7話
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「はぁ〜ここは良い場所だなぁ〜」
現在俺達は詠春の故郷である京都に骨休めアンド逃亡しに来たのだが、なんとも良い場所である。料理は上手いし、建物は何か凄い。ほんとに良い場所である。
散々京都を満喫した俺達は詠春の家で飲め食えやの大騒ぎを行いしばしの落ち着きを見せていた。
「ナギ、お前これからどうするんだ?」
「俺はアリカと一緒に世界を見るぜ、アレンお前は?」
「あ〜まぁとりあえず旧世界を見てアスナちゃんと一緒に行動するよ」
「俺はこのままここに残る」
悲しい事に詠春はこのまま実家を継ぐんだとか、まぁでも会えないことは良いし詠春結婚するし・・・
「グワァァァァx!!!!!!」
「な、なんだ!?」
耳を劈くような大声と共に湖の方から光の柱が立ち上がった!俺達は窓からその方向に向かって飛んで行く!!
「なんだこの魔力!?」
「ま、まさか!?あの方向は・・・」
詠春がその方向を見て動揺してる。向かってる間にも魔力はどんどん大きく膨れ上がって行く!!
「知ってんのか!?」
「リョウメンスクナノカミ・・・大昔にご先祖様が封印したと言う・・・」
「グガァァァァァガギャァァァァァ!!!」
「でっけぇ〜」
何メートルか分らない位の巨体に二つの顔、そして四の腕がある。巨大な鬼は俺達を敵と見なしたのか、巨大な腕を振るってくる!
「俺達でやつしかないな!」
その腕は俺に当たる事はない、詠春がその腕を切り落としたからだ。
(やっぱり剣の腕なら詠春が最強だな)
「グワァァァァァオァァァ!!!」
腕を切られた怒りと痛みで頭に来たのか、口からビームを吐こうとする。
「へっ!詠春だけに良いカッコさせるかよッ!来たれ雷精、風の精。雷を纏いて吹きすさべ南洋の風。雷の暴風!!」
鬼のビームと当たった雷の暴風は一瞬の拮抗と共にビームを貫き鬼の顔を消し飛ばした。
「てめぇら俺の出番残しとけよ!」
顔を吹き飛ばされたにも関わらず正確に俺達の居る場所に攻撃を仕掛けてくる。
「今回は大サービスだ!フル呪文いくぜ!契約に従い、我に従え、炎の覇王。来たれ、浄化の炎、燃え盛る大剣。ほとばしれよ、ソドムを焼きし火と硫黄。罪ありし者を、死の塵に。燃える天空!!」
「グガギャヴァヴァヴァヴァ!!!」
燃える天空は鬼の全身を焼く所か半身を灰に変えた。
「なんだよ、詠春そんな強くねぇじゃねぇか」
どうやら鬼はこのままやっても倒せないらしく専門の奴らが封印してしまった。たぶん勝てただろ。
「俺は何だか鬼が可哀想だったよ・・・」
詠春のそんな言葉と共に俺達の京都観光は終わった。
「あ〜ゲートが開くまで暫く日が開いてるな〜アスナちゃんに会いたいよ〜」
鬼を倒して早数日ナギ達とも離れて俺は一人ブラブラと旧世界を見ていた。アスナちゃんとガトウ達がこっちに来
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