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ドリトル先生と桜島

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第九幕その二

「だからね」
「それでだね」
「ここはマイクロバスに乗せてもらって」
「見学させてもらうのね」
「そうするんだね」
「そうだよ、鹿児島に行かせてもらうことが決まった時にね」
 まさにその時にというのです。
「こちらにも来させてもらおうと思ってお願いしたんだ」
「この基地への見学をだね」
「お願いしたんだね」
「そうしたのね」
「そうなんだ、大学の方から自衛隊に連絡してもらって」
 それでというのです。
「認めてもらったんだ、自衛隊は事前に連絡してお願いしたらね」
「見学認めてくれるよね」
「結構以上に気さくに」
「そうしてくれる組織ね」
「しかも説明や案内も親切だし」
 このこともお話する先生でした。
「自衛隊のことを知りたいと思ったらね」
「その時はだね」
「ちゃんと連絡したら」
「許可貰えるんだね」
「自衛隊の人達にとっては自分達の紹介も大事なお仕事なんだ」
 先生は笑顔でお話しました。
「広報、つまり宣伝もね」
「それはどの官庁でもだよね」
「それで企業もね」
「そうだね」
「うん、だからね」
 それ故にというのです。
「自衛隊もそちらに力を入れていて」
「お願いしたら見学も認めてくれるんだね」
「そして説明や案内も気さくだね」
「そうなのね」
「江田島でもそうだからね」
 こちらでもというのです。
「海上自衛隊幹部候補生学校のあるね」
「昔は海軍兵学校だった」
「あの学校ね」
「あの学校に行ってもだね」
「気さくに案内、説明してくれるのね」
「あちらは観光地でもあるしね」
 江田島はというのです。
「それでだよ」
「ううん、あちらも行ってみたいね」
「機会があれば」
「江田島の方にも」
「是非ね」
「そうだね、ちなみに僕達は奈良県に行ったことがあるけれど」  
 先生はその時のお話もしました。
「あちらには航空自衛隊幹部候補生学校があるんだよね」
「そうなんだね」
「航空自衛隊の学校が」
「そういえば先生あちらのお話もしていたね」
「奈良県のことをお話してくれた時に」
「そうだよ、それで久留米にはね」
 福岡県のこちらにはというのです。
「陸上自衛隊幹部候補生学校があるんだ」
「陸上自衛隊は九州だね」
「それも久留米なんだね」
「確かチェッカーズの人達の故郷だね」
「あの人達あちらから出たんだったね」
「そうだよ、その久留米にね」
 まさにその街からというのです。
「陸上自衛隊の幹部候補生学校があるんだ」
「成程ね」
「それぞれの地域にあるんだね、学校が」
「軍隊って学校もあるけれどね」
「その中に」
「防衛大学、他の国で言う士官学校は横須賀にあってね」
 そうしてというのです。 
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