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ドリトル先生と不思議な自衛官

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第四幕その八

「それを行う権利もね」
「民主主義だとあるよね」
「今の日本にも」
「そうだよね」
「そうだよ、あるよ」
 先生は皆に言いました。
「しっかりとね」
「自分達が支持する人達に政権を担ってもらって」
「そして自分達がそうあって欲しいという社会にしていく」
「それが民主主義だね」
「法律についてもね」
「それをね」
 そうした社会の仕組みや考えをです。
「否定してね」
「ああして暴れて叫んでも」
「それも基地の前にテント張って住み込んで」
「平日もずっと朝から夜まで抗議している」
「それじゃあね」
「そもそもどうして生活の糧を得ているのかね」
 先生はこちらのことも指摘しました。
「気になるしね」
「沖縄だけじゃなくてね」
「他のところでもああした人達いるけれど」
「平日のお昼にデモして」
「それも毎日みたいに」
「そのことも調べられて」
 そうなってというのです。
「歴史でね」
「批判されるね」
「そうならない筈がないね」
「それこそ」
「本当にね」
「間違いなくね、何かああした人達を見ていたら」
 先生は心から思いました。
「自衛隊や皇室をしっかりと見て神様仏様もね」
「見てね」
「信仰心も持つ」
「そうすることが大事だね」
「そう思うよ、無神論で自分の力だけで生きていくという考えはいいけれど」 
 先生はこの考え自体は認めています、そうした考えもまた肯定する人としての器の大きさも備えているのです。
「けれどね」
「それでもだよね」
「考えが間違っているとね」
「人生を間違えるね」
「絶対に」
「そうならない筈がないよ」
 先生は言いました、そしてです。
 食事を楽しんでいってその中でデザートも食べてでした。
 その後でお部屋に戻って十二時まで学問に励みました、そして起きるとです。
 朝起きて朝食の後で基地に皆で歩いて向かいますが。
「やっぱりね」
「雪が積もってるね」
「屋根にも道にも」
「一面銀世界よ」
「そうなってるね」
「これが舞鶴なんだ、本当に雨や雪が多くて」
 先生は雪道を歩きつつ皆にお話します。
「冬はね」
「こうして積もって」
「街が白く化粧される」
「そうなるのね」
「そうなんだ」
 まさにというのです。
「そうした街なんだ」
「成程ね」
「寒くて降水量も結構で」
「こうなるんだね」
「そうした街だよ」
 皆に笑顔で言います。 
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