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千年の魂.

作者:風雅 迅
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第二シーズン〜時空大冒険〜
第七章 【ロストアビリティー】
  第二十三話《狂化学〜マッドサイエンス〜》

 
前書き
千魂TIME!!!------------じゃなくて、マッドサイエンティストミンカーンの豆知識!!!

定期考査・・・闇


迅「おいっ!なんだこの妙に重いネタは!!!」

ミンカーン「WAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA」 

 
「なんでだあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!!!!!!!!!」

一同の叫びが、ミンカーン民間病院に響いた。
そう、我らが《千魂メンバー》は、ミンカーンが作った。ナイトスキル奪還剤《聖・天還》により、性転換を遂げたのだ!

「「じゃ!ねぇえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇええだろ!!!」」

そこに、声の高くなった迅とカインの突っ込みが響いた。
迅は、ショートヘアーで毛先が少しクセをもっているスポーツ女子といった感じに性転換。
カインは、紅の腰までつくようなストレートの綺麗な髪をしていて、目つきは鋭く美しい薔薇のような姿に性転換。
それに、続いて《突っ込み王》改め《突っ込み女王》、導仁 貫子(どうじん 頑固)が物申す。

「『物申す。』じゃねぇよ!!!いや、物申すけどよ!なんだ!導仁 貫子って!読み仮名まで漢字じゃねぇか!しかも、頑固って、お前らがボケまくっから頑固なんだろ!!!
てかなに?聖・天還で性転換?ふざけすぎだろおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおお!!!!!!」

性転換に、よって、随分と、女の子らしく可愛い声になったなんの迫力もない突っ込みが響いた。
そんな貫は、容姿だけでいうと、いや、声やスタイルに至っても、性転換大成功といった具合に完璧な女子に性転換している。

そして、次は、奴が口を開く。

「zzzZZZZ」

いや、寝ていた。

「良くこんな状況で寝れるな!!!」

そう、龍明。そして突っ込んだのが、我らが二番手、魁斗だ。
そんな寝ている、龍明は、高身長で切長の目をしており、ザ・クールモデルといった感じだ。
そして、魁斗----------うん、魁斗だ。

「いや、なんか描写しろよ!楽してんじゃねぇ!!!何なんだ!俺だけこの扱い!こんな扱い荒いキャラそういねぇぞ!!」

と、魁斗は、言うが、本当に、特徴がない、言うなれば、モブ子、モブ美、モブ代、と言う名前が、ジャストミートだろう。

そして、風刹。

「・・・・・・・・・・・・・」

返事がない、ただの性転換のようだ。

「同じ、被害者いたあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!」

と、被害者1号の魁斗が風刹に言った。

だがしかし!!!!
忘れては、ならない者がもう一人いた。

「HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA
なんか、楽しそうだなぁ!少年たちよ!」

そういうと、リンカーンは、《聖・天還》を、手に取る。
そして、能力がなくても戦えるのだが、それを、頬張る。

瞬間、リンカーンは、赤と青の光に包まれ--------------

「HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA」

------------次に爆発によって赤と青の煙に包まれる。そして、性転換が進み、だんだん笑い声が高くなってくる。

「HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAhAhAhAhAhAhAhAhAhAhAhAhAhAhAhAhAhAhAhAhAhAhAhAhAhAhAhAhAhAhAhAhAhAhAhAhAhAhAhAhAhAhAhAhAhAhahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahaha」

それに、耐えれず、迅たちは、叫ぶ。

「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!!!耳があぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!耳があぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!」
「耳が、取れるううぅぅぅぅぅぅぅぅうう!!!!!!」
「おぼろしゃあぁぁぁ!」
「おぼろしゃあぁぁぁぁぁ!!」
「おぼろしゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!」
「おぼろしゃあぁぁぁ!」
「おぼろしゃあぁぁぁぁぁ!!」
「おぼろしゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!」

