8話
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女・・・
「お前、名前教えてくんね?」
「こんな幼子をナンパか?ロリコン」
「俺的には大人の姿いいのだが・・・」
いくら目の前の幼女が可愛くても流石にそれは無い・・・無いはずだ。
「・・・エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル」
「な、なにぃぃ!?あのエヴァンジェリン・A・K・マクダウェルだとぉ!・・長いからエヴァっての呼んでいい?」
「ふん、好きにしろ」
俺の驚き様が気に入ったのか、満足そうに魚を食べ始めるエヴァ・・・普通に可愛いよな?
だがまさかあの「闇の福音」その他諸々で有名な「真祖の吸血鬼」がまさかこんな幼女とは。
「貴様には悪の素質が有るようだ」
「どうした行き成り」
これまた笑顔で言って来るエヴァさん。
「闇の魔法を使える様になるには色々有るんだよ・・・私の物にならないか?」
「・・・・・は?」
「うん、そうだな・・・それが良い!」
「お、お〜い、エヴァさーん!」
一人で元気よく頷くエヴァ・・・なんだか凄く嫌な予感がする・・・逃げる準備しよう
「アレン!私はお前が気に入った!私の下僕になれ!」
「ごめんこうむる!」
俺の答えを聞いた瞬間エヴァの体から溢れ出す膨大な魔力!?なんか凄い良い笑顔してるよ!怖いよ!?
「ふふふ、貴様が断る事など予想済みだ!力づくで下僕にしてやる!」
「俺は逃げる!」
言うが早いか、全力で浮遊術で飛んで逃げる!なんでこんな事なになるんだよぉぉぉぉ!!
エヴァから逃げること数年、俺は今魔法世界と旧世界を繋げるゲートポートに来ている。今日は待ちに待ったアスナちゃんとの合流日なのだ!もちろん目立たない様に変装は完璧だ!
「あ〜まだかな〜」
ゲートポートで待つ事数分ゲートが開いた!そして出てきたのは・・・
「なんで一番最初がアルなんだよ・・・」
「フフッ、久しぶりに会ってその言い方は酷いですねぇ〜」
何時もの嫌味な笑みで答えて来るアル。こっちとらアスナちゃんに会いに来たんだよ!
「そんな顔しなくても直ぐに来ますよ。私は敵が居ないか確認で来たんですよ」
「・・・まだ居るのか?」
「黄昏の姫御子」を狙う者はアスナちゃんの存在を隠すと同時に潰しまくったはずだが。
「そんな怖い顔しないで、襲って来るのは、私達の方を狙ってる方ですから。あの子の事は気付いてないですよ」
それは良かった・・・いや、良くは無いか。このままアスナちゃんと一緒に旅してたら何時バレルか分らないな。かと言って何処かに預けるのも難しい。
「アレン」
人込みから走って来る栗色髪の女の子。アスナちゃんだ!俺の胸に突っ込んで来るアスナちゃんを俺の目線まで持ち上げる。
「いや〜アスナちゃん久しぶりだなぁ〜少し身長伸びた?」
「あんまり変わらない」
「そうか、そうか」
そのままアスナちゃんの頭
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