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めだかボックス 〜From despair to hope 〜
第9箱 「私の家に来るが良いぞッ!」 凛ッ!
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ぶん振りながら答えた。

「?? まあ良い。ではまた明日な、2人とも。」

そう言い、めだかは迎えに来たリムジンに乗り込んだ。


明日は……アレに乗るのかな?

緊張するね。乗った事無いし! 苦笑


それはともかく。


「もー りゅう君!びっくりするじゃんか!突然あんなに大声出して……。」


善吉はムスッっとした表情でこちらを見ている。

「ええ!だって善吉君が突然あんな事いうんだもん……。」

「えー?りゅう君の事、めだかちゃんは好きだと思うよ? 第一僕だってりゅう君の事だーい好きなんだし! あれ……?りゅう君は……違うの?」

善吉はちょっと辛そうにしながら聞いていた。





なるほど………。





そう言う好き……。

いけないいけない……。

頭の中じゃ僕……歳が結構いってるけど (100歳以上かな?? 100年って言ってたし? 苦笑)

今は2歳児なんだった。



「あっ…… ゴメンゴメン!! 僕も好きだよ!2人の事!! 」

慌てて肯定した。

「そっか!よかった!! 驚かせないでよ りゅう君! 明日は楽しみなんだから!」

善吉は直ぐに笑顔に戻った。

「めだかちゃんのお家はもの凄く大きいらしいよ!りゅう君!!でね・・・・・」


笑顔で更に会話は弾む。


瞳さんを待つ時間は。





「めだかちゃん家へ」の話題中心になった。






善吉は楽しみで楽しみで仕方ない!!っといった様子だ。


まあ、

「あははは、 僕も楽しみだよ! さすがに めだかちゃんの家でバトルをしたりとか………無いよね? それだけがちょっと不安なんだ……。」

劉一は最後の方になると……。

徐々に声のトーンが下がってゆく……。

「えー!あんなに楽しそうに遊んでいるのに?」

善吉はキョトンって感じだ。

あのような非現実なバトルを楽しいといいますか?善吉君。

身体能力のおかげで、めだかちゃんと渡り合ってはいるけど、

ちょっとでも、「もういいや………。」って思ったらめだかちゃんにくぎを刺されるんだよ?

常に全力で!!って……。



流石に「遊び」の次元じゃないと思うんだよね…… 僕はさ。



「……善吉君もいずれ分かると思うよ? 【アレ】が楽しい事かどうかはね。」

そう未来予測のように言うと。

「そっか!何か楽しみだよ!!」

笑っていた。

そう、金色の髪に負けないほどにキラキラと。

あわよくば……。

ずーっとこの笑顔でめだかちゃんと一緒に付き合っていてもらいたいです。

もちろん僕ともね。

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