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混沌の魔術師と天空の巫女
第2章 妖精の尻尾
虹の桜
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「「「「「うわぁーーーー!!!」」」」」

ジュビアの水によってギルドが水び出しになった。

































ハコベ山にて・・・

「開け!時計塔の扉、ホロロギウム!」

ルーシィの言葉と同時に柱時計のような形をした星霊が現れた。

「私またここへ来ちゃった、寒過ぎる〜!・・・と申しております。」

「寒いですねぇ。」

「ウェンディもこっちへ来たら?風邪ひいちゃうよ?・・・と申しております。」

「そうですか・・・?じゃあお言葉に甘えて。シャルルとミントは?」

「全然平気よ。寒さなんて心構え1つでどうとでもなると思うよ。」

「私も大丈夫だよ〜!」

「空模様も落ち着いてきたようだ。」

「腹減ったな〜。」

「暖か〜い・・・!」

「は、早く帰りたい・・・!」

「くそ、こんなにも積もってると歩きずれぇなぁ!」

「それ以前に服を着ろ!」

「うぉっ!!」

「ね〜ぇナツ、そんな便利な薬草って本当にあるのかな?」

「さ〜あなぁ、依頼書に書いてあったんだからあるんだろ?」

「だってさぁ、お茶に煎じて飲んだり、ケーキに練りこんで食べれば、
 魔導士の魔力を一時的にパワーアップするなんて、
 オイラは眉唾ものだ思うんだよ。ほら、うまい魚には毒があるって言うでしょう?」

「それをいうなら、うまい話には裏がある。」

「うおぉ〜!エルザに突っ込まれた!!」

「効果はともあれ、依頼はこの山の薬草の採取だ。
 ついでに多めに採れたら明日のビンゴの景品にしよう。皆喜ぶぞ。」

「お〜い、薬草!いたら返事しろ〜!!」

「するかよバーカ。」

「んだとコラァー!!」

「思った事何でも口にだしゃあいいってもんじゃねーだろ。
 しかも、テメェのは意味わかんねぇのばっかだし。」

「ほぉ〜う・・・やるのか!このカチコチパンツ王子!!」

「やるのかこのダダ漏れちょこび野郎!!」

「やめんか!」

「「あーい!!」」

「あ〜、早く仕事終わらせて帰りたいなぁ。
 明日のお花見の準備したいのに・・・。」

「私もすごい楽しみです!」

「そう言えば、コージ君はどこへ行ったの?」

「何か、雪山へ行くんならちょっと準備する事があるって
 どこかへ行っちゃったんです。」

「どこへ行ったんだろ・・・?」

「・・・と申しております。」
























その頃、コージは・・・

「があーーーーーーーっ。」


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