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サクラ大戦7人目の隊員

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さくらと直哉の異世界との遭遇記3 次々登場異世界人


「え、なんでママが、もう一人いるの?」

「あら貴女たちどうしたの?私の顔をずっと見てるけど?」

「あ、何でもないです。ごめんなさい」

「そう、それならいいけど」

「さくらお姉ちゃんどうしたの?あれこの子達だれ?」

「あ、そう言えば名前を聞いてなかったわね、私は、真宮寺さくらよ、よろしくね」


「僕は真宮寺直哉だよよろしくね」

「僕の名は、コクリコ、そして僕の隣にいる子が桜花だよ」

「そう言えば、君達どうして、こんな所にいたの?


さくらがコクリコに聞く。


「そうだ、撲たち人を探してるんだ、ジェミニて言う子なんだけど、知らない?」

「あ、お姉ちゃんあの子の事じゃない、アメリカから来たと言ってる赤毛の女の子」

「「それだーーー」」

「さくらお姉ちゃんあの子達の後ろに二人いるから気をつけて」

「わかったわ、直哉君」

直哉とさくらは、後を付ける人物を警戒しながら、4人はジェミニのいる大帝国劇場に向かった。


暫くして・・・


「そろそろ話してくれない?コクリコ、桜花それにそこにいる二人」

直哉がそう言うと、コクリコたちの背後から、健二たちが出てきた。

「え、嘘私がもう一人いるーー」

直哉と一緒にいたさくらは、もう一人の自分を見た時驚いていた。

「さくらお姉ちゃんこの人たちにあったことは秘密にしたほうが、いいみたいだよ」

「ええ、わかったわ」

「話が早くて、助かるぜ、直哉ここは太正12年だよな」

「ええ、ですけど、ここは貴方達の世界ではないと思いますよ」


「どういう事だ?」

「ここは、サクラ大戦7人目の隊員と言う作品の世界ですから」

「「「「何だってーー」」」」

「多分この世界で、アンタ達のことを、認識できるのは君達が、探してるジェミニと、僕たちと、君達の追っている邪神巫女と言う奴だけだろう」

「直哉君は何故、邪神巫女の事を知っている?」

「ごめんなさい健二さん。それはこのリングの力なんです」

「そのリングの力?」

「ええ、この護法リングによって、自分がどういうことに、関わるかが、見えるんですよ」

「成る程な、要するに直哉君君は、俺に似た力があるんだな。それでそのリングが制御装置の変わりかなんかだろ?」


健二がそう言うと、さくらが不満そうな表情をしていた。

「でも、直哉君、本当に凄いよ。僕と桜花は名前しか言ってないのに」

コクリコはかなり驚いていた。

「そんなにいいものじゃないよ、確かに僕には、健二さんが言ったような力が、あります。この力のせいで、実の両親から、怖がられて、その上、捨てられたんだ」

「そんなの酷い」

「そうです余りに酷すぎます」

コクリコと.桜花が怒りを顕にするが、直哉は、話を続けた。

「でもいいんだ今は、さくらお姉ちゃんや、若菜お母さんや、みんながいてくれるからね」

「ちなみに僕と、さくら姉ちゃんは、もうすぐ健二さんと、さくらさんと同じ関係になるから」

「「えーーー」」

直哉の言葉に、コクリコと桜花が驚いていた。

「そんな話は終わって、ジェミニちゃんのところに、行きますか?」

「ああ、そうしたいが、すまない直哉君とさくら君、君達の安全の為、空中戦艦ヤマトへ来てもらう」

健二がそう言うと直哉たちの体が浮き気がつくとそこは、戦艦の中だった。

「私達姉弟はこうして、暫くの間行動を共にする事となったんです」

「その間の間私達は、私達の世界の敵と、健二さん達の敵と戦いながら、健二さんの言う邪神巫女が、現れるのを待ったんです」

「何だって!!俺にはそんな記憶がないぞ、さくらくん」

「待ってる間に私達は、2つの帝国華撃団の協力の証として、私達に後に真双焔武の原型となる機体の設計図を貰ったんです」
「それに、健二と言ったなお前さん達は、どうして、この世界に来たんだ?」

「その件に関しては、自分達も驚いています。どうすれば元の世界に戻れるのかすら分かってないので」

「なあお前さんがよければ暫く、ここにいろ」

!!

