暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第百十話 バランの戦い
[2/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
かないし」
 こう話してであった。彼等はそのまま進む。そしてだ。
 遭遇予想ポイントになるとであった。
「よし、全軍出撃だ」
「総員戦闘配置」
 早速戦う陣形に入る。その彼等の前にだ。
 あの巨大なヘルモーズが出て来た。そしてだった。
「前回は不覚を取ったがだ」
「今度はどうだろうね」
 ジュデッカ=ゴッツォとレツィーラだった。彼等が言うのだった。
「今度はそうはいかん」
「こちらも援軍を呼んで来た」
「援軍!?そうか!」 
 トウマがその言葉にすぐに反応を見せた。
「あいつが来たんだな、やはり」
「むっ、わかるというのか」
「ああ、わかるさ」
 トウマはジュデッカ=ゴッツォに対して答えた。
「バランだな、バラン=ドバンだな」
「そうだ」
 まさにだ。その通りだと答えるジュデッカ=ゴッツォだった。
「読んでいたというのか」
「あいつなら出て来ると思っていた」
 ミナキに告げた言葉と殆ど一緒であった。
「必ずな!」
「そうか、それならばだ」
 ジュデッカ=ゴッツォは全軍を出撃させながら述べる。
「話は早いな」
「じゃあいいな」
 エツィーラも言う。
「バラン=ドバン、いいね」
「うむ!」
 こうしてだった。ペミドバンが戦場に姿を現したのであった。
 その姿を見てだ。と馬が言う。
「来たな、バラン!」
「黙れ!」
 しかしだ。ここでドバンはトウマに怒鳴るのだった。
「貴様にその名を呼ばれる筋合いはない!」
「何っ、どういうことなんだ!?」
「これは一体」
「トウマがわからない!?」
「まさか」
「わしはバラン=ドバン!」
 ドバンは名乗る。己から。
「陛下を御守りする近衛軍司令官よ!」
「それはわかっている!」
「わかっているならなぜわしの名を呼ぶ!」
「本当に俺を知らないのか!」
「知らん!」
 こう返すバランだった。
「貴様が帝国の敵だということはわかっておる!」
「くっ、まさか!」
「その様だな」
 ゼンガーが歯噛みするトウマに対して話した。
「あの男は今はだ」
「洗脳されているんですね」
「そうだ」
 まさにだ。その通りだというのである。
「今は御前の言葉も届かぬ」
「まさかあの女が」
「間違いないな」
 今度はレーツェルがトウマに答える。
「エツィーラ=トーラー、あの女がだ」
「くそっ、何て奴だ」
「しかしだ」
 ゼンガーは歯噛みするそのトウマに対して話した。
「その洗脳を解く方法はある」
「戦い、そして」
「勝つのだ。そしてその心をぶつけるのだ」
「それでバランはまた」
「行くのだ!」
 ここでゼンガーは確かな声で告げた。
「そして御前の心を見せるのだ!」
「わかりました、それなら!」
「だが覚悟するのだ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