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妖精の義兄妹の絆
ブレインVSジュラ
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「な、何者なのだ…。あの男は…。」
ブレインはナツの力に驚愕していた。
相手の心の声が聴こえるコブラはどんな相手だろうと攻撃を読み、常に相手の一歩先へといくことができる。
なので、コブラには絶対の安心を持っていたのだが
ナツの凄まじいほどの叫び声によりコブラはもろくも敗北を喫したのだった。

がくっ

「!!!うあっ。」
「なんか…オイラ、体の調子が…。」
「ハッピー!!!」
ハッピーもコブラの毒が全身にまわり、体力が限界に達したのだろう。
徐々に地面に落ちていっている。
「あいつの毒か…オレも体が…。」
さすがのナツも体力が底をついたようだ。

ドスッ

「ぐあっ。」
「わっ。」
二人は地面に落ちた。

ズシン ズシン

「う、しかも、乗り物の上…。」
ナツはニルヴァーナに落ちたため乗り物酔いが再度表れた。

ユラッ

そこにナツの目の前にある男が立っていた。
「六魔の誇りにかけて…ハァハァ、てめぇを倒す…。」
そこに立っていたのはつい先程まで気絶していたコブラだった。
「死ねェ…。」
コブラは最後の力を振り絞ってナツに止めをさそうとする。
「く、くそ…、体が…。」
ナツもコブラの毒にやられ、身動き一つ取れない。
「旧世代の滅竜魔導士がァぁ!!!!!」

ゴォォオォッ

ここまでか…、ナツがそう覚悟したその時だった。

バシュ

ナツは目の前で何が起きたのか一瞬わからなかった。
目の前のコブラは背後から魔導散弾銃を撃たれ、血を流していた。
「もういい、コブラ。」
魔導散弾銃を撃ったのは王の間にいたハズのブレインだった。
「ブ…、ブレイン…。何を…。」
コブラも自分が何故撃たれたのか理解できなかった。
撃つとしてもそれはコブラでなくナツの方であるハズだ。それがどうして…。
何度考えてもわからなかった。
「うぬはよくやった。ゆっくり休め。」
表面的には仲間思いの労をねぎらう言葉であったが、コブラは聴いてしまった。

キィィィン

(「正規ギルドに敗れる六魔などいらぬわ、クズが!!!!」)
「くそォ…。」
コブラはブレインの心の声を聴き、怒りと悲しみを抱いた。
(「オレの祈り…。」)「くそォ…!!!」
コブラはたまらず涙を流した。
(「オレは…たった一人の友の声を聴きたいだけだった…。キュベリオス…。 」)
コブラは力尽き、その場に倒れた。
「おまえ…仲間じゃねぇのかよ。」
「仲間などこの先、いくらでも増やせる。ニルヴァーナの力でな。」
「そんなのは仲間って言わねぇだろ、操り人形だ。」
ナツは体力が無いにも関わらず、ブレインに怒りをぶつけた。
「そう噛みつくな。私はうぬの力を気に入ったのだよ。言ってる意味がわかるかね?
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