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魔法少女リリカルなのは~過去を捨て今を生きる者~

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A’s編
  私たち、結婚します!

 
前書き
みなさんどうもこんばんわ!
数学と理科のレポートが終わらない作者です!提出明日なのに!
でも気にしない!だって黒○ス二期の先行ムービー見れたから!やったね!
やばいよ、絵のクオリティ高杉だよ!マジテンション上がりまくった!
ついに神谷さんの声が・・・!憲章先生も大好きだけど!全員愛してるけど!!

・・・失礼。取り乱しました。

それではっ
 

 
放課後。

「じゃあ紗羅、オレは今日から数日間連続シフトで遅くなるから」
「うん。ご飯とお風呂沸かしたら先に寝ちゃうね」

今日からのバイトはなんだっけ?
そんなことを思いながら教室をでて、バイト先へ向かう。


夜の10時頃。
オレはやっとバイトを終え、帰路を歩いていた。
ああ、今日がもう終わってしまう。
そしてまた同じ、楽しい日常が繰り返される。
小さな、確かな違和感を残しながら・・・。


「ねえ、兄さん。もうすぐ連続シフトも終わりでしょ?美桜ちゃんや東くんも誘ってショッピングに行かない?」

昼休み、紗羅が急にそんなことを言ってきた。

「ショッピング?別にいいけど・・・オレと東は荷物持ちか」
「違うよ、兄さん。ウインドウショッピング。見て楽しんで、帰りにゲームセンターに行かない?」

そう言う紗羅はとても楽しそうな表情をしており、断ろうものなら周囲の視線が一気に冷たくなるだろう。
まあ、断らないけど。

「オレはいいぞ。あとは東と南條だけど・・・」
「あ、二人にはもうおっけーもらってるよ。明後日の2時に公園集合」
「事後承諾!?」


当日、オレは紗羅と一緒に約束の公園に行く。

「大体五分前・・・か」
「まるでデートの待ち合わせだね」

何を言うか、この妹は。
ちなみに南條がきたのは約束の時間の二分後。東がきたのはその二分後から五分後だった。


「なあ大吾、ウィンドウショッピングの何が楽しいんだ?買えない悔しさが増えるだけじゃね?」
「お前には見て楽しむってことができないのか?まあ、さすがにそろそろ飽きるか」

ウィンドウショッピングを始めてもう三十分が経とうとしている。
東だけでなく、オレも飽き初めてきたので、二人に話しかける。

「二人とも、そろそろウィンドウショッピングは終わろう。これ以上続けると悲しさが積もってくぞ」

オレの言葉に二人は少し顔を引きつらせ、そして納得したのか、ウィンドウショッピングをやめてゲームセンターに向かうことにした。


「さあ、まずは太鼓○達人だ!」

ゲームセンターについて、まず南條が叫んだ。
というか、もうすでにお金も入れていた。
相変わらず行動はやいなぁ。

「あ、紗羅ちゃん!ほら、そっちのバチ持って!お金はもう投入済みだから☆」

行動が早すぎた。

「う、うぅ?わたし、こういったリズムゲームって苦手なんだよなぁ・・・」

そして紗羅は難易度を簡単に。南條は鬼に設定する。
選曲は・・・初音ミクの○失だった。

「なんでわざわざこの曲選ぶの、美桜ちゃん!?」
「せっかくだし☆」

結果は紗羅・・・は言うのもかわいそうになる点数。南條はすべて良いでパーフェクトだった。

「次は大吾くんと東ねー。はい、お金投入!」
「って、いつも自分で払うって言ってるのに」
「思い出づくりにお金をきにしちゃダメなんだよ?」

ちょっと男前なセリフだった。

「さって、難易度は・・・難しいにしとくか。東は・・・普通。うん、普通」
「悪かったな、普通で!普通こそ一番だろう!?」

言い訳じみてる東はカッコよくない。

「選曲どうする?大吾が決めていいぞ」
「・・・なら、ハレ晴○ユカイで」
「お前、なにげにオタクだよな」

突っ込むな。
ちなみにオレは三回ほど間違え、東はまあ、普通だった。

「東、つまんなーい」
「うっせーよ、美桜!」


「さて、そろそろ5時になる・・・かな?」

ゲームセンターにある時計をみて、紗羅が呟く。

「おー、もうそんな時間か。速いなぁ」
「あ、じゃあじゃあ!帰る前にアレ、撮ろ!」

南條が指差す先。それは・・・。

「プリクラ?」

『うーん・・・ぷりくらっていうのが気になるかな』

一瞬、そんな声が頭に響いた。
とても大切な人の声。

「・・・兄さん、どうしたの?」
「え、ああ、なんでも・・・ない」

オレはそんな感覚を気のせいだと思い、機械の中に入った。

「まずはこの穴の中に・・・四百円?よし、投入」

南條がお金を入れると効果音が鳴り、メニューが出てくる。

「さて、撮影方法は・・・ランダム。枠は六個か・・・なにがいい?」

『六個?うーん・・・じゃあ、これとこれと・・・』

また聞こえてきた、声。さっきと同じ、大切な人の声。
でもなぜだろう。大切ってことはわかるのに、それ以外はなにもわからない。
顔も、名前も、なにも。
気のせいだと思い込む。

「大吾くん、ほら、押してー?」
「・・・ああ」

南條に急かされ、適当に決める。

「じゃあポーズを決めよう!私ジョジ○立ちしよーっと」
「み、美桜ちゃん、女の子だからさ、ちょっと自重・・・」
「だが、断る!」
「あぅー・・・」


そしてオレたちは撮影室から移動し、撮った写真に落書きを始める。
とりあえず東の顔に自主規制のマークつけとこ。

「ちょ、大吾!?それじゃあ犯罪者みたいじゃんか!」
「ちっ、バレたか」

しかたがなく消し、ほかのスタンプを探す。

「あ・・・れ、これ・・・」
「どうしたの、大吾くん・・・って、「私たち、結婚します!」?いやいやいや、おかしくない、流石に!」

さすがの南條も驚いていた。

「いや待て!隣の紗羅をみろ!」

東に言われて紗羅の使っている画面を見る。

「「私たち、結婚します!」が貼られてる!?待て!変えろ!!」

オレたちは代わりなるスタンプを探す。

『とりあえずこっちの神☆友~しんゆう~にしとけ。って、これもおかしいか?』

「神・・・友・・・?」
「神友?あ、へぇー、こんなスタンプあったんだ。紗羅ちゃん、こっちのスタンプに貼り直して」
「ちぇー」

紗羅は南條に言われてスタンプを張り替える。

『落書き時間終了なのだ☆外に出て写真がでてくるのを待っててね☆』

なぜかとてもイラついた。
 
 

 
後書き
ここで終了。
過去編は次で終わる予定です。
『  』の中、神的な記憶力をお持ちの方はわかりますか?作者は覚えてませんでした!
なので携帯でそれを見ながらキーボード打ってた(笑)
それではみなさん、次の投稿も見てください!

それではっ
 
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