暁 〜小説投稿サイト〜
混沌の魔術師と天空の巫女
第6章 無限時計編
解き放たれた絶望
[3/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話

ココは俺達に肩入れされたせいで、背信のレギオンとして投獄された。
そしてバイロとサミエルに与えられた奇妙な任務、内容は知らないけど、重要な事があった。
それは何故か、無限時計を取り返す任務も、歯車を取ってくる任務もなかった事だった。

そして今にいたるのであった。

「ん?じゃあコイツは?」

俺は奴をさす。

「俺を指でさすな!!」

「サブは勝手な行動しない様に僕が見ているのさ。特に与えられた任務はないよ。」

サミエルはそう言う。

「(でも無限時計も歯車の任務を出さなかったのが気になるな・・・。)」

俺は心の中でそう思うのであった。





































一方、ウェンディ達の方では・・・


「おい起きろ!いつまで寝てんだエリゴール!!」

ビックスローさんがグリムリーパーの首周りのマントを掴んで大声で言っていた。

「そんな乱暴な・・・。」

ウェンディがそう言う。

「これだけは聞かなきゃならねえ。おい!お前達の目的を話すんだ!
 無限時計はどこだ!!!!」

ビックスローさんはそう言う。

「うう・・・。」

「お、起きたぞ。」

グリムリーパーが目を覚め、俺はそう言うのだった。

「わからん・・・」

「は?」

「ぼぉっとして・・・自分が何をしていたのか。」

「記憶が戻ったばかりで、まだ頭がハッキリしないんですね。」

グリムリーパーの症状にウェンディはそう言う。

「おめえ、監獄にいた筈だ。」

「そうだ。いつだったか・・・酷い悪夢を見た・・・。
 誰かが俺の夢に忍び込んだ感じだった・・・。
 その後俺は・・・・・・」

「グリムリーパーとして、活動してたわけだ。」

グリムリーパーの話しにビックスローさんがそう言う。

「ああ。」

「夢に忍び込む?」

「夢の中に入って、人を操る魔法になるか・・・。」

「だな。」

ウェンディと俺の言葉に、ビックスローさんがそう言う。

「脳波に少しずつ影響を与え、無意識化でコントロールをするってところだろ。」

「成程。」

ビックスローさんの説明に俺は納得する。

「言われるままに記憶をさし出し、その代わりに気象を統べる魔法を得た。
 しかし・・・・・・!全てを忘れる、苦痛だった・・・!!
 あんなに辛い事はねえ、大きな力には大きな代償があると言うが、
 あんなモノ・・・・・・!!」

「・・・・・・。」

「そん時、あんたの声が聞えた。」

グリムリーパーはウェンディを見る。

「慣れ合
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