暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
スーパーロボット大戦OGs
0094話
[3/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
オンが2機に……ヒュッケバイン!? しかもあれは008L、か?
 原作の展開を思い出す。……そういえば、リクセント公国でリンからレオナへと渡されたのか。
 レオナ、か。あちらの世界ではユーリアと共にトロイエ隊で俺達シャドウミラーへと戦いを挑んできたな。戦ってから時間はそう流れていない筈なのに、やけに遠く感じられる。
 そんな事を考えている間に、あちらも攻撃準備が整ったのだろう。こちらへと銃口を向けてくる。
 さて、このまま撤退するか? いや、シロガネは損傷したまま撤退している。このままだとハガネに追いつかれて奪い返される可能性があるな。となるともう少し時間稼ぎが必要か。

「ここでハガネの足を止める。各機、攻撃開始。尚、スレイ少尉はそのまま後退。シロガネの護衛をしろ」
「何を言う、大尉! 私はまだ戦える!」
「軍隊に入ったのなら上官の命令に従え。それにトドメをさすのを躊躇うようでは無理だろう。もう1度だけ命令する。このまま後退してシロガネの護衛をしろ。それで今回の命令違反は不問にしてやる。だが、これ以上命令を無視するのならバン大佐に報告をせざるをえなくなる。……テスラ研奪還の戦闘に参加できなくなる可能性があるが、それでも構わないというのなら好きにしろ」
「……くっ! ……了解、した。シロガネの護衛をさせてもらう」

 悔しそうに顔を歪ませながらも、大人しく撤退していくスレイ。
 それを横目で見ながら、通常周波数でハガネの部隊へと通信を送る。

「さて、お前達には今暫く時間稼ぎに付き合って貰おうか。以前と比べてどの程度腕が伸びたのか見させて貰おう」
「インビジブルマンさんよ、あまり俺達を甘く見ていると後悔するぞ? 今日こそはこちらの疑問に答えて貰うからな」

 返事を返してきたのはグルンガストに乗っているイルム。その声には強い戦意が感じられる。

「前にも言ったな? 俺を倒してみせろ。そうしたら何でも疑問に答えてやろう。W1からW10までは2機で1機に当たれ。5機は俺が受け持つ。各機攻撃開始!」

 俺の命令に従い、エルアインスと量産型ゲシュペンストMk-Uが2機でコンビを組み敵のゲシュペンストMk-U2機と、シュッツバルト、フェアリオン2機へと攻撃を仕掛ける。
 そうなると俺の相手はR-1、R-2パワード、アルブレード、グルンガスト、ヒュッケバイン008Lか。

「おいおい、5機を1機で相手にしようとするのは幾ら何でも俺達を甘く見すぎてはいないか?」
「油断するな。敵はインビジブルマンだ。聞いた話だと奴等1部隊でアフリカから撤退した残存部隊を殲滅したらしい」
「マジっすか!? と言うか、俺がアースクレイドルにいた時はあんな部隊見た事ないんすけど」
「どちらにしても、油断していい相手じゃなくてよ」

 
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