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こんなチートでもありですかい?そうですかい。
第34話。変人とシキ。
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・・秋・・葉?」

目に映ったのは妹。秋葉。どうしてここに?

体を妹のいる方向に向ける。



ナイフを―――――向ける。



・・・・?何をしている?―――――バケモノはコロセ―――――

止めろ・・何を考えている。―――――スクイヲ―――――

止めろ!―――――コロセ―――――

―――――コロセ―――――





「何しとんじゃコノボケェエエエエエエエエエエ!!」
「うわらばぁあ!!」
「兄さぁああああん」



薄れゆく意識の中、志貴が見たのは、怒りを篭めた拳を振るう晋吾と、絶叫する妹の顔であった。



SIDE OUT





約束の時間すぎても一向にシッキーが来ないので、アルに待ってもらって探していたら少女を襲ってた

せやからドついてやった。そしたらアミバ様になった。

「兄さん!?兄さん!!どうしてこんなことに・・・・」

妹さんだったらしい。なぜか睨まれてます。・・・・俺が殴ったからですねスイマセン。



ザッ・・



妹さんの目線が音がする方に移る。そこにはなんとロアがいた。

「ロアかい。ついているっちゃついてるの」
「・・・・秋葉。何故ここにいる。どうしてその紛い物に近づく、何故兄と呼ぶ?」
「そんなん兄ちゃんやからに決まっとろうに」
「・・・・」

無視された。なんか悲しい(´;ω;`)

「どけ、秋葉。殺された借りを返さなければなれないからな」
「・・・・違う。紛い物は貴方の方だわ。下がりなさい!貴方が兄さんを殺すというのなら、その前に私が貴方を殺します!」

気丈なお嬢ちゃんやなー。凛ちゃんに通ずるものがあるわ。

「それに、反転した者を消去するのは当主の義務ですから。でも、貴方は一族のものとすら違う。そんな者に兄さんを侮辱するなんて許せない」

なるほど、妹さんはロアの存在に何となく気づいているのか。

「騙されるな!俺がお前の兄だ!俺が遠野シキだ!!」
「黙りなさい。もう二度と兄さんを貴方に殺させはしない。私の兄さんは・・私の兄さんは貴方なんかじゃないんだから!!」

逆ギレしたのか、ロアは手を振るい稲妻を秋葉に走らせる。

晋吾は防ごうと前に出ようとするが、目の端で、剣――たしか名は黒鍵――を見た。

「きゃ!」

地面に突き刺さった黒鍵は結界を生じさせ、秋葉を守る。

「遠野秋葉さん!遠野君を連れてここを早く離れるんです!!あれが・・吸血鬼です!!」

口はやに告げるのはカソックを着たシエル。

「お、シエル。」
「晋吾様!?」
「なんか無視されてめっち
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