「おっ!」
「おっ!」
「おぼろしゃおぼろしゃ」

「おっ!」
「おっ!」
「おぼろしゃおぼろしゃ」

「おっ!」
「おろ」
「おぼろしゃ」
「おっ!」
「おろ」
「おぼろしゃ」
「おっ!」
「おろ」
「おぼろしゃ」
「BEGeeeeeeeeeeeeeeee!!!!!!!!!!!!!!」

「いや!うるさいわ!リンカーンもゲロ軍団もうるさいわ!なにゲロで《威fuuuuu堂々》堂々と奏でてやがんだ!!つか、“かな”でてれてねぇよ!“なか”でてるよ!」

と、可愛く貫が突っ込む。
そこに、冷静にミンカーンが言った。

「なるほど、性が反対になる回だから洒落も“かな”と“なか”で反対になる洒落を、言ったのか------------------」

すると、ミンカーンは、真面目な顔になって言った。

「こいつ、できる!!!」
「じゃねぇよ!!!
元はと、言えばてめぇのせいだぞ!責任取れ!!」

そんな、貫の、言葉にミンカーンが応える。

「WAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA、元はと言えばって、お前らが、人の説明を最後まで聞かずに薬を飲んだのがいけねぇんだろ?ダメだぞぉ?薬は、医者の指示のもとで飲まないと〜WAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA」

そこに、女となったリンカーンがかぶってくる。
そして、リンカーンは、髪が伸びただけでほとんどなにも変わらず、リンカーンは、リンカーンのまま、性転換を終えた。

「WAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAhahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahaha」

その時、だった。
一瞬だが、場の空気の流れが滞った。

「ぎゃーぎゃー、おろおろ、WAHAhahaうるさいんだよ!発展途上か貴様ら!!!」

その声に合わせて、光が煌めいた。

ドゴオォォォオオオォォァオォオォォォォオオオォォオォォオォォオォォォオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!

----------------そう、ライトだ。

ライトが復活し、破壊的にうるさかったリンカーンを後ろから襲ったのだ。
襲われたリンカーンは、声を震わせて言う。

「hahahaコエェェ、、、」

流石、リンカーンと、言おうか。間一髪、リンカーンは、その攻撃を交わしていた。
ライトは、「ちっ」と舌打ちすると、言った。

「アホども、状況を説明しろ」

その目つきは、いつぞやの、リヴァイア兵長に似ていた。




説 * 明 * 中・・・



「なるほど、そんなことが、、、」

ライトは、ロストアビリティーにナイトスキルを盗られてから、ナイトに助けられ、ここに至るまでの経緯を聞いた。

「また、やっちまった」

そして、小さな声で呟く。
すると--------

バッ!!!

ライトは、俺たちのわきを抜け、外に飛び出した。

「ライト!!!」

俺は、突然飛び出したライトの名を叫ぶ。
しかし、ライトはあっという間に距離を開け、10秒経たないうちに見えなくなった。

「なんだ⁉︎どうしちまったんだあいつ!」

カインが、驚きながらも言った。
それに対して俺は言った。

「知るかよ!でも、追わねぇと!」

そう言って、俺はその場を飛び出そうとする。
しかし、それは、ミンカーンによって妨げられる。

「WAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA待ちたまえ!」

俺は、焦った表情でミンカーンの方を向く。

「なんだよ!早く追わねぇとライトみたいに、突っ込むだけじゃ、邪襲にはかなわねぇだろ!」

それを聞き次はリンカーンが言った。

「HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAその通りだ少年!でもな少年!自分の姿を落ち着いて見てみろ!」

俺は、その言葉にぐちぐち言いながら従う。

「なんだよ!どうせ性転換のことだろ?んなの知って------------」

その瞬間、俺は大変なことに気がついてしまった。
そして、それをミンカーンが言う。

「WAHAHAHAHAHAHAHAHAHA
気がついたようだな!
お前たち!その格好!何も知らない奴がみたら変態も同然だぞ?」

そう、俺たちは、性転換したからといって、服装が変わったわけではない。つまり、もとが女だったものは、その格好のまま男になっている、ライトは、ローブだった為、問題なかったのだが、空音は違う。
普段、スカートの空音。男になったそれは、なんとも言えないものであった。

そして、俺はつぶやいていた。

「着替えるか、、、」

空音をはじめとして全員が応える。

「うん、、」
「おう、、、」

そこにミンカーンが、笑った。

「WAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA
こんなこともあろうかと思ってな!!!」

ピッ!

