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バカとテストと死んだ世界戦線

作者:エミル
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陽動ライブ開始!!&天使エリア侵入…?

 
前書き
今回のテストをやった結果あまり解けませんでした…。真面目にやっていればよかったと後悔する私です(笑)まぁ、そんなことは気にせず投稿していきます!!それでは第14話どうぞ~ 

 
体育館

あれから、三日が経ちもう少しでオペレーションの作戦が始まる。作戦の開始時刻は19:00だ。僕はガルデモのメンバーと一緒に体育館のステージで楽器の準備をてきぱきとやっていた。ちなみに今の僕の服装はSSSの制服(女子バージョン)を着ている。岩沢さんの言いつけ通りオペレーションが終わるまでこの格好でいたが、さすがにもう女装しても気にならないほどにレベルになっている…こんなんで僕大丈夫かなぁ……?
準備が終わると、岩沢さんがもう1つのギターを僕達の後ろに置いていた。なにをしてるんだろう?

明久「岩沢さん、そのギターは?」
岩沢「あぁ、これか?こいつはあたしが生きていた頃に拾ったギターなんだ。こいつには思い入れがあるからな。特等席を用意したんだ」
明久「大事なギターなんだね」
岩沢「まぁ、そういうことだ。遊佐、NPC生徒はどれくらい集まっている?」
遊佐「……少ないですね」
岩沢「そうか。おっとそろそろ時間だ」

すると突然照明が消え、岩沢さんがセンターに立つと僕達に

岩沢「みんな……派手にやろうぜ!!」
明ひ関入「「「「おおぉぉーーー!!!!」」」」

ジャラア───ン!!

岩沢さんがおもいっきりギターを弾くと同時に幕が上がり、オペレーションと陽動ライブがスタートした











天使エリア? 扉前

雄二side

今、俺達は天使エリアに向かっていた。天使エリアに向かっているメンバーは俺、ムッツリーニ、音無、ゆりッぺ、野田、松下、竹山だ。俺達は天使エリアの部屋の扉前に着いて、ムッツリーニが扉の鍵をピッキングをして、少し時間が経つと見事にピッキングが成功し、扉が開いた

ムッツ「……これくらい余裕」
ゆり「良くやったわ土屋君。みんな行くわよ」

そして武器を構えながら俺達は部屋に侵入し、天使がいないことを確認する

雄二「ゆりッぺ、天使はいない。入れ」
ゆり「よし、まずは侵入成功ね」
音無「……は?」
ゆり「何してんの?早く来なさいよ。後、扉閉めてね。竹山君はコンピューターの方をお願い」
竹山「クライストとお呼び下さい」
音無「いや…これって…」

パチッ

突然、部屋に明かりが点いた

音無「ただの女子の部屋荒らしじゃねーかよ!!犯罪だろ!!」

それについては俺も色々ツッコミたいがな……今、俺達がいるのは普通の女子寮だ

野田「貴様、何をしている……!」
松下「ここは女子寮だぞ…静かにしろ。後、電気も消せ」
音無「しかも、コンピューターで制御だぁ!?パソコンが一台あるだけじゃねーか!!」

音無が騒いでるなか、竹山はパソコンを起動していた。すると1つの小さな画面がパソコンに映る

雄二「パスワードだな、こりゃ……」
ゆり「前、来たときは誰も解けなかったのよ……」
竹山「面白いですね。では、解析します」

竹山は自分のパソコンを出し、コードを繋げて解析を始めた

音無「こらこら、プライバシーの侵害だ……むぐぅ!!」
松下「大人しくしていろ」
野田「貴様、それ以上しゃべると喉元をかっ切るぞ」
音無「何だよ!!お前達のこと少し見直してきたのによぉ!!」

後ろでは暴れる音無を松下が後ろから押さえて野田がハルバードを突きつけていた

雄二「音無、少しは落ち着けって『ぶしゅうううう…』おい!!ムッツリーニ大丈夫か!?」

なぜかムッツリーニが鼻血を出して倒れていた。くそっ!!一体何があったんだ……周囲を見ると、ムッツリーニの周りには下着が散らかっていた。恐らくこれのせいだろう…

ムッツ「くっ…ブービートラップ…か…!(がくっ)」

そのままムッツリーニは鼻血を出しながら気を失った。ムッツリーニ…お前の犠牲は忘れない…!!

日向「言っとくけど、静かにしろよ。気付かれるとまずいからな」
雄二「あ、すまん。気をつける」

後は静かにしてパスワードが解けるのを待つ俺達だった

雄二sideout









体育館

僕達はcrow songの演奏が終わった後、岩沢さんが息を切らしながら集まっているNPC達を見ていた。僕も見てみると、最初と比べるとあまり集まっていなかった。どうしよう…もっと集まって欲しいのに………と、思っていると岩沢さんが突然ギターを弾いていた
この曲は……Alchemy!?しかもこんな序盤で!?
すると、段々人が集まって来ていて体育館の中は熱気が上がって盛り上がっていた。しばらく演奏していると体育館に教師が入って来ていた。そして、教師の後ろには僕らの敵である天使が現れていた









女子寮 天使の部屋

雄二side

ゆり「みんな、天使が体育館に現れたわ。竹山君急いで」
竹山「今、パスワードを高速で割り出すプログラムをはしらせていますからすぐに終わります。後、僕のことはクライストとお呼び下さい」

そしてすぐに竹山がパスワードの解析を終わらせていた

竹山「入りました!!」
ゆり「よくやったわ!!竹山君!!今すぐ全てのデータを移して!!」
竹山「全てのデータを移すには一時間は必要です。後、僕のことはクライストと──」
日向「ハードディスクごと引っこ抜くか?」
雄二「それじゃあ、バレるだろ……だったら怪しいデータを見ればいいだろ」
ゆり「坂本君の言うとおりね。竹山君!!」
竹山「クライストです………」

竹山がエンターキーを押すと、画面に表示されたのは学生のリストだった

雄二「学生リスト……?
ゆり「えぇ…NPCだけ…いや、私たちのも混ざっているわ」

何でこんな物を作る必要があるんだ?これはハズレか……?

音無「単なる名簿だろ!!怪しいデータなんてどこにもねーじゃねーか!!やっぱりただの犯罪行為おぐぅ!!」
野田「黙ってろ」

また後ろでは、音無が騒いでいたが野田がハルバードを音無の口の中に入れて大人しくさせていた。すると、ゆりッぺが無線機を取り出して聞き終わった後、舌打ちをしながら指示をする

ゆり「みんな、陽動班が取り押さえられたわ。すぐに退散するわよ」
日向「今回も得る物無しか…」
雄二「いや、もう少し待っていようぜ」

俺の発言に全員が驚いていた

ゆり「坂本君…何でそんなことが言えるの?」

ゆりッぺが質問してきたが答えは1つだ。あのバカがやってくれる

雄二「ゆりッぺ、5分だけ時間をくれ。5分で何も起こらなかったらすぐに退散していい。頼む、お願いだ」

俺が土下座をしながら言うと、ゆりッぺは少し悩んでから言った。

ゆり「……分かったわ。5分だけ待ってあげる。竹山君、あなたは怪しいデータがないかもう少し調べてみて」
竹山「了解です。それに僕のことはクライストと───」
ゆり「野田君と松下君と音無君と日向君は土屋君を運ぶ準備をしてちょうだい。いいわね?」
野田「ゆりッぺの頼みならなんでもやるぜ」
松下「了解した」
音無「……分かったよ」
日向「了解だ。ゆりッぺ」

こうして、俺達は5分だけここで待つことになった。頼むぜ、明久

雄二sideout










 
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