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サクラ大戦7人目の隊員

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二つの世界の崩壊の序章 再び動き始めた憑依獣2

「「マリアさん。一体どうしてこんな事に・・・」」

「私達にも、よくわからないのだけど、どうやら今回の事件は、千明達の世界で起きた事が、発端のようね」


「「ええ、千明の世界の異変」」

直哉に代わり、裏直哉の人格が出てきた。

「それで千明姉さん達は?」

「ちょっと裏直哉君落ち着いて」

さくらが、裏直哉を落ち着かせる。

「当然彼女達もこの事態を、止める為に動いて貰ってるわ」


「そうか・・・なら話が早い、さくら姉さん。今から千明姉さんと、合流しょう」

「ええ、今からそれに千明達が、何処にいるのかもわからないのに?合流だなんて」


「大丈夫だ、さくら姉さん俺と千明姉さんと繋がっている。だから俺には、千明姉さんの場所はわかる」


「・・・わかったわ、裏直哉君千明の元に行きましょう。それで千明達の場所は?」

「ありがとうさくら姉さん。千明姉さん達の居場所は、芝公園だよ」


そして、さくら達は、真双焔武で、芝公園に向かった。

そのころ芝公園では・・・
「僕達もよくわかりませんが、悪意を持った者による仕業と考えるべきでしょう」

「一体誰がこんな事を・・・まさか管理局の仕業?」

「いや違うな、千明この憑依獣共から感じる力は、俺達の力である呪力の名残を感じるからな」

「何ですって!!それじゃあ私達の世界から何者かがこの世界に、来たと言うの?」

「ああ、その可能性があるだけだ」

「ほう前鬼少しは頭が使える様に、なったようだな」

「何だと!!お前は誰だ?」

「フン俺の事を忘れてるとはな」

「「お、お前は!!」」

「久しぶりだな前鬼、ゴキよ」

!!

「何故貴様がここにいる?ヴァサラーーー?」

「フン、漸く俺の名前を思い出したか、かつてこの俺に、つのを折られた哀れな鬼よ」

「て、てめえ昔の事を言うんじゃねー」


「ほうかつてのお前なら、この程度の挑発で、突撃してきたが暫く見ない内に成長したようだな」

「前鬼、ゴキ俺の軍門に下れ、そしてこの二つの世界を、我ら鬼の力で、支配をしたいと思わんか?」

「何だって!!」

「前鬼、ゴキよ過去の盟約など忘れ、この俺と共に来い」

「嫌だ、僕は人間を信じている」

「そうか、ゴキお前は、俺の敵でいるか、まあそれもよかろう、前鬼お前はどうする?」


「・・・それもいいかもな、ヴァサラ・・・」

!!

「「前鬼ま、まさか」」


「そうか、ならば前鬼、俺と行こうではないか、まず式神町のある世界に行くぞ」

「ああ、わかった・・・」

そして前鬼は、ヴァサラと共に式神町に向かった。

その直後、真宮寺姉弟が、千明とゴキの二人と、合流したのだった。


 
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