ミンカーンはそう言って、何かのリモコンのスイッチを押した。すると、薬品などが、詰まっていた棚が二つに分かれ、奥から、様々な衣装が、登場した。

「着替えは、用意してある!!!!!!」

しかし、その衣装、とんでもなかった。
左から順に、〈白いエプロンと三角巾〉〈メイド服〉〈チャイナドレス〉〈ビジネススーツ〉〈スクール水着〉〈ウエディングドレス〉〈貝と葉っぱ〉〈猫型ロボットスーツ〉だ。

それを見た俺たちはミンカーンに叫んだ。

「てめぇ!なんでこんなに用意周到なんだよ!絶対わざとに性転換させたろ!」
「つか、何個か怪しい服があんだけど⁉︎」
「まともな服がねぇ、、、」
「てか、これお前の趣味だろ!!!」

「WAHAHAHAHAHAHAHAHAHAナイナイ、ソンナノゼッタイナイ」

「いや、絶対わざとだろ!顔が引きつってやがんぞ!!!」

俺のその言葉に、ミンカーンは、とうとう開き直った。

「WAHAHAHAHAHAHAHAHAHA
よくぞ、見抜いたな!だが、見抜いたところでどうする?着替えなければお前らは、〈変態〉として、これから蔑まれ続けることになる!!!」

その言葉に、カインが言った。

「貴様アァァァァァァァァァァァアアアア!!!」

カインが、発狂するなか、ミンカーンは、一同を急かす。

「WAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAさて?誰がどの服を着る?早くしねぇと、〈第二十三話〉終わっちまうぜ?」

