暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第20話 小猫、初めてのグルメ食材。フグ鯨を調理せよ!!
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らを見てきたココさんを見て思わずずっこけてしまいました。



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side:??


「うい〜…ヒック、まあ安心しろい…ただノッキングしただけじゃよ、5分もすれば動けるようになる…へへ」
「ぐっ……」


 洞窟の砂浜の入り口前、複数の殺し屋や盗賊が倒れていた。ノッキングマスター次郎からフグ鯨を奪おうとしたようだが返り討ちにあったようだ、もっともただノッキングされただけなので死んではいない。


「しかし美食屋イッセーか…面白い若者じゃのう。近くにいた白髪の少女も相当な食運を秘めていたしありゃ化けるかもしれんのう…ひひっ、若い芽は順調の育っとる訳か」


 次郎は列車で出会ったイッセーたちのことについて話していた。特にイッセーと小猫を見てかつて自身を育ててくれた二人の男女を思い出していた。


「最高の美食屋と最高の料理人…になれるか?案外あっしのフルコースがコンプリートされるのも遠くない未来なのかも知れんのう…へへ」


 次郎は楽しそうに笑うとフグ鯨を持って去っていった。


「しかし急いだほうがええぞ、得体の知れない奴も来ているみたいじゃからな」




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side:小猫


「はあ…はあ…」


 ココさんがフグ鯨の調理を初めてから既に3匹のフグ鯨が毒化していた。


「ココさん、かなり疲れていますわね」
「よっぽど集中しなくちゃいけない作業なのね、見ている私たちまで疲れてきちゃいそう」


 ココさんの顔は汗がびっしりと浮かんでおり疲れが出ていました。デビル大蛇と戦った後だから余計に辛いのかも知れません。


(ぐっ、手元がぶれる…フグ鯨の調理はミリ単位のズレで失敗してしまうから今の僕では…よし)


 ココさんが作業を止めて私のほうを見てきました。何か顔についてるんでしょうか?


「小猫ちゃん、もしよかったら君がフグ鯨の調理をしてみないか?」
「えっ……ええぇぇ!?」


 ココさんの突然の提案に私は驚きを隠せませんでした。そりゃそうですよ、特殊調理食材と呼ばれているフグ鯨を私が調理するなんて!?


「む、無理ですよ!ココさんでも難しいっていう食材を私なんかが調理なんて出来ません!」
「イッセーから聞いたが君は仙術とやらが使えるんだろう?ならフグ鯨の氣の流れを見て毒袋の位置が分かるんじゃないか?」
「た、確かに仙術なら毒袋の位置も分かるかも知れませんが私はまだ未熟ですし…それに魚は兎も角フグなんてさばいたことないです…」
「大丈夫だ、僕がさばく順序を言っていく。それに情けないが僕はデビル大蛇との
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