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ディレイン・ファイス

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新都
  キングはかませか地雷だと思う。

 
前書き
キングと名のつくモンスターを挙げてけ!

レイド「キングスライム!」
シルハ「キングトロール!」
ムラク「キングレオ!」


ドラクエだよなこれ(´・ω・`) 

 
リザードソルジャーを倒した一同は、
応急手当を行っている。

シルハ「...っ!」
レイド「しみるな。我慢してくれ。」
ムラク「ボスが近い。気を引きしめよう」


応急手当終了。

レイド「シルハってリベンジャーだったりする?」
シルハ「.....復讐者か。興味ないね。」

攻撃の頻度や質から推測を立てたレイド
だったが、ことごとく外れた。


復讐者とは役職のひとつであり、
攻撃を受けて倍返しするというカウンター
に近いバトルスタイルをとるというものだ。

レイド「.....」
シルハ「なに?攻撃を受けすぎって?」

レイド「いや、まぁ.......」
シルハ「......。」


空気が気まずくなりました。


誰一人声を発さず奥へと進む。


レイド「悪かった。ごめん。」
シルハ「えっ....あぁ....。」


.......




気まずいよ畜生めぇ!



王の間~第1柱

気まずい雰囲気のなか、
大広間へとでた。
そこは松明などで明るく、
古の墓とも、王の間ともとれる。

石像らしいものは見られない。
玉座への階段があることが
確認できた。


ムラク「ここにその柱というやつが
あるのか!燃えるぜ!」

ムラクは雰囲気を気にすることなく、
自身の愛武器であるシガノランスを
構える。


レイド「柱....ないなぁ。」
シルハ「(・д・ = ・д・)」


?「王の帰還を讃えるのだぁ!」

一同「!!?」

突然なにかが濁ったような声が
聞こえてきた。かなり大きな音のため、
何処から発せられたのかわからない。

シルハ「.....人がいるのか?」
ムラク「ここに人なんていないと思うぜ。」

レイド「あぁ..人でない奴がいる。上にだ。」


二人が頭上をみると、
明るい部屋にもかかわらず、
緑眼であることしか明確にわからない
モンスターが、天井に張り付いていた。

?「おおぅ。ばれてしまっては仕方ない!」


ソイツ、が天井から飛び降りてきた。
ソイツは人型をしていて、エジプトかなにかの
飾りをつけている。
大きさは3メートルほどあってかなり大きい。

肌....というか全身が骨のようだ。
カース(アンデットの一種)であろうか。
武器には杖に近いもの....
ワンドを持っていた。

レイド「お前が柱のボスか。」
?「いかにも。貴様らは何を望む?」
ムラク「は?」

ソイツはどこぞの魔王との契約文句みたいな
ことを言った。この人魔王じゃないよな?


?「金貨か、宝石か、名誉か、地位か?」
レイド「命です。」

レイドの一言にムラクもシルハも頷く。
逆にソイツは肩をコキコキ鳴らしながら
苦悶な表情をした。苦笑いか。

?「命ぃ?なら戦わなければよい。」

意外と話のわかるモンスターだ。
理にはかなっているが、
今はそんなことは偽善である。

レイド「俺たちは柱を破壊しなくては
ならないのだ!」

?「柱ぁ....?ほうナルホド.....。」


ソイツはなにかを察したのか、そんな
素振りを見せた。そして杖を構える。


?「ならば抗え!貴様らの覚悟をみせい!」

レイド「望むところだ!」
ムラク「絶対勝つ!」
シルハ「下見とはなんだったのか....」


?「我はデッドキング!いざ戦らん!」


VS デッドキング



デッドキングの周囲からは黒い霧が
舞っており、いつのまにか骸骨の剣士やら
弓兵やらが霧の中から姿を現す。

レイド「死霊傀儡(ネクロマンス)!!」
ムラク「なんだそりゃ!?チートか?」
シルハ「厄介だなぁ......」


「さあどう戦う?何処からでもかかるとよい!」

「ゴリャァァァ!!」


骸骨らが黒い霧から姿を現すにつれ、
レイドたちにあるひとつの結論が浮かんだ。


シルハ「これ勝てないよ。恐らく。」
レイド「死霊傀儡封じは存在しないからな。」
ムラク「時間稼ぐからにげろぉ!」

ムラクは骸骨たちに向かって走り出す。

レイド「なにをする気だ!?」


ムラク「骸骨さーん!こっちだよー!」

「ウギェェェェェ........」


骸骨はムラクへと走り出す。
弓兵は総じてムラクへと矢を放つ。

ムラク「よ.....余裕だししし....」
シルハ「怯えてどうする!逃げるぞ!」


3人は一目散へ逃げ出した。


「.....王の復刻に恐れをなしたか。」



その場からモブ骸骨らは消え、
デッドキングだけが残った。 
 

 
後書き
100柱とか書ける気しないよー(´・ω・`) 
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