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混沌の魔術師と天空の巫女
第6章 無限時計編
解き放たれた絶望
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マカロフであった。

「皆が慌てるのはわかるが、冷静にならんか。
 コージはあれでもしっかりしている。いざって時は逃げるじゃろう。
 今は、ナツとルーシィの方も考えるのじゃ。」

マカロフはそう言う。

「すみません、マスター。」

エルザはマカロフに謝る。

「コージなら・・・大丈夫だよ!!!信じよう、ウェンディ!!」

「う・・・うん。」

ミントの言葉にウェンディは頷く。

「(大丈夫だよね・・・・・・お兄ちゃん・・・・・・!)」

ウェンディは持っていた羽のペンダントを握る。







































一方、コージは・・・


「どいてくれませんかね!」

俺は奴等に向かってそう言う。

「言った筈だ。」

「貴様と」

「歯車を」

「ここで」

「壊す。」

「それが我々の任務だ!!」

そう言ってくる、狼の牙(ウルフ・ファング)の連中であった。
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