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オズのジュリア=ジャム

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第一幕その十一

「だから色々と教えてもらえるわ」
「マンチキンのことも」
「私達がこれから行くあの国のことも」
「そうよ、それで人魚の国はね」
 テーブルの真ん中に開いて置いているその地図のマンチキンの部分を指さしつつです、ジュリアは五人にその国のことをさらにお話しました。
「ここにあるのよ」
「あっ、海の方ですね」
「やっぱり人魚だからそこにお国があるんですね」
「そうなんですね」
「そうよ、だから海に入るかも知れないから」
 だからだというのです。
「水着も持って行きましょう」
「水着もですか」
「そちらもですか」
「ええ、途中服の木から手に入れることも出来るけれど」
 オズの国にはそうした木もあって服を自由に手に入れることも出来るのです、その服の中には水着もあるのです。
「それでもね」
「昨日着た水着もですか」
「持って行くんですか」
「そうしましょう、それに私あの水着が好きなの」 
 ジュリアはくすりと笑ってこうも言いました。
「紫の競泳水着がね」
「あの水着似合ってましたよ」
 神宝は微笑んでジュリアに言いました。
「ジュリアさんに」
「有り難う、実はよくそう言ってもらってるから」
「だからですか」
「あの水着が好きなの」
「そうなんですね」
「そうなの、だからあの水着を持っていくわ」
 好きな水着だからこそというのです。
「そうするわ」
「そういえば水着も」
 ジョージはふと気付いた様になって言いました。
「色々あるね」
「競泳水着だけでなくね」
 カルロスもジョージに応えて言いました。
「ワンピースとか半ズボンみたいなのとかスカートがあるのとか」
「ビキニもあるわね」
 ナターシャはこの水着を思い出しました。
「二つに別れた」
「あの水着は着るのが恥ずかしいわ」 
 実際に恵梨香はお顔を赤くさせています、自分があの水着を着たらと想像してです。
「ちょっとね」
「私も姫様達もビキニは抵抗があるの」
 ジュリアはビキニについてはこう言いました。
「競泳水着はよくても」
「そちらはですね」
「大丈夫なんですね」
「そうなの、けれどね」
 それでもというのです。
「泳ぐのは好きよ」
「そのこと自体はですね」
「大丈夫なんですね」
「だから毎日泳いでいるし」
 王宮のプールで、です。
「楽しんでいるわ」
「それでオズの国でも指折りのスイマーなんですね」
「そうなられてるんですね」
「泳ぐのが好きで毎日していたら」
「それで、ですか」
「泳ぎ上手になったんですか」
「そうなの、だから海で泳ぐことになっても」
 その時もというのです。 
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