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悪魔と人間

作者:新島幸治
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第十二の罪

ヴァンは意識が飛んで別世界にいた。そこには煮えたぎる血の池があって。そこにはたくさんの同胞たちが宴をしている中ヴァンはもう死んだかと思いみんながいる血の池へ飛び込もうとした次の瞬間突如雲が裂けそこの光から声が聞こえた
「おーい君大丈夫だから元気だから」
ヴァンはその事聞いてなくそれを天のお告げと受け取ったたヴァンはそのままどんどん上へ行き本当に死ぬと思った瞬間、目が覚めた。そこはいつも寝ている棺ではなくやわらかい絨毯が敷いてあった。部屋は狭く右には大きい棚があり上には猫の様な置物が置いてあり左には脚が小さいテーブルがありかつて自分が暮らしていた家より遥か質素だった。寝て長居するのも悪いと思いとっとおさらばしようとしたが体にまったく力が入らず立てなかった。とそこに鍋を持った懐があらわれる
「おー起きたか腹減ってると思って飯作っておいたぞ」
と鍋から濡れた白い布、湯葉を器に入れ差しだす。最初はヴァンも得体のしれないこの物体に最初は食べようかと迷ったが空腹には勝てずとうとう口にいれてしまうするとどうだろう始めて固形物を食べるがそれがあまりにも美味で涙がボロボロ出てしまい。それに懐が動揺して
「ごめんもしかして口に合わなかった」
とそれにヴァンは首を横に振り違う違うと答える。そしてヴァンはすごい勢いで湯葉鍋を食べ一旦落ち着くと懐に感謝の礼をいう
「かたじけないさっきは見ず知らずの私を助けてくれてしかもあんな旨い料理でもてなしてくれて本当に感謝する」
とお礼いっているが外国語は英語しか知らない懐はヴァンの言ってる事が全然分からず懐は厨房から大声で
「おいアルバートちょっと来い」
「分かりましータ」
と厨房から走ってきたのは結構前に懐に決闘を申し込んで秒殺され、その剣技を習得しようと弟子入りしに来たら店の従業員で落ち着いた。あの外人だったとすっかり日本語も上達し今では和服も似合う男になっていた。
「何です懐さんあっまさか私を差し置いてその人を弟子二?」
「ちげーよ行き倒れのこいつが何か言ってるんわかんなくてたしかお前英語以外の言葉話せるよな?」
と聞かれるとアルバート自信がある顔で
「ええ私は極めないと気が済まない性質なんでこう見えて30各国語はいけまス」
とドヤッとした顔でで答えると懐は冷めた声で
「じゃあ頼む」
とアルバートはヴァンの言葉を聞くとすぐにどこの言葉かすぐ理解し話しがどんどん進んだそして
「でアルバート話しの内容は」
するとアルはそのヴァンの真似をしながら
「かたじけないさっきは見ず知らずの私を助けてくれてしかもあんな旨い料理でもてなしてくれて本当に感謝するって言ってまス」
「そうかそれにしてもあの湯葉鍋失敗作だったのに旨かったかアルバート」
「いや多分不味いっすよあれ....」
と二人共苦い顔で見てる中、美味しそうな顔で食べてる中そこに
「懐兄、アルバートそろそろ開店時間だから準備してくれない」
康子が懐に知らせにきた瞬間、突然
「貴様女かちょうどいいちょっと来い」
「えっ?きゃー!」
体力の回復したヴァンは血を吸いたいあまりに康子を連れ攫った。そして窓を割り外へ逃亡一瞬の合間で起こったのでただ唖然としていたがすぐに懐は状況を理解したがアルバートは自分の部屋に置いててある剣を取り急いで追いかけようとするが懐に止められた。
「懐さんなんで止めたんですか急がないとと康ちゃんが大変なことに」
と少しピリピリしているアルバートに懐は普通な顔で
「ギャーギャー騒ぐな康なら多分心配ねーよ後アルバートここ二階だぞ」
「あっ」
とうかっりした顔でヴァンが逃げた窓から大声で叫ぶ
「康ちゃんー無事」
すると下から思いっきり返事が聞こえた
「アルバート声大きすぎでもあたしは別に大丈夫だけどこっちの人は....」
下を見るとそこにはたしかに康は無事だったがヴァンは康に潰されて泡を吹いていた。 
 

 
後書き
実はあの窓からの展開ギャグか真剣勝負で迷いましたww 
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