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FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
第3章 赤い桜編
第29話 いるかと海中探検
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?」

なんとっ!!

ト「でも海中ですからずっと潜ってるんですよね?息が続きませんよ。」

マ「大丈夫!みんなこれを飲んで。あ、ナツはこれも。」

マヤがみんなに配ったものはラムネのようなもの。

マ「それを飲めば水中でも3時間は息ができる魔法のラムネなんだ。ナツにもう1つ渡したのは酔い止めだから必ず飲んでね。」

ナツは乗り物・・・いや、今回はいるか酔いだな。

マ「1頭のいるかに2人ずつ乗って。」

私はショールと一緒に乗る。

マ「それじゃあ、海中探検にレッツゴー!!」

5頭のいるかが同時に海の中にもぐる。冷たい水の感触が心地よい。

ショ「エルザ、目を開けても大丈夫だし、普通にしゃべっても大丈夫だよ。」

そうだったな。目を開けると、たくさんの魚や海草、水面から射し込んでくる太陽の金色の光が広がっていた。

ナ「おぉーーーー!酔わねぇ!!すっげー!!」

ル「驚くのはそっちじゃないでしょ。」

リョ「うわぁーーーーー!!」

グ「すっげぇーーーーー!!」

ユ「きれ〜い。」

色とりどりの魚や海草が私たちを歓迎してくれてるみたいだ。

ウェ「なんだか、浦島太郎になった気分です。」

シャ「亀じゃなくているかだけどね。」

ト「龍宮城までいるかさんたちが案内してくれるかもしれませんね。」

シャ「絶対ないわね。」

大きな魚や小さな魚が優雅に泳いでる。

ハ「んまー!んまっ!んまっ!んまーーー!」

ナ「うまそうだな。」

マ「食べたらだめだよ。」

ナ&ハ「ガーーーーーン・・・」

やれやれ・・・

リョ「おっ!タコだっ!!」

リョウがタコを捕まえようとすると・・・

ブシューーーーーッ!!

リョ「おわっ!!?」

いきおいよく墨をかけられ、リョウの顔は真っ黒だ。

ル「リョウ、大丈夫?」

リョ「ギャアアアアア!!な、何にも見えねぇ!!ルーシィどこだぁ〜!?」

リョ以外「アハハハハハハハハハハ!!」

みんな大爆笑!!

ショ「あっ!みんな、あれ見ろよ!」

ショールが指差したものは・・・

エ「クジラだっ!!」

私たちの真上をゆうゆうと泳いでいくクジラだった。

グ「バカデカイクジラだな。」

ユ「どこ行くんだろうね?」

グ「さぁな。」

私たちは海中探検を満喫した。

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だが、楽しい時間はあっという間に過ぎていった。

ト「マヤさん、そろそろ3時間が経つんじゃ・・・」
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