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サクラ大戦7人目の隊員

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狙われた天使と少年・・・そして動き出す新たな悪意中編1


さくらと直哉の宿泊しているホテルの部屋では・・・


「それで前鬼、千明お姉ちゃんの夢はどんなのだったの」

「直哉、さくら、覚えてるか俺たちが始めてあった時に出会った、憑依獣を?」

「ええ、覚えてるわ」

「僕も覚えてるよ」

「あいつが、巴里で復活し、あいつより厄介な奴が、お前たち姉弟を狙う夢を、千明が見たんだ」

「成る程、つまり僕とさくらお姉ちゃんは、前鬼の世界の敵から、襲撃を受ける可能性があるんだね」

「ああ、それとな、マシン獣の奴もこちらの世界にいる」

「「ええーーあいつは僕達が協力して倒したのに?」」

「でも奴の匂いが、この世界からするんだ」

「でもいいの?前鬼私達のほうに来て?千明ちゃんはいいの?」

「ああ、そっちはゴキと、俺たちの世界の仲間が来てるからな、心配するな」

「わかったよ前鬼、確かに、僕とお姉ちゃんは憑依獣との戦闘経験が少ないから、助かるよ」

「ありがとう前鬼君」

その後カンナたちが戻って来た。

「おーい前鬼大食い勝負やるぞーー」

「おーわかったぜ、二人共なんかあったら召還しろよ」

「「わかった」」

そしてカンナと前鬼は部屋から出て行った。


「直哉君、双天武の調子どう?」

「紅蘭お姉ちゃんそろそろ双天武も限界かも、僕たちの霊力が強くなりすぎて」

「やっぱりなこんな事もあろうかと、強化案と新機体の案持って来たよ」

「「ええーーー」」


さくらと直哉は、紅蘭の言葉を聞いて驚いていた。

「新機体の名前は真双焔武と言うようにしたで」

「「真双焔武」」

「紅蘭お姉ちゃんそれを作るお金あったの?」

「すみれさんに相談したら用意してくれたからな」


「「ああ、やっぱり」」

「そうだわさくら、明日1日だけ私たちと巴里華撃団の特訓に付き合って欲しいの」

「え、でも私・・・」

「お姉ちゃん行ってきなよ」

「直哉君」

「僕なら平気だから」

「わかったわ」


そして次の日・・・

さくらはマリアたちと、シャノワールに向かった。

そのころ直哉は・・・

一人で、巴里市内を歩いていた。

「さて一人だし、お姉ちゃんの喜びそうな物探そうかな」

直哉は、そう思いながら二人の誕生日が近い事を思い出していた。

「もしかしたらマリアさん、僕にプレゼントを探せるように、お姉ちゃんを連れ出してくれたのかな」


「あれ直哉君、一人なの?さくらさんは?」

「うん今日は、僕一人だよ、エリカさん」

「そうなんだ、私も一人なんだ、一緒にいていい?」

「別にいけど?」

「ありがとう直哉君」

そして、直哉は、エリカと行動を共にする事になった。


「見つけたぞ鬼神使役する少年」


そして、直哉は気が付いた。

「エリカさんここから急いで逃げてーー」

「え、どういうこと?」

!!「危ないエリカさん。ガハッ」


「きゃあああ。直哉君」


直哉は鞭のような物で、両足を貫かれていた。


「エリカさん早く逃げて、そしてさくらお姉ちゃんを呼んで、シャノワールにいるから」

「駄目だよ、直哉君を置いてはいけない」

「大丈夫だから・・・前鬼・・・」


「させるかーーまたしても、鞭のような物が、直哉の口に入り込んだ。

「・・・・」

「喋れなければ、鬼神を呼べまい」

(拙い本気で拙い、お姉ちゃん、前鬼助けて)

「大丈夫だよ、直哉君私が守るから」

「・・・・」


シャノワール・・・

「さくら急げ、憑依獣が出たぞ」

「ええ、わかったわ、行くわよ前鬼」


さくらが巴里華撃団の特訓を手伝っていると、突如前鬼が現れ、さくらに、憑依獣の出現を伝えた。

果たして、前鬼とさくらは直哉と、エリカを襲う憑依獣を倒せるのか?

 
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