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ドリトル先生と桜島

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第九幕その一

                第九幕  この上なく美しい絵達
 先生は鹿児島本土に戻るとでした。
 すぐに動物の皆と一緒に鹿屋に向かいました、その鹿屋はです。
 海上自衛隊の航空基地がありました、その基地に行くととても広く立派な滑走路があってそこからです。
 多くの哨戒機が飛んで行って着陸しています、皆はその光景を見て言いました。
「凄いね」
「立派な基地よね」
「広くて設備もよくて」
「飛行機も多くて」
「海上自衛隊の航空基地は幾つかあるけれどね」 
 日本の中にとです、先生は皆にお話しました。
「この鹿屋もなんだ」
「そうなんだね」
「海上自衛隊の重要な基地なのね」
「ここはそうなんだね」
「そうだよ、港は五つ重要なところがあってね」
 先生はそちらのお話もしました。
「横渚、舞鶴、呉、佐世保、大湊なんだ」
「佐世保は長崎だったね」
「それで呉は広島」
「横須賀は神奈川で」
「大湊は青森ね」
「そして舞鶴は京都なんだ」
 それぞれの場所をです、先生は皆と一緒にお話しました。
「京都の北の方だよ」
「京都府って海もあるんだよね」
「京都っていうと盆地だけれど」
「盆地の北のその山を越えたら」
「そこは海なんだよね」
「そう、そこにあってね」
 舞鶴がというのです。
「昔は帝国海軍の港で」
「今は海上自衛隊の港ね」
「そうなっていて」
「重要な港なんだよね」
「そして航空基地もあるんだ」
 艦艇の港だけでなくというのです。
「さらにね」
「海軍ってそうだよね」
「大国の海軍だと航空機も多く持っていて」
「艦艇の港だけでなく空港も持っていて」
「海上自衛隊もだね」
「そうなんだ、空港は厚木や大村、館山、八戸、岩国、舞鶴、香川、そしてこの鹿屋にあるんだ。下総には学校があったね」
「あれっ、多いね」
「空港は」
「艦艇の港よりも」
「さらにね」
「実は海上自衛隊はヘリコプターも多く持っているんだ」
 飛行機だけでなくというのです。
「それでだよ」
「ああ、ヘリコプターの空港もあるんだ」
「飛行機のものだけでなくて」
「それでなんだ」
「空港は多いのね」
「そうだよ、それでこの鹿屋は航空機の基地でね」
 それでというのです。
「かなりの規模なんだ」
「成程ね」
「ここはそうした場所なんだ」
「海上自衛隊の重要な空港の一つで」
「設備も充実してるんだね」
「そうなんだ、そしてね」 
 先生は皆にさらにお話しました。
「ここは広いからね」
「うん、かなりね」
「正直歩いていたらかなり時間かかるよ」
「そうした場所よ」
「だから自衛隊の人達にマイクロバスを用意してもらったから」
 それでというのです。
「そちらに乗せてもらってね」
「それでだね」
「基地の中を移動して」
「それでだね」
「見学させてもらうのね」
「そうしようね、種子島でも言ったけれど軍事のことを学ぶことも重要だよ」
 先生は確かな声で皆にお話しました。 
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