俺は、その言葉に焦りを感じ、服を選ぶ。しかし、当然のことながら着たい服がない。
そうやって、俺が悩んでいる時だった、空音が声を上げた。

「私は、〈ビジネススーツ〉にするわ、男物はこれと〈ロボットスーツ〉くらいしかないからね」

と、いうことで、空音の服が決まった。
まぁ、ここまでがスムーズにいくのは、当然だ。問題は、性転換後、女になった者たちだ。

しばし、硬直状態が続いたがそこで、カインが一つの服を手に取った。
〈チャイナドレス〉だ。

「仕方ない、俺は、これにする!」

そこに俺が動揺しながら聞いた。

「チャイナドレス⁉︎どうしたカイン!そんなめっちゃ女の服を率先して選ぶとは⁉︎ま、まさか、、、、覚醒した(めざめた)のか、そっちに、、、」

「違うわ!!!つか、覚醒で目覚めるとか厨二かてめぇは!ただ、俺は、一番戦いやすそうなのを選んだんだよ、格ゲーの女キャラは、大抵この服だろ!」

「な、なるほど、、、」

そう言ってカインの服が〈チャイナドレス〉に決まった。

その瞬間、次に風刹が服を取った。

〈白いエプロンと三角巾〉改め〈ピ○子の服〉だ。

突然、貫が叫んだ。

「いや、ピ○子って誰だアァァァァァァァァァァァアアアア!!!」

そう、貫以外の者たちには、分からないが、貫は、地の文と会話が出来るのだ。

俺は、そんな貫をスルーすると、風刹に聞いた。

「なんで〈ピ○子の服〉なんだ?動きづらいし何より、いろんな者を敵に回すぞ?邪襲なんて比にならねぇやつらを」

風刹は、〈ピ○子の服〉に着替えると言った。

「まぁ、後々わかるさ」

風刹は、俺に意味ありげにそう言った。
しかし、風刹のその雰囲気は、一瞬で崩れた。そう、〈ピ○子の服〉には、でかでかと〈幸楽〉と書かれていた。

「なんじゃこりゃアァァァァァァァァァァァアアアア!!!」

そうやって、風刹の服が決まった。

残る服は、〈メイド服〉〈スクール水着〉〈ウエディングドレス〉〈貝と葉っぱ〉〈猫型ロボットスーツ〉。
人は、俺、貫、魁斗、龍明、リンカーンだ。

その時だった。
気がつくと、〈ロボットスーツ〉が消えているのだ。
俺は、慌てて周りを見回す、すると、案の定、あいつがそれを着て笑っていた。

「hahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahaha
ボク、リンカーン!ロボットダケド、ドラ○もんミタイニドウグハダセナイケドユルシテネhahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahaha」

それを見て貫が突っ込んだ。

「いや!何勝手に着替えてんだよ!つか、こんなドラ○もんいらねえぇぇぇぇぇぇぇぇええ!!!!」

「hahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahaha
そういうな少年!わざわざ俺が、みんなが一番いやがりそうなのを取ってやったんだぜ?」

リンカーンは、そういうが、俺は、そう思わなかった。

「いや、絶対、猫型ロボットスーツが一番マシだと思ったからだろ!!」

「hahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahahaha」

そうやって、半分無理矢理リンカーンの服が決まった。

そこで、龍明が目を覚ました。

「いや、今まで寝てたの⁉︎」

地の文に貫と魁斗が突っ込んだ。
そのせいで、運の悪いことに魁斗だけ龍明に目をつけられる。

「うるせぇな、、、、お前、、、、、、死にたい?」

寝起きの龍明は、最高に機嫌が悪い。そして、顔も普段の数倍怖い。
それを見た魁斗は、怯える。

「魁斗、俺を起こした罰だ、スクール水着を着れ」

「え?俺だけ⁉︎
てか、ちゃんと、起きてんじゃん!!!」

魁斗がとぼけるが、龍明は、屈さず手を顔の前で組んで近くにあった机に肘をつくと言った。

「魁斗、スク水を着れ」

魁斗は、それに突っ込む。

「いや、そんなエヴァに乗れ的に言われても!!!」

龍明が、鋭く魁斗を睨む。
ギロッ!

「いや、着るけどね!」

俺はその光景をみて、心で呟いていた。

『どんまい、魁斗』

そして、魁斗の服が決まり、龍明は、残りの服を見るなりウエディングドレスを手に取った。

「よし、俺は、これにする、縁起の良い服だしな」

こうして、龍明の服も決定した。
その時だった、ふと、貫が言ったのだ。

「そういや、俺が今着てるのって道着だけど、、、俺、このままで良いんじゃ、、、」

と、しかし、その言葉に、周りの連中が黙っているはずがなかった。

「はぁ?てめぇだけ、着替えねぇとかせけぇだろ!!!」

と、カイン。

「そうだぞ、少年!一番可愛く性転換したくせに、着替えないのは、期待を裏切ってるぜ?hahahahahahahahahahahahahahahahahahahaha」

と、リンカーン。

しかし、貫の歯切れは悪かった。

「んな、こと言っても、、、」

貫が、困った顔をする。普段であれば、貫は、この時点で、ボコられて、全裸だったであろう。しかし、今は、違う。
めちゃくちゃ可愛いのだ。そんな貫の困った顔は、性転換した男たちの心を撃ち抜くには十分すぎた。そして、元女子である空音についても。
俺は、言った。

