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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
EpilogueYマイスターだ〜い好き?byアギト&アイリ
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書類の整理くらいだけど。でも、たったそれだけでも嬉しい。マイスターと一緒に居られる時間が。手伝えて助けになれることが。あたしは棚に収められた薬品や備品の在庫を確認していて、

「マイスター。ここ、殺菌消毒液(エタノール)のところ、何て書けばいいの?」

そしてアイリは机に座って、書類記載の手伝い中。書き方をマイスターに教わりながら書いてる。あたしも昔、モニカやルファと一緒にマイスターから教わった。ふふん、先輩だよ。

「ん? エタノールか。・・・アギト、エタノールの在庫、判るか?」

「あ、ちょっと待って。えっと・・・・」

胸に抱えてる在庫確認の書類をパラパラ捲って、「あまり無いよ、マイスター」在庫状況から見てそう答えておく。マイスターに「ありがとう、アギト」ってお礼を言われて、顔がふにゃあ?ってなる。アイリはマイスターに言われるままに机に座って書類にカリカリ書いてく。そうやって在庫確認も終わって・・・

「やる事なくなっちゃったね、マイスター」

アイリは患者さん用の寝台の上にうつ伏せで寝転がって両足をパタパタ交互に上げ下げ。あたしはお姉ちゃんとして「アイリ。はしたない」スカートの裾から出る雪みたいに白い肌をした脚をペチッと叩く。

「きゃっ? 何するのアギトお姉ちゃん!」

「そんな足をパタパタさせてると、スカートの中がマイスターに見えるよ。いいの?」

マイスターをチラッと見ながらそう訊く。アイリだって女の子。恥ずかしさくらい持ち合わせてるはずだし。アイリは「う〜ん」って唸りながら寝台の上で膝を抱えて座って、両膝の上に顎を乗せた。視線はマイスターに釘付け。そして「うん、いいよ。マイスター、見てみ――ぎゃんっ!?」お馬鹿な事を言いそうだったアイリにお仕置き。持っていた書類の束で頭をバシッと結構本気で一発叩く。

「いっったぁ〜〜い! マイスターっ、アギトお姉ちゃんがアイリを叩いた!」

「いや、さすがに仕方ないぞ。アイリ。女の子はそんなこと言ったらダメだ。そういうはしたない事を言ったりやったりする娘は嫌いだ」

ほら、マイスターだってそう言ってるし・・・って、「うわぁ〜〜ん、ごめんなさ〜い! 嫌いにならないでぇ〜〜〜!」アイリが大泣きし始めた。あたしとマイスターはビックリ。寝台の上でジタバタ暴れるアイリに、あたしは「アイリ!?」オロオロ。
マイスターも「ならない、ならない! 嫌いにならないから! 大好きだよ、アイリ!」って慌てながら、アイリをギュッと抱きしめた。あ、いいなぁ。マイスターに抱きしめられて泣き止んだアイリは「ホント?」って訊いて、

「本当だとも」

「よかったぁ・・・」

「むぅ。アイリだけずる〜〜い! あたしも!」

マイスターとアイリに向かって両腕を広げて突進、ピ
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