大神達は、米田の言葉を聞き、驚いていた。

「しかし、自分たちがここにいると、迷惑になりますし」

「・・・邪神巫女イヨの事か?」

!!「どうして、そのことを?」


「みんなに話す前に、直哉ここにいるみんなにあの事を言っていいか?」

「ええ、あの件ですね、少なくとも健二さんたちには、軽く説明してますが」

「そうか、大神実は、俺とさくら、そして直哉の三人は、異世界からの襲撃があることを、知った俺たちは、同じ異世界から来た彼らと、ここ数日直哉とさくらに彼らと行動を共にして、協力できるのか、見ていたのだ」

「成る程それで、直哉君とさくら君が、帝劇にいなかったんですね」

「だから俺は、異世界からの襲撃に備え、彼ら帝国華撃団空組と協力体制をとることにした」

「帝国華撃団空組ですって!!」

「ああ、俺達の世界には、空組は存在しないからな」


「成る程、そういう訳ですか」


「健二たちは大神達が驚いていた理由を、米田から聞き、納得した。

そして、健二は、改めて空組のメンバーを紹介した。

「何だって向こうのさくら君と、健二さんは既に結婚しているのかー」

健二とさくらが、結婚している事を、知った花組は驚いていた。

そして健二たちの紹介が終わり、次は直哉たちの番となった、そしてそこで健二たちは、違和感を感じていた。その正体が、隊員の数が、自分達の世界とは、異なっている事だと紹介後に、気がついた。

そして挨拶が終わり、空組のメンバーは、ジェミニに会いに行った。


花組は、直哉と米田は司令室に残り、他のメンバーも、自由行動にし、各々の時間を満喫していた。

「直哉どうした?」

「長官これを見てください」

直哉は、米田に双武改の設計図を見せた。

「こりゃあすげえな、健二の世界の量子甲冑は、ここまで進歩しているのか」

「ああ、これが出来たら、直哉とさくらが一緒に乗れることで、直哉の量子甲冑を一から作るより安く出来るな」

「長官この機体が出来たら、僕とさくらお姉ちゃんの専用機にしてくださいね」


「おうよ最初からそのつもりだぜ」

そして次の日・・・

直哉は、自室でさくらの看病をしていた。

「ごめんね、直哉君迷惑かけて」


「別に気にしないで、さくらお姉ちゃん。お姉ちゃんになんかあったら僕も生きていけないから」


「直哉君・・・

その時緊急サイレンがなり、花組は地下司令室に、集合した。

「長官今回の敵は?」


「ああ、今回の敵は、黒乃巣会だ、場所は前回と同じ浅草だ」


「大神出撃命令を出せ」


「了解です。帝国華撃団出撃せよ」

「「「「「「「了解」」」」」」」


そして花組は出撃した。


浅草・・・

浅草では、刹那と羅刹の兄弟が破壊活動をしていた。



「兄者来たようだぞ」

「帝国華撃団参上!!」


「待ってたよ、帝国華撃団。僕の名前は刹那蒼き刹那覚えていてね」


そして黒乃巣会の2大幹部との戦いが始まった。


2大幹部との戦いの最中に、花組に緊急通信が入って来た。


「大神大変だ浅草にまた、ウサギの怪人が現れたぞ」

「何ですって!!」

大神達は、通信の内容に驚き、2大幹部の必殺技を感知するのを遅れただが、直哉の言葉を受け、花組は回避することが出来たが、ただ一人を除いて」

!!「お姉ちゃん早く避けてーー」


だがさくらは、体調不良の為反応が遅れてしまった。


誰もが諦めたその時、敵の必殺攻撃向かって行く桜色の光」

「「これはまさか・・・お姉ちゃんの・・・さくら君の桜花放心に似ている」」


直哉と大神がそう感じた時、さくら機を助けた人物がさくらに声をかけた。

「さくらちゃん大丈夫?」

「ええ、大丈夫ですけど、ウサギの怪人が出たらしいんですけど、大丈夫ですか?」

「ああ、その件は、対処済みだから」

「ええーーそれと、さくらさん・・・その機体は一体?」

「この機体はね・・・」

「何なんだよその量子甲冑は、卑怯だぞ。帝国華撃団」


刹那は初めて見る、健二とさくらの量子甲冑双武弐式を見て、呟く。

「ここは一旦退くぞ、羅刹」


「了解した、兄者」


そして、刹那と羅刹は、撤退した。


「健二さんその量子甲冑は一体?」

「ああ、これは俺達の世界で作られた二人乗り量子甲冑さ」


「何ですって」

直哉以外の花組が、健二の言葉を聞き驚く。


「多分だけど、この世界では、乗れるのは、さくら君と直哉君と思う」


そして、健二が、大神達と話していると、コクリコと桜花が合流してきた。あの少年を連れて戻ってきた。

「そして戦いは最終局面へと進んでいきます」



 
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