「貫、、、」

貫が、少しビビりながら返事をする。

「な、なんだよ」

次の瞬間、一同が貫に飛びかかった。

「「「「「「「「歯食い縛れ!!!!!!!!!!!!!!」」」」」」」」

「キャァァァァァァァァァア!!!」

そこには、可愛い貫の悲鳴が響いた。

そして、そこに、ミンカーンが〈メイド服〉を手に取り、貫に着せる------------------。

その瞬間、貫の中で何かが変わった。


まぁ!なんということでしょう!
あんなに、残念で、突っ込みしか脳がなかった導仁 貫が、性転換し、メイド服を着ることによって----------天使にも等しい存在へと生まれ変わりました!
壊れて、使い物にならなかった〈突っ込み脳〉も、新しく、〈メイド脳〉にリフォーム----------

そこに、スク水の哀れな二番手が現れた。

「じゃ!ねぇだろ!!!なんでビフォーアフターしてんだよ!脳をリフォームって何事だアァァァァァァァァァァァアアアア!!!」

その時だった、貫が口を開いた。

「まぁ、魁斗さん、そんなに怒っちゃダメですよ」

ニコッ☆

その瞬間、突っ込み二番手の心は射抜かれた。

「完全にリフォームされてるうぅぅぅぅぅぅぅぅう!!!
誰だ!こんな可愛いすぎる、貫を作った、匠はァァァァァァァァァア!!!」

そこに、貫は、加えて言った。

「ふふふ、貫だなんて汚い名前は、やめてくださいよ、エリカティーナと呼んでください☆」

それに、貫の可愛さに、魁斗に負けず劣らず発狂する、カインが突っ込む。

「いや!エリカティーナって誰だアァァァァァァァァァァァアアアア!!!
つか、自分のもとの名前汚いとか言っちゃったよ!!!」

それに対し、エリカティーナは、頬を赤らめる。

「何ですか!別に前の自分が嫌いなわけじゃないんだからね!!!」

その言葉に、次は、風刹が言った。

「ツンデレキターーーーーーーー!!!
結局、過去の自分嫌いだって公言したけど、ツンデレキターーーーーーーー!!!」

こうして、貫は、エリカティーナになった。

そして、最後、俺の服だ。当然残ったものになるのだが--------------。

「えっと、何が残ってたっけ?」

そう言いながら、俺は、残った服を見る。そして、気がついた。なぜみんなが、率先して、自分の服を選んでいたのか------------最悪の事態を逃れるためだ。


〈貝と葉っぱ〉という生き地獄から------------

俺は、心の中でシャウトしていた。

『やられたアァァァァァァァァァァァアアアア!!!!!!』

そんな中、俺は仕方なくその服--------というか、ほぼ裸に着替える。

そして言った。

「これ結局変態じゃん!!!!!!」

「WAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA」

そこで、ミンカーンが、にやけながら言った。

「なんだか、煙いな、窓開けるか、、、」

ガラッ!

ヒューーーーーーーーー!!!

ヒラリ、ポロポロリ。

迅は、忽ち、全裸になった。

「てめぇ!絶対わざとだろ!!!!!!」

「WAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA」

その時だった、俺に救いの手が伸びた。
ビジネススーツ空音だ。

「もし良かったら、私の元の服着る?迅くんなら別に着ても問題ないけど?」

その言葉に対し、俺は、空音で良かったと、空音の大切さを再認識した。

こうして、全員が着替えを終えた。

「よし!そんじゃ!邪襲のところに急ぐぞ!!!」

俺のその言葉に、全員が返事をする。
ミンカーンも、返事をしたところから、どうやらミンカーンも戦ってくれるようだ。

「WAHAHAHAHAHAHAHAHAHA
そういえば、言い忘れてた。」

ミンカーンが、ミンカーン民間病院を出たところで言った。
それに、俺は聞き返す返す。

「どうした?」

「時間切れだ、今回は、ここまでだ!次回もよろしく!!!WAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA」

「結局こうなるんかい!!!」 
 

 
後書き
To be continued...

着替えだけで一話潰れちゃったよ!!!これで大丈夫なのか⁉︎

次回《女が男になるとそりゃあ怖いもんです》

お楽しみに!
そして、もしよければ、感想、評価お願いします!!! 
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