暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
スーパーロボット大戦OGs
0094話
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リュウセイ、ライ、アラド、レオナの声が聞こえてくる。

「さて、今回はリュウセイ・ダテが言う通り5対1だからな。今までのように手加減はしてやれないが、覚悟はいいな?」
「って、俺の名前を知っている!? どこかで会った事あるか?」
「先程も言っただろう? 俺を倒してみせたら何でも質問に答えてやる、と。では……行くぞ! T-LINKシステム、フルコンタクト!」
「T-LINKシステムだと!?」

 ライの驚く声を無視して、T-LINKシステムへと念動力を流し込む。それにより増幅された念動力が、触感に近い第六感となり周囲の空間を把握して空間内に存在する敵機の細かい動きも捕捉可能になる。念動力による結界とも言えるこの空間。H×Hの念の技術の1つ、円のようなものだと言えば分かりやすいだろうか。
 念動力LV.10の俺だからこそ出来る技、と言ってもいいかもしれない。

「まずは散らばって貰おうか!」

 クロノスからビームガトリング砲とリニアレールガンの砲身を展開。武器ラックからガン・レイピアを取り出し5機相手に特に狙いを付ける事もなく撃ち放つ。

「ちぃっ、全機回避だ! 回避しきれない機体はグルンガストの後ろに回れ!」

 イルムの指示に従い、R-1とヒュッケバイン008Lは見事に攻撃を回避する。R-2パワードは多少装甲を削られながらもグルンガストの後ろへ。グルンガストはその頑丈な装甲を活かして攻撃に耐える。その4機に関してはダメージは最低限に抑えたと言ってもいいだろう。だが。

「うわっわああぁぁぁぁぁぁあっ!」

 回避行動が遅れたアラドのアルブレードは右脚をガン・レイピアのビーム弾に貫かれ、バランスを崩して地面に倒れ込んだ所にビームガトリング砲の細かいビーム弾で打ち据えられる。
 幸い1撃1撃の威力は低いビームガトリング砲なので生命に別状はないだろうが、機体は右脚と左腕が破壊されている。少なくてもこの戦闘でこれ以上戦うのは不可能だ。
 そんなアラドへと通信を送る。

「ふん、こんな所でやられているようでは、ゼオラを助け出すのは諦めた方がいいかもな。大人しくアギラの玩具にされている彼女を眺めていろ」
「なっ、あんたゼオラを……」
「己の欲しい物を手に入れるには強さが必要だ。特にあのアギラから己の相方を取り戻すのならな」

 アラドにそこまで言った時、念の結界に反応を感じ機体を後方へと移動させる。

「T-LINKナッコォっ! って、あれ!?」

 その叫びと共に突っ込んできたR-1の攻撃がつい数秒前までグロウセイヴァーがいた場所を貫くが、既にそこに俺の姿はない。

「ファイア・ダガー発射」

 そのR-1の背へと向けてファイア・ダガーを発射する。だが、リュウセイも念動力者だけありT-LINKシ
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