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ドリトル先生と不思議な自衛官

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第六幕その三

「問題だよ、ゆとり教育も失敗したしね」
「そうだよね」
「あと自由とか人権とか言って」
「皆平等とか言うけれど」
「言う先生達自体が否定してるしね」
「生徒の人達をゴミみたいに扱って」
「規律や常識さえ教えないことも多いからね」
 今の日本の学校ではです。
「戦前の日本軍の軍服がモデルだからって制服まで否定しようとしたりね」
「詰襟とかセーラー服とか」
「それ何の意味もないし」
「それ言ったらブレザーだって軍服が元だしね」
「制服全廃するしかないよね」
「そんなこと言ったら」
「ランドセルも背負えないしね」
 軍服つまり軍事関係の服とかを否定するとです。
「そもそもね」
「そうだよね」
「そうなるしね」
「もうね」
「もう軍隊を否定したら」
「かなり成り立たなくなるよ」
「自衛隊がどうとか言って」
 そしてです。
「自衛隊の全てを否定してもね」
「本当に何にもならないね」
「そうしても」
「かえって歪になるわ」
「実際に日本の教育そうなってるし」
「だから日本の教育をよくするには」
 あまりにも酷い今からです。
「自衛隊、軍隊に学ぶこともね」
「大事だね」
「そうすることも」
「そうした考えもあるね」
「ボーイスカウトだってね」
 こちらもというのです。
「元々軍隊教育からはじまってるしね」
「そうなんだよね、これが」
 王子が応えました、教育隊の中を案内してもらって色々な施設を観ています。見ればプールも体育館もあって本当に学校みたいです。
「軍人の人がはじめてね」
「子供の教育にいいと確信して」
「そうだったしね」
「イギリスではじまったね」
「それで世界中に広まって定着しているけれど」
「元々はね」
「軍隊からだよ」
「はじまっているね」
「ボーイスカウトは楽しくて」
 そうしてというのです。
「本当に多くのことを学べるから」
「とてもいいね」
「それと同じでね」
「軍隊の教育を知って学ぶことも」
「日本の教育にとってね」
 非常にというのです。
「いいよ」
「そうだね」
「今の日本の教育は日教組の影響が強いけれど」
「あそこはね」
「自衛隊が何よりも嫌いで」
 それでというのです。
「自由や人権や平等という言葉が大好きだけれど」
「実際は違うね」
「理想は北朝鮮のそれなんだよ」
「あの国の教育って」
「そんなものは何処にもなくて」
 自由や人権や平等はです。 
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