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混沌の魔術師と天空の巫女
第3章 エドラス編
エドラスの父さんと母さん
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「いただくわー。」

俺は早速カレーを食べてみた。

「おいしい・・・!」

「よかった。一応中辛だけど、大丈夫そうだね。」

「はい。」

「もぐもぐもぐ。」

エドラスの父さんと母さんだけど・・・

「(すごく・・・懐かしいな・・・。)」





























8年前・・・

「父さ〜ん!」

7歳の俺がそういう。俺の父さんは見た目は黒い鱗と赤い眼が特徴のドラゴンで、
無口でクールな性格だけど、母さんと2人(?)きりの時は結構デレている。

「何だ?」

「母さんがね〜。今日の光の滅竜魔法、うまかったって褒めてくれたよ〜!」

「そうか。」

父さんは少しほほ笑んだ。

「コージ〜!あなた〜!ご飯よ〜!!」

「は〜い!」

「わかった。」

俺と父さんは母さんの所へ行った。

「今日は魚だ〜!」

「ちゃんと残さず食べるのよ。」

「は〜い!」

母さんの言葉に俺はそう返事をする。
母さんは綺麗な青い眼ととても白い身体が特徴のドラゴンで、
とても穏やかな性格だけど・・・キレるととっても怖い・・・。

「野菜もあるから食べるんだぞ。」

「は〜い!」

父さんの言葉に俺はそう返事をした。



































「(本当に・・・こんなだったな・・・。)」

俺はそう思い、カレーを残さず食べました。




































「ふ〜う、いいお湯だった!」

「それはよかった。」

エドラスの父さんが風呂を沸かしてくれた。

「今日はゆっくり寝なさい。」

「はい。お休みなさい。」

「はい、お休み。」

俺はそう言い、俺が寝ていた部屋へ行った。



「・・・・・・。」

俺は部屋に入ったら、すぐに・・・泣いてしまった。

「父さん・・・母さん・・・会いたいよう・・・会いたいよう・・・!!」

何でいなくなったかはわからないけど・・・何か忘れている事があるんだけど・・・
エドラスの父さんと母さんに会い、懐かしくって、悲しくって・・・俺は涙が止まらなかった・・・。

「ううっ・・・うううっ・・・っ。」

俺は涙を手で拭いた。

「ナツさんや・・・ウェンディだって、会いたいんだ・・・
 俺がここでこうなる訳にはいかない・・・明日には・・・次の事を考えないと・・・。
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