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ドリトル先生と不思議な自衛官

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第四幕その十一

「日本を守っているんだ」
「成程ね」
「自衛隊は日本を守ってくれているけれど」
「まさにその代表だね」
「おかしな国から守ってくれている」
「北朝鮮がしょっちゅうミサイルを発射するけれど」
 先生はここでもこの国のお話をしました。
「その時何かあったら」
「その時はだね」
「このイージス艦が守ってくれる」
「そうしてくれるのね」
「そうなんだ、勿論他の兵器も守ってくれるけれど」 
 それでもというのです。
「イージス艦はね」
「その代表だね」
「海上自衛隊において」
「そうした艦艇なのね」
「そうなんだ、あとイージスというのは」
 先生はこの言葉についてもお話しました。
「ギリシア語でエイギス、アテナの盾だよ」
「敵から守るからだね」
 老馬はそのお話を聞いて言いました。
「盾だね」
「それも万全に守る女神の盾」
 ポリネシアも言います。
「その名前に相応しいわね」
「いいネーミングだよ」
 チーチーは感心している感じです。
「本当にね」
「自衛隊に相応しい艦でね」
「名前もそうね」
 チープサイドの家族も思うことでした。
「日本も国民の人達も守ってくれる」
「素敵な盾ね」
「確かあの盾にはメデューサの首があったね」 
 ダブダブはこのことを思い出しました。
「髪の毛が蛇」
「無数の五ミサイルが蛇ってことね」
 ガブガブはすぐにこう考えました。
「要するに」
「メデューサって怖いイメージがあるけれど」
「誰かを守ってもくれるんだ」
 オシツオサレツはしみじみと思いました。
「使い方によっては」
「そうなんだね」
「流石に見て石には変わらなくても」
 それでもと言うトートーでした。
「蛇の髪の毛が武器だね」
「その盾が幾つもある」
 ジップはしみじみとした口調で自分の考えを言いました。 
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