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千年の魂.

作者:風雅 迅
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第1シーズン 〜千年の謎〜
第五章 【終わりとは、新たな初まり】
  炎の傭兵

 
前書き
儻矢の暴走のせいで、戦争は、一旦静まっていた

 

 
儻矢)よし、この山を越えたら目的のコックローチの爆弾工場だ

儻矢は、手招きをして迅を急かす

迅)山越えるってまさかこの山越えんの⁈

そこにそびえ立つのは、戦火により炎の山と化した山だった
標高が約300mと低い事が唯一のすくいだった
迅は、とても嫌そうな顔をしていたが儻矢は、そんなこと全く気にせず

儻矢)よしっ行くぞ‼︎

そう言って迅を引っ張って行く
忘れかけられていたリンカーンとハマカーンも迅に引きずられていく

リンカーン)HAHAHAHAHAHAHAHAなんで俺たちまで⁈

リンカーンが笑いながら迅に質問する
迅は、悪魔の微笑みを見せ

迅)ミチズレダ

リンカーンとハマカーンは、げっそりして

リンカーン)お家帰りたいよおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおお‼︎
ハマカーン)ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ‼︎


炎の山

儻矢)走れ‼︎足を止めたら焼け死ぬぞ‼︎

儻矢は、炎を操るソウルナイトなので炎は平気だ
むしろ心地良いのだ

迅)あのな!ぜぇぜぇ、、、、俺は、あんたみたいに炎平気じゃねぇんだよ‼︎ぜぇぜぇ、、、、

儻矢は、なにも変わらず楽しそうにしている
迅は、バテバテで倒れそうだ

儻矢)おっあそこだけ炎が無いな?
よし!あそこで休憩しよう

儻矢は、そう言って炎の無いところを指差す
そこは、もう少しで山の頂上と言うようなところだった

迅)やっと休憩かよ、、、

そう言いながら儻矢と迅は炎の無いところへ入る

迅)はぁ助かっ、、、‼︎‼︎‼︎‼︎

ドゴオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォオオン‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎

誰かがしかけていた地雷が大爆発した、おそらく火薬の量が通常の何十倍は有る威力だった

兵士C)団長‼︎ねずみどもが罠に掛かりました‼︎

兵士が奥にいるおそらく団長と呼ばれている男に話しかける
すると男は、

?)ったく、さっきの連続爆発で相手は、全滅したんじゃねぇのかよ
しぶといやつもいたもんだな

男がそう言いながら地雷のあった場所を見る

ゴトッドゴン!

砕け散ったガラクタの中から儻矢と迅が出てきた

迅)ったくなにしやがんだよ‼︎
てめぇか‼︎このやろ‼︎

そう言って迅は、男を指差す
男は、黙っている
迅は、耐えれず、言った

迅)なんか言いやがれ‼︎
せめて名前ぐらい名乗りやがれ‼︎

男は、静かに言った

男)そんならてめぇも名乗りやがれ

迅は、イライラしながら言う

迅)てめぇが名乗ったらな‼︎

男は、ため息を尽きながら名乗る

人間カイン)俺の名前は、火蛾 カイン(ひが かいん)、炎の騎士団の団長だ‼︎

迅は、驚いていた

迅)火蛾、、、カイン、、、ってまさか、、

迅は、思い出したのだ、第一章の時の聖騎士を
でも、容姿が全く違う、そして見た目も三十代になっている

儻矢)お前の知っているカインではない、こいつは、あいつがソウルナイトになる前の姿だ

人間カインは、警戒しながら威勢の良い声で叫んできた

人間カイン)おいっ!なにこそこそやってやがる

そう言って人間カインは、儻矢に切りかかって来た
しかし、

バシッ‼︎

儻矢)お痛しちゃだめだよ

儻矢は、人間カインの振りかざす両手剣を片手で捕まえていた

人間カイン)何⁉︎

人間カインは、とても驚いた顔をしていた
だが、当然のことだカインは、人間の状態、ソウルナイトに勝てる訳がないましてや、迅や貫よりも圧倒的に強い
儻矢なのだから

儻矢)まぁまぁ落ち着いてよカイン君、ここで人間カイン君に会えたのは、ラッキーだったよ

迅も人間カインも何がラッキーなのかわからず不思議そうに儻矢を見ている
そこへ、迅が尋ねる

迅)ラッキーってどう言うこと?

儻矢は、ちょっと調子に乗ったかんじで答える

儻矢)いやね、コックローチのことだから過去のカイン君を消したりして現在のカイン君の存在を無いことにしちゃうかもと思ったからね

迅は、納得したが同時に危機感を覚えた
それは、過去の自分も人間カインのように狙われる可能性があるからだ

迅)儻矢さん、これからどうするんだ!

迅は、少し焦って言った

儻矢)今から、目的通りコックローチのアジトに向かう
なるべく急いでだ、過去の迅を探すのは、至難の技だ、
だから過去の迅がやられる前に、コックローチをやる

迅)了解‼︎

迅と儻矢は、その場を立ち去ろうとしたが

人間カイン)待て!

人間カインが呼び止めた、そして

人間カイン)儻矢って言ってたな
頼む!俺を弟子にしてくれ‼︎

人間カインは、必死になって儻矢に迫る
それを見て儻矢は、

儻矢)わりぃ今忙しいんだよ、まぁ弟子には、出来ねぇがついてこい
お前の安全は、確保しなきゃならねぇ

しかし、突然、人間カインは、

人間カイン)断る‼︎

儻矢は、一瞬驚いたがすぐに

儻矢)悪いな、何か訳ありのようだが今は、言うこと聞いてもらうぜ

そう言って儻矢は、人間カインの腕を掴む

人間カイン)やめろ、、、もう、守られんのはこりごりなんだよ
だから、俺を強くしてくれ、強くなりゃ俺も安全だろ、、、、

儻矢は、言った

儻矢)さっきも言っただろ時間が無いんだよ

人間カインは、口を閉ざしている
そこで儻矢が

儻矢)分かった、弟子にしてやる
そうとなれば、今から修業だ、俺について来い!そして俺は、お前を守らないし
何も言わない

人間カインが儻矢に納得いかないかおで言った

人間カイン)何も言わないってそれじゃ修行になんねぇじゃねぇか!

儻矢がにやけて言った

儻矢)大丈夫、俺の特訓は、何も言わなくても強くなれる

人間カインは、謎めいている

儻矢)修業の内容それは、、、
世界を救うぞ‼︎

人間カインは、突っ込んだ

人間カイン)それ、修業じゃねぇよな、マジくそ本番じゃん

人間カインは、それでも心の中に何かが有るようでついていくことにした

人間カイン)まぁ良い分かった、ついて行こう

そして、人間カインとその軍隊もアジトへ向かうことになった

儻矢を先頭に迅達は、走り出したすぐ目の前のアジトに向かい

迅)なんか、今回俺あんま喋って無いような、、、、
俺主人公だよな、、、





 
 

 
後書き
人間カインが仲間に!数百の軍勢もカインと一緒について来たのでこりゃ最強だ!
しかし、あまり時間は、残されていない急げ迅‼︎
次回、千年の塔 
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