暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールX×X
俺は今の魔王を認めないってイタリア語で書きたかった
[1/4]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
カテレアside

「以上です」

私はXANXUSにこの世界の情報を教えた
普通は知っている筈な事もXANXUSは私視点で教えろと顔が言っている

「……」

無言で私をずっと睨むXANXUS
な、何か間違った事が

「転移」

「へ?」

XANXUSから出た言葉は転移

「聞こえなかったのか?転移と言った
お前は人間界の国から国へと移動する際転移を使うか?」

XANXUSは転移に関して聞いてきた
だが、いったい何故?転移魔法は下級の幼稚園児でも出来る基本中の基本
いったい、何が言いたいのだろうか?

「使いますが」

「なら、決まりだ
俺達は人間界で財力と名声を手に入れ
国を味方に付ける方法は取り締まる事だ」

取り締まる?

「警備会社と人材派遣会社だ」

警備会社と人材派遣会社
人間と私達の身体能力は比べるまでもない
泥棒等を見つけたら直ぐに捕まえれるでしょう

「良い案ですが、人材が」

私達は余りにも数が少ない
コレから傘下を増やさなければいけない

「人間界の表社会に憧れる奴は悪魔以外にもごまんといる」

河童等の写真を見てそう言うXANXUS…

「何故悪魔以外に手を貸さなけれ…」

私は嫌だと言おうとしたがXANXUSが言いたい事が分かった

「私達が警備会社と人材派遣会社のトップ
サーゼクス達は未だに天使と堕天使と睨み合ってる間に傘下を」

人間の表社会での戸籍と名声を渡す代わりに傘下
コレはまさしく

「一石三鳥だ、アホが」

一石二鳥と言う前にXANXUS呆れた顔でそう言った…一石三鳥?

「警備会社は名ばかり
その実態は悪魔祓いや退魔家系の武器商人潰し
悪魔祓いや退魔家系は一般社会では白い目どころか危険人物にされる」

キリスト教徒が減る…なんて効率が良い…

「人材派遣会社の方は?」

其方の方を聞いていませんでした

「カスがITに強いとでも?
少なくとも魔法に頼り続けている奴は表社会では使えねえ
身体能力はオリンピック選手並だろ?
インターネットの普及や外国との交流が増えたせいで農業家は減った
人間の一般社会に憧れるカス共に与える仕事は土いじりで充分だ
体力があり容姿も良くて農業の知識があり外国語が分かる奴
一般成人よりほんの少し良い給料さえ与えれば有る程度は欲しい物は買える
贅沢が出来ない貧しい種族や数が少ない種族にとっては天国だ
何より農業を手伝えば社会問題が解決して人間は喜び政府は感謝する
武器密輸や人体実験をするカスと真面目なカスを使って問題を解決する俺達」

其処までで何も言わなくなった
なんて…なんて簡単な事だったのでしょう
ただ下等な者に泥臭
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