暁 〜小説投稿サイト〜
戦姫絶唱シンフォギア〜響き交わる伴装者〜
第1楽章〜覚醒の伴装者〜
第11節「聖遺物護送任務」
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ペレーター──友里あおいは、周囲のエネルギー観測量に気を配り続けている。
 1匹でもノイズが現れた瞬間、ヘリで空から指示を出している弦十郎に即座に通達出来るようにする為だ。
 ちなみに彼女は、常に冷静かつ的確に戦況を伝えられる事に定評があり、二課の内部では藤尭と共に二課を後方から支える名コンビとして知られている。
「ですね……。あの子達が無事に帰ってこられるよう、最大限にバックアップするのが僕らの役目。その僕らがしっかりしなくちゃダメですよね」
「あと20分もすれば、研究施設に到着よ。任務が終わったら温かいもの、持って来るから」
「それなら頑張れそうです。友里さんが淹れてくれる温かいもの、とても美味しいですから」
 友里に励まされ、藤尭は姿勢を整え座り直した。
 
 その時だった。トレーラーへと向けて一直線に接近する高エネルギー反応が観測される。
「輸送車に接近する高エネルギー反応探知!」
「ノイズです!南南西から立体道路に沿って北上中!」
 やがて、招かれざる客が続々とバックミラーに映り込む。
 聖遺物護送任務は、ここからが佳境となるのだった……。
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