持った少年が現れた。
「よ!こっちのトーナメント以来?」
すると、ライトはいきなりライトボウガンをストレージから取り出すと、少年ーーーーーゼツに突き付けた。
「ゼェェェェツゥゥゥ?」
「わ、悪かった、悪かったからそれ下ろせ、な?」
「じゃあ何でアモンの剣を使ったぁああああああ!!」
「落ち着け、ライト!!ゼツに悪気があった訳でも無いだろ!?」
今にもトリガーを引こうとしていたライトに、ダークが全力で止めていた。
しかし、流石の滅殺者も、本気の狩人には力負けするらしい。
「ミザール、ミザァアアアアル!!」
「了解」
ミザールはそう言うと、ライトを付かんで端に移動した。
「「ライト、ご愁傷様」」
ゼツとダークは同時に合掌すると、キリト達の方を向く。
「じゃあ、自己紹介。こいつはゼツ。いつぞやのトーナメント大会で知り合ったユニークスキルの使い手で通り名は<炎帝>。分かる通り、炎系統を扱う奴だ」
「よろしく頼む!って言うか殆ど俺の世界とメンバー同じだな……」
「平行世界は何個も存在するからな」
ダークが言うと、再び新たなゲートが現れる。また同じ事が………?、とキリト達は思ったが、流石にそれは起こらず、普通に開いた。
そこから、三人の少年少女が現れる。
「えーっと、ここで良いのか?」
「同じ名前のライトが居るから当たりだろ」
「ミザールちゃん、トーナメント振り?」
上から、ライト、リン、サナである。
ライトは吸血鬼、リンは幽霊……ぽい奴、サナは魔法使い(但しミニスカ)。
唯、血を流してる人が居るのは気のせいであってほしい。
「……右から、<漆黒の勇者>ライト、<純白の英雄>リン、<境界の女神>サナだ」
すると、リンはライトを連れてゼツの所まで行き、そこに用意された食事を食べに行き、サナはミザールとお話をしていた。
あ、因みにライトはO☆Ha☆Na☆Siを食らって一定時間死んでいる。言葉の暴力ほど、ライトを止められる者は居ない。流石ライトの彼女。
「なぁ、これで四人だろ?後は誰が来るんだ?」
キリトが言うと、再び新たなゲートが現れる。しかし、今度は何故かカゲロウデイズが流れた。そこに、ライト、リン、ゼツのトリプルがご飯から口を離し、それぞれが警戒をする。
キリトが首をかしげていると、ゲートが開く。
「やぁ!招待に預かりまして、スノードロップ参上したよ♪」
「「「やはりか!!」」」
「………<音の死神>スノードロップ。スノーと呼んで欲しいらしい。ただ……」
「あ、サナちゃーーーーーグフッ!」
早速スノードロップがサナに近付こうとすると、ライト、リン、ゼツの三人がサナの前に立ち、
「「「だから一辺懲りろお前!!」」」
各々がスノードロップを止めて関節技を決めていた。うん、中々シュールな物だ。
「痛い痛い!!ちょっとしたスキンシップじゃん!!って、無言で力を強めないで!!腕とかそっちに回んなーーーーー」
「……あの通り、女たらしなので、十分警戒してくれ。但し、戦闘に置いては俺達三人が融合しても勝てるかどうかの所だ」
「……はは」
キリトは呆れた声で笑うと、ダークはライト(漆黒の勇者)達の方を見る。
「お前ら、スノーが使い物にならなくなるからそこら辺にしとけ。うちのミザールとシノンは平気だから。(但し、命の保証はしないが)」
「「りよーかい」」
「解った」
すると、ライト達は技を解くと、今度はミザールの方に行った。
「「「「ああ、わざわざ死に急いだな」」」」
そんなことも知らず、スノーがミザール話しかけた………その時。
「テメェスノー俺の彼女に何してるんだこの女たらしがああん!?」
「うわわわわわっ!」
死んでいたライト(狩人)が復活し、希望の未来を持って剣技突破連結を使ってスノーを殺しに掛かった。
「「「「………まぁ、彼奴だけは怒らせない様にしないと。ロードと融合して手ぇ付けられないからな」」」」
因みに、ライトは過去にライトと共にボス攻略をしており、リンはその話を聞いていたから分かり、ゼツは事前にダークから話を聞いていたので予想はしていた。
但し、ライト(漆黒の勇者)達がリンクすればそれこそ拮抗処の騒ぎですら無くなる訳だが。
「……リンク、使うか?」
ライトが言うと、ダークが言う。
「止めておけ。ライト、リン、ゼツ、俺がリンクしたらそれこそ手が付けられなくなる。彼奴を止めたいなら滅殺剣くらい修得しとけ」
「「「いや、そんな基地外スキルを持ってないから無理だろ」」」
「お前らの方が俺にとっては基地外の何物でも無いけどな」
