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混沌の魔術師と天空の巫女
第2章 妖精の尻尾
虹の桜
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俺は(エーラ)を使い、雲の上まで飛び、太陽の光を食べていた。

「よーし、これだけ食えばもう大丈夫だ。早く皆と合流するか。」

俺は全速力で下へ降りた。光になっていくと雪崩が起きるからやめておく。




























その頃、ウェンディ達は・・・

ピピピピッ、ピピピピッ

「時間です。それでは御機嫌。」

言葉と同時にホロロギウムは消えた。

「っ!寒!!」

「う、い〜!!」

「おいおい・・・。」

「お前達もちゃんと探さないか!」

「だって〜!」

「いたいたお〜い!」

その声の主はコージだった。

「コージ、あんたどこに行ってたの?」

「すまんすまん。雪山へ行くんだったら太陽の光を食べてたんだ。」

「太陽の光・・・?」

「太陽の光を食べると暖かくなるから。そこの2人のためにもね。」

俺はルーシィさんとウェンディを見て、そう言った。

「今暖めてやる、こっちへ来な。」

「わ、わかったわ・・・。」

「お願い・・・お兄ちゃん・・・。」

「じゃあいくぜ。ソーラー・ブレス。」

俺は2人にブレスを吹きかけた。
そのブレスは光竜の咆哮とは違った光で、暖かな熱を感じさせた。

「暖かい・・・!」

「本当、暖まるわ!」

「太陽の光を食べるとできるのさ。」

「へぇー、中々便利じゃねーか。」

見ていたグレイさんはそう言う。

「ふん、ふん・・・お、臭うぞ。これぜってぇ薬草の臭いだ!」

「相変わらず、凄い鼻だね。」

「ふん、ふん・・・確かに・・・なんか草の臭いはするけど・・・。」

「コージの鼻も中々のものよ。」

「てか、あんた、その薬草の臭い嗅いだ事あるわけ?」

「いーや、嗅いだことねぇけど間違いねぇ!」

「確かに・・・よく嗅げば、なんかそれっぽい臭いはするけど・・・。」

「行くぜハッピー!!」

「あいさー!!」

ナツさんは全速力で走って行った。ハッピーはその後を追う。

「ちょ、ちょっと!」

「たく、セッカチ野郎め。」

「とにかく、ついて行く事にしよう。あいつの鼻は侮れないからな。」

「気のせいかしら、凄くいや〜な予感がする・・・。」

「シャルルの勘はよくあたるよねぇ。」

「そうだねぇ。」

「確かにな。」

「ぬおおおおおおおぉぉぉぉぉ!!!」

「うおおおおぉぉぉぉぉ!!!」

「あったあー!!!!」

「あーい!!」

「早!」

「早い事はいいことだ。」

「流石だな。」

「そうすね。」

「ナツさ
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