| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ドリトル先生と不思議な自衛官

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第六幕その二

「自衛隊も他の国の軍隊も過言じゃないよ」
「成程ね」
「軍事組織ってそうなってるんだね」
「常に教育を受ける」
「そうした場所だね」
「士官、自衛隊の幹部の人なんかもう本当に学校に行くことが多いから」
 だからだというのです。
「まるで学者さんだね」
「そういえばずっと思っていたけれど」
 ガブガブが言ってきました。
「自衛隊の建物って学校そっくりね」
「教育隊もそうだね」
 ダブダブはガブガブの言葉に頷きました。
「学校の校舎そっくりだよ」
「教室だってあるしね」
 トートーも言います。
「机や椅子だって」
「図書館や研究する施設や場所もあって」
 ホワイティはこのことを指摘しました。
「確かに学校だね」
「何か学校にいる様な感じがしたけれど」 
 ジップはそう感じていました。
「こういうことだったんだ」
「いや、そう思うとね」
「何か違和感感じないわね」
 チープサイドの家族はこうお話しました。
「大学にいる時とね」
「同じ感じだね」
「そういえば軍服が制服の元だし」
「ランドセルとかもね」
 オシツオサレツはこのことに思いました。
「それだとね」
「尚更学校にいる感じがするよ」
「軍隊って教育の在り方もそこにあるのかしら」
 ポリネシアはふと思いました。
「それなら」
「うん、規律と秩序も学べるし」
 それでとです、老馬はポリネシアに言いました。
「そうかもね」
「いや、そうしたことも考えると」
 チーチーは腕を組んで言いました。
「軍隊って否定出来ないね」
「何でも無闇に否定するものじゃないしね」
 王子も言います。
「軍隊のそうしたところも知らないとね」
「そう思うよ、僕も」
 先生もこう言うのでした。
「軍隊は教育を受ける場所でもあって」
「教育の在り方を学ぶことも出来る」
「そうした場所でもあるのね」
「自衛隊にしても」
「そうなのね」
「そうだよ」
 まさにというのです。
「だからこうしてよく学ば差せてもらうこともね」
「大事ね」
「今の僕達みたいに」
「それもまた大きなことがわかる」
「そういうことね」
「何故日本の教育があそこまで酷いのか」
 その理由はといいますと。
「勿論先生の質がね」
「あまりにも悪いよね」
「暴力沙汰とか性犯罪とか多過ぎるわ」
「モラハラとパワハラばかりで」
「社会不適格者ばかりだよ」
「そのことも問題だけれどおかしな教育の在り方もね」
 おかしな先生達によって行われるというのです。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