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混沌の魔術師と天空の巫女
第6章 無限時計編
アンチリング
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これは!!」

遺跡でやった時を同じ・・・!!!



ドーーーーーン!!!


爆発が起きた。だが俺達は・・・

「助かりました、エルザさん。」

エルザさんの換装の金剛の鎧の盾によって守られたのだった。

「何だ、今の?」

「効くだけの魔法じゃない!?」

マックスさんとエバーグリーンさんがそう言う。

「吸収した音を増幅して撃った様です。」

俺がそう説明をする。

「空気の振動・・・成程。」

エルザさんは換装した。今度は着物で薙刀を持った格好になった。

「聞える。伸縮性の衣。それで音撃を緩和して一撃入れようってか。」

コブラはエルザさんの心の声を聞いて、そう言う。

「はぁ!!」

エルザさんはコブラに接近し、薙刀を振る。

「ふん。聞えるぞ。」

しかしコブラは難なくかわす。

「すきやり!ブラッディクロス!!!」

俺はコブラがかわした所を狙って、闇を纏った手で十字架を創り、それを飛ばす。
それを2つ作っておいた。手裏剣の様に投げた。
いくらコブラでも、闇分身の俺なら・・・

「心が聞けないとでも思ったか?」

「!?」

読まれていた!!?

「ふん。」


バン!バン!


コブラは飛ばした2つのブラッディクロスを手で弾いた。

「はぁ!!」

エルザさんもまた、薙刀で攻撃をした。

「その動き、その太刀筋・・・」

コブラはまたエルザさんの攻撃をかわした。


ダン!


さらにエルザさんの横腹に手を押しあてた。


ドォーン!!


「げぇぁ!!」

その後に音の衝撃でエルザさんを飛ばした。

「ぐぅ・・・・・・!」

しかしエルザさんはすぐに体勢を立て直した。

「流石妖精女王(ティターニア)。動きが鋭くなってきたな。
 グリモアの朝を制しただけの事はある。」

「(グリモアの事も知っているのか・・・。)」

「(確かナツは、何も考えないで攻撃と大声でコイツに勝利した。)」

「それは7年前の話だろ。今の俺には通用しねえ。」

コブラはそう言う。俺には何のことかはわからない。

「ぬかせ!」

エルザさんは大きく飛び上がり薙刀を振り下ろし、急降下して攻撃をした。


スゥ


「!」

コブラはその攻撃をかわす。

「闇竜の鉄拳!」

俺も闇を宿した拳でコブラを攻撃する。


スゥ


「っ!」

心を聞えている為、かわされる。

「7年前・・・」

「?」

「テメエ等のせいで!」

コブラは音の衝撃波を放つ。

「エルザァァ!」

「コージィィ!」

エバーグ
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