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悪魔と人間

作者:新島幸治
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第六の罪

 
前書き
複合種 人の心の中から出た悪魔が人を取り込んで成長した珍しい悪魔で滅多にお目にかかれない。おっさんと同じ知能を持つ通常の魔人化でも倒せるものの相当の魔力を使う。

超魔人化 芽吹が昔面白半分でやった形態、本来ない形態、通常の魔人化の力を遥かに上回るがため、複合種などの闘い等で使われる時が多い。契約者に相当の負担がかかるがだけど芽吹曰くこれよりすごい形態が後八個あるらしい 

 
悪魔は自然の感で核心していた、こいつはやばい今まで見て来た物を遥かに上回っていた。だがこの悪魔は違った、元となった感情以外の感情をたくさん吸収しているため普通の攻撃ではまったく通用しないのは、芽吹も知っていた。それは初めて複合種と戦ったさい勝ったものの相当の魔力を使い、ベル以外の大罪は一カ月行動不能になるという事態に陥ってしまい、一か月ふりかけご飯生活になった。芽吹それ以来考えてそして思いついた。以前面白半分でやった二体同時魔人化あれならいけるんじゃねと思ってたが、複合種がそれからめっきり現れず、苦節二年ようやく実証の日が来た。
「うしこの形態の強さの証明と百万取るぞ」
と意気込んでいたが頭の中から二つの声が頭の中に響いた。
「「いや何この形態?」」
「いや試しに実践してみたい形態だったし、相手も相手で強いし」
「いやならあの時みたいにベル使いなさいよ」
「えーだってベルだと時間かかるし」
「だって時間かかるしメンドーだしさ」
「面倒だからってこういうの使うなよ」
「悪かったって今度何か奢るから勘弁して」
すると二人は
「じゃ俺はバイト代の建て替えでいい」
「私はそーね、とりあえず甘い物頼むわ」
二人の要求に芽吹は渋々その要求を受け入れ、戦う姿勢を見せ、悪魔を挑発するが悪魔はそれに乗らず逆に芽吹に挑発をした。芽吹が攻撃仕掛けたが、悪魔はそれを捕まえ握り潰したに見えたがそれはおとりだった。
「やっぱそういう警戒心はねーなそろそろ終いにするか」
そして芽吹は上で力を右手に溜め込み、更におとりにした破片が鎖みたいにし悪魔に巻きつかせ身動きが取れなくし芽吹は腕輪の宝玉二つを更にずらし魔法陣を出現させる。
「二重解放 逆鱗の毒針」
右手に集めたエネルギーを尖らせ針にみたいにし悪魔に打ち込むと魔法陣が浮き出た、最初は悪魔に影響がなく芽吹は鎖を解いた。そして悪魔は直ぐにでも暴れようとしたが、段々と動きが止まりだした。先程打ち込んだ毒が回りだし水分が蒸発し乾きだし完全に動きが止まった。そして芽吹がおでこにでこピンをやるとそいつは爆散し砂」になった。そして芽吹は超魔人化を解除した。
「はー疲れたアスどうだ体の調子」
「うーん疲れてるけど体は別に大丈夫よ」
それに一応安心したサタンは
「そうかじゃあ芽吹はってえーーー!」
そこにはぐったり倒れている倒芽吹がいた。
「おい芽吹大丈夫か?」
「大丈夫ほら癒しのツボ」
芽吹はツボを押すと、みるみる疲れを取れた
「ふぅー超魔人化強いけどちょっと難ありだな」
「いやそれよりお前の体大丈夫か?」
サタンが芽吹の体調を心配をしているのをよそにアスは疑問に思っていたことを言う。
「そういえば芽吹依頼主って誰なのよ」
「はっ」
としまったの顔をした芽吹にサタンは
「分かんねーのかよ」
「だってマモンにすぐ行けって言われて」
必死に言い訳している芽吹がある事に気づく
