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ドリトル先生北海道に行く

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第二幕その三

「暑いでしょうし」
「ううん、生地は薄いけれどね」
「ですがそのことを考えまして」
 そしてというのです。
「今回はアイスティーにしました」
「あの日本で売っている」
「はい、ペットボトルのです」
 まさにそれだというのです。
「あのミルクティーを持ってきました」
「あのミルクティーも美味しいね」
 そう聞いてです、先生はにこりとして応えました。
「甘くてね」
「先生あの紅茶もお好きですね」
「ミルクティー以外もね」
 その他のお茶もと答えた先生でした。
「好きだよ」
「よく飲んでおられますし」
「だからね」 
 それでというのです。
「トミーがそのお茶を用意してくれるのならね」
「飲まれますね」
「そうさせてもらうよ」 
 こう笑顔で答えるのでした。
「是非ね」
「お菓子もありますので」
「そのセットを楽しめるね」
「この中でも。それに」
 トミーはさらに言います。
「お食事はです」
「皆の分はどうなっているのかな」
「車掌さんが用意してくれています」
 そちらもというのです。
「皆の分もちゃんと」
「そうなんだね」
「勿論僕達の分もです」
 先生とトミーの食べるものもというのです。
「あります」
「僕達は何を食べるのかな」
「駅弁です」
 トミーは先生ににこりとしてお話しました。
「それがあります」
「駅弁、それはいいね」
 駅弁と聞いてです、先生はにこりとして笑いました。
「日本のお弁当はとても美味しいけれど」
「はい、駅弁もですね」
「実は僕駅弁も好きになっていてね」
 日本に来た時からです、先生はすっかり日本の食文化に魅せられていますが駅弁もまた大好きになっているのです。
「だから駅弁を食べられるなら」
「楽しみですね」
「うん、この旅は今からね」 
 この鉄道の旅もというのです。
「楽しいものになるね」
「そうなりそうですね」
「じゃあいつも通りね」
「はい、紅茶にですね」
「駅弁も食べて勿論景色も楽しんで」
 そしてというのです。
「まずは函館まで行こう」
「それでは」
「そして函館に着いたら」
「今度は函館の美味しいものを食べられるね」
「北海道の入口でも」
「心おきなくね」
「そうなるよ」
 その通りとです、先生も笑顔で答えます。
「鉄道での旅を楽しみながら函館のことを楽しみにしていよう」
「じゃあまずはお茶ね」
 ガブガブが左の羽根を挙げて言ってきました。 
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