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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第二十話 交通事故で毎年何千人も命を落としているのがわかっていながら、なぜ自動車の運転を運送業のみに絞らないのか?電車と船と飛行機と自転車で移動できず自動車でしかたどり着けない場所なんてこの世界にあるわけねぇだろ!飲酒運転してる奴は全員俺に謝罪文と遺書と茶菓子を用意して車内がアスベストまみれの自動車に乗ってフルスロットルで崖から落下しろ!
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私が突然、実家の中に現れた自称無職童貞グレート断罪王石川マサヒロ君にビーフカレーを勧めても、石川マサヒロ君は満面の笑みのまま私に向かって両手の中指を立てている。
 「死ね!」
 「ねぇ石川マサヒロ君は今いったいどの時間軸から私の過去に干渉しているの?」
 「未来だよ、断罪王に選ばれた俺とハルカが至高天の基地で戦っている未来。ま、もう至高天の基地はなくなっちゃけど…死ね」
 「そんなひどいよ…私がこれから頑張って作ろうとしてたのに…」
 「ああ、これからハルカが何度至高天を結成して基地を作っても俺が必ず破壊してやるよ…約束する…死ね」
 「ねぇ…その私に死ねって言うのやめてくれる。自分がそういうこと言われたら嫌じゃないの?」
 「死ね、何度でも言ってやるよ、約束するよ、死ね」
 「やめて!」
 「死ね」
 「じゃあ、私もグレート断罪王の力で石川マサヒロ君の過去に干渉してやる!」
 「なるほど…本来、ハルカは俺の過去には存在しない人間だったのか…死ね」
 「そうだよ…今まで石川マサヒロ君が私にフラれたと思っていたのは私が今、石川マサヒロ君の過去に干渉して後から作り上げた体験だったのよ。私は本来石川マサヒロ君と同じ学校には通っていなかった」
 「自分からバラしていてくのか…。じゃあ今、俺がハルカの過去に干渉していることがきっかけで俺がハルカにフラれた体験が俺の中で実際に起きたことになっていたのか?では今、俺がハルカの過去に干渉しているのは俺にとっては今だけどハルカにとっては本当に過去だというのか?もしそれが本当なら俺は今、ハルカの過去に干渉して改変してると思い込んでいる、ただの無職童貞だというのか!死ね」
 「そうかな…そうかも。でも今も過去も未来も結局、同じこと。今があって過去になる、過去があるから未来がある…」
 「そうか…じゃあ俺の知っているハルカは本来、俺とは全く無関係の他人なのか…ならハルカは女じゃなくて…死ね」
 「やめて!それ以上言わないで!」
 「ハルカは女みたいな顔した男の子だったのか…?」
 「やめて!それ以上言わないで!」
 「死ねって言ってないよ…」
 「お願い!私の心から出て行って!」
 「さっきは死ねって言ってないのに…俺は優しくしてるのに…どうして出て行けなんていうの?ひどいよ…」
 「お願い!これ以上私をいじめないで!」
 「そっか…ハルカは失敗作だったのか…おちん●ん生えてるのに自分のことを女の子だと思ってる…だから父親からは虐待されて母親は虐待から助けなかった…そりゃそうだよな…自分のことを女の子とだと思っている気持ちが悪い息子のために外で朝から晩まで働くなんて馬鹿馬鹿しいよな…失敗作のためにどうして辛い思いをしなくちゃいけないんだよって…そりゃ虐待するわな」
 「や〜め〜てぇぇぇ
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