「はっ」
「どうした芽吹」
「もしかしたらこれ罠じゃね?」
その言葉にサタンは
「てめーそんな言い訳通るとでも思っているのか」
言い訳かと思い怒鳴っているサタンにアスは
「いやサタンちょっと待ちなさい」
「何なんだよアス」
「だって普段から人がいない裏通りで複合種がでるなんてちょっと変じゃないかしら」
それにサタンは
「はっ」
「てめーもかい」
サタンに突っ込んでいる芽吹に、アスは
「だけどもう早くシャワー浴びたいからとっと帰るわよ」
「「アイアイサー」」
アスに仕切られて帰ろうとする三人に後ろから大きい声で
「ちょっと待ちなさいよ!」
と振り返ると二人の男女二人組がいた(前話参照)。そして芽吹
「あのどちらさまですか」
もう帰ろうした矢先だった為、乗り気味ではない芽吹に対し女性は
「ほう私たちを知らんかのか愚か者め」
「いや多分知らないと思いますよ」
傲慢な態度を見せる女性を一緒にいる男性がフォローしていた。そして女性は芽吹達に正体を明かした。
「私の名は花宮薫、貴様ら悪魔を狩るエクソシストだ」
「同じく小林ともうします」
その言葉に芽吹達はすごい大爆笑していた。それに花宮は怒りを露わにした。
「愚か者、我らを愚弄するか貴様名を名乗れ叩き切ってくれる」
「花宮さん落ち着いてください標的は目の前何ですから」
「黙れ小林」
二人の口論に発展してゆき芽吹達は去ろうとしたが、ある事を聞いてしまい事態は一変する。
「だから私が言ったのだ。直接攻めた方がいいって言ったのよ」
「だけど花宮さん、あいつら百万で騙されてるんですから」
それにいち早く反応したのは芽吹だった。そして芽吹は人間とは思えないスピードで小林の首を掴んだ。
「おい中林てめーさっき話はなしって本当か」
小林は首を絞められて悶えて小声で。
「本当です。後自分小林です」
「ああん聞こえねーなー」
と更に首を絞める芽吹に花宮もさすがに耐えきれなくなり
「小林ちょっと痛いと思うが勘弁してくれ」
と花宮は手から剣を生成し芽吹に斬りかかる
「あの世で自分の罪を悔いるがいい」
粉塵が舞い辺りが見えなくなった。そして
「ふぅー我ながらよく切れる剣だこれで悪魔も切れたな、おい小林無事か」
とそこにはめっちゃくちゃ斬られてぶっ倒れていた小林がいた。
「小林一体いったい何があった貴様なにをした」
花宮は芽吹に怒りの矛先を向けるが芽吹は冷静に対応する
「いやお前が俺を斬ってと思っていたが斬られていたのはこいつだ、後ついでに止血のツボ」
「おい貴様さっき一体小林に何をした」
「ただの止血だ。それより早く病院に奴を連れてけおいアス、サタン帰るぞ」
「おい芽吹」
「どうしたサタン」
「アス先に帰ってったぞ」
それを驚いた芽吹は花宮に
「俺らもう帰るからじゃあな」
と去ろうとする芽吹に花宮は
「ちょっと待てまだお前の名は私は知らないせめて去るのならその教えろ」
その質問に芽吹に笑いながら答えた。
「芽吹渡ただのカウンセラーさじゃあな」
芽吹はサタンと二人は走りながら去って行った
「あいつ芽吹っていうのか」
と名前を聞き出せて満更でもなかった花宮は重症の小林をおんぶして病院に向かった 
 

 
後書き
芽吹の特技、ツボ押しは疲労回復や体調悪化など様々な種類があり、使い方も多種多様で仕事でも使える優れもの

エクソシスト 悪魔を倒すのを生業としている人たち、組織で動いている人もいればフリーで動く人もいるが、だいたいの人は組織で活動している。ちなみ花宮と小林は組織に属している。 
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