ライトは勇者剣に獣神、リンは英雄剣に赤緋眼、ゼツは爆炎剣に完全回復と、本来のSAOなら有り得ない基地外スキルだから本当にチート過ぎる。
最も、ライト達狩人メンバーも、ライトが狩人に神聖剣、ダークが滅殺剣に神聖剣に滅聖剣、ロードが銃格剣、後一人は獣王拳、ライガはチャージブレード、リンドウは狩人修理と、並々ならぬチートずくしであるから人の事は言えないが。最近は唯一の一般人となったダークは、三つ目の基地外スキルを手に入れたからマトモではない。
「………あれ?そう言えばこれだけか?」
リンが突然言う。そう言えば、メンバーはこれだけで無い筈なのだ。
別世界から参加者は、ライト、リン、ゼツ、サナ、スノーにミヤビだが、後一人は知らない。
「まさか、ライトの奴………」
「まさか、俺と同じ名前の奴に限ってそんなことあるわけねぇだろ?」
ライト(漆黒の勇者)が言うと、ようやく新たなゲートが出現する。
しかし、すぐにはゲートが開かなかった。
「……バグ?」
「いや、押してねぇだけじゃねぇ?」
「アモンの剣か、イノケ○ティウスで斬り倒すか?」
ゼツが本気でイノケ○ティウスを召喚しようとしてた所に、ようやくゲートは開く。
「……げっ」
「あ」
少年とミザールは同時に言うと、ダークはようやく包帯少年の名前が解った。
「アクトか、お前!!」
「……ご明察。ライトにリン、ゼツ達まで居るのか。こりゃ、本当に面白そうだな」
包帯少年ーーーーーアクトはそう言うと、スノーを見る。
「……何をしているんだ、あれは」
「音の死神を狩り中の狩人」
ダークが言うと、アクトは解った様に頷いた。
「お決まりのパターンって奴か」
「「「「うん、そう」」」」
四人は同時に言うと、キリトに言う。
「こいつはアクト。二つ名は<絶対防御>。名の通り、ユニークスキル<双盾>を持ってる。キリトの二刀流の盾版みたいな物だ」
「二刀流とは大きくかけ離れてるけどな。よろしく、此方のキリト」
「お、おお……」
すると、ダークが突然漆黒の狂戦士を抜いて言う。
「早速で悪いけど喰わせろ」
「本当に早速だな。でも、断るよ」
アクトはそう言うと、何故か双盾を装備して、ライト(狩人)の方へ行ってしまった。
「………喰っていいって何だよ」
「剣技捕喰ですが何か?」
ゼツの質問を当たり前のように言うダーク。
「え、じゃあ爆炎剣とかも喰えるのか?」
「おう。そんで自分のスキルに永久活用可能。滅殺剣は対スキル用スキルだからな。無効や喰らうは何でも御座れ」
「「………」」
「……よし、喰われない様に戦おう」
リンだけは言葉を口にし、二人は心の中で「こいつ俺達の世界に居なくて良かった」等と思っていた。
「……で、最後の一人は?」
そんな空気をキリトの言葉が壊すと、ダークが言う。
「……ミヤビか」
「え、ミヤビも来んの!?」
「まぁな。今回のハロウィーン参加には驚いたけど………」
(よんだ)?」
聞き覚えのある声が後ろから聞こえると、何故か今にもこの世界を凍らせそうな眼をしたミヤビが居た。因みに包帯女である。
「み、ミヤビ!?いつ来てた!?」
「さっき。話してたから気付(きづかず)
「そ、そうだったのか……」
ダークは、ミヤビの眼から視線を剃らすと、何故か剃らした視線の先に、アクトとライト(狩人)が戦っていた。
片や双盾、片や狩人フルアームド状態のそれは、まさに戦場と表するに相応しい戦いだった。
「………本気でミザールを破ったのが駄目だったんだろうなぁ」
「まぁ、相手は絶対防御のアクトだから心配するだけ無駄か?」
ダークは頷くと、アクトとライト(狩人)を放って置いて、他の皆を見る。
「んじゃ、今日は楽しんで行ってくれ!!ハッピーハロウィーン!!」
『ハッピーハロウィーン!!』
ダークの言葉に皆が続いて言い、ハロウィーン祭りが始まった。 
 

 
後書き
これでようやく本編行けるけど……キャラクター崩壊してないか心配の恭夜です。
ダーク「……あれ?ミヤビ出番少なくね?」
ミヤビ「今回は特別参加」
ダーク「遂に後書き参戦!?」
今回は二人に頼むからよろしくね。
ミヤビ「らしい」
ダーク「頼むから勘弁してくれ……」
ミヤビ「次回、いよいよ本編開始。最初はあの二人のエキシビジョンから。次回、雷獣の狩人と漆黒の勇者」
ダーク「頼むから台詞を取るなよ!!お楽しみに!!」 